大事件ばかりがニュースではない。生活で役立つニュースを厳選、今回は反響の大きかった記事より、いま再び話題になっている記事に注目し紹介する!(集計期間は2018年1月~2023年12月まで。初公開日2022年6月22日 記事は取材時の状況) * * *
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。
今回は夏によく見かけるNGスタイル。おしゃれになりたいわけじゃないけど、「ダサくみられたくない」。多くの人が思うことでしょう。
今回は夏にやりがちなダサNGスタイル、こうならないようにぜひ一読してみてください!
◆ダサくなる男の共通点①「季節感なさすぎる」
まずは季節感。夏に夏らしい服を着て、冬に冬らしい服を着る。これはおしゃれ以前の大前提です。
おしゃれかどうかの判断には一定のリテラシーが必要です。何も服に興味のない男性からしたら、「誰がどうおしゃれなのか」イマイチわからないこともあるでしょう。
しかし、「季節感」だけは子供でもおじいちゃんでも理解できます。誰が見ても変であることに気づけるわけで、季節感を逸脱することはおしゃれから最も離れる行為であると覚えましょう。
「別に夏にコート着たりしないし、季節感なんて大丈夫だよ」
そう思うかもしれませんが、たとえば夏なのにブーツを履いたり、夏なのに起毛感のあるウールのキャップを使ったり街を歩いていると稀に見かけるもの。
◆足元はサンダルすると涼しげな印象に
どんなにかっこいいコーディネートだとしても夏には夏らしいもの、冬には冬らしいものを心がけないとおしゃれかどうかより違和感が先に立ってしまいます。
たとえば、上下黒の冬っぽいカラーコーディネートでも小物は明るい色を入れたり、足元は素足のサンダルにしたりと涼しげな印象をどこかに入れるべし。
特に真夏日にはこの「季節感」意識してみてください。
◆ダサくなる男の共通点②「地味すぎる」
夏はトップスは無地Tシャツ、パンツは無地の黒パン、シューズはスタンスミスなんてシンプルすぎる着こなしになりがちです。
それはそれで無難でいいと思いますが、どうしても「地味」という印象もセットでついてきてしまいます。
昨今のトレンドは「Y2Kリバイバル」。色味も装飾も激しかった2000年代のトレンドがまた再びやってきています。シンプルすぎる着こなしだと殊更地味に感じやすい。
◆どこかにアクセントを加える
たとえば、無地アイテムを使うにしても、アクセサリーを足したりすることを覚えましょう。
帽子でも眼鏡でもシルバーアクセサリーでもいいのですが、何かアクセントがないと今は地味な印象が強くなってしまいます。
特にユニクロで無地アイテムばかり揃えがちな人は要注意です。
◆ダサくなる男の共通点③「夏休みの小学生すぎる」
夏になると必ず登場するのが「夏休みの小学生ルック」。短パンにTシャツにサンダルといった小学生の虫取りを彷彿とさせるスタイリング。
30代以上の大人がするとつい「とっちゃん坊や」感が出てしまいます、注意!
高温多湿の日本で短パンTシャツサンダルになりたくなる気持ちはよくわかりますが、どこかに大人っぽい要素を入れないとだらしない印象が強くなりおしゃれからかけ離れてしまいます。
◆色や素材で大人な印象を加える
たとえば、色味を黒やダークトーンのものにするだけでも十分です。同じTシャツ短パンでも少し色味を暗くするだけでも大人な印象が出るもの。
また、黒ハットなどを使うとTシャツ短パンスタイルでも少し大人なイメージがつきます。
サンダルもビーサンではなく、レザー素材のものを使うなど素材感に大人を足してあげるのも良いでしょう。
◆ダサくなる男の共通点④「インスタグラムすぎる」
最近、ありがちですがインスタで見るとかっこいいけど、現実で見ると「ごちゃごちゃしすぎ」な着こなし。写真と現実は違います。
インスタは平面の写真で見るからこそかなり派手にしないとインパクト不足になります、無地のTシャツなどはなかなか「いいね!」を押されません。
しかし、現実では派手なプリントやゴテゴテした色使いよりもややシンプルなスタイリングの方が好印象を持たれやすいし落ち着いたイメージでおしゃれにも見えやすい。
◆インスタばかり見ていると感覚がバグる
インスタ感覚で色とりどり、重ね着しまくりの着こなしで現実も歩くとどうしても違和感が出ることも……。
上手に現実とインスタを使い分けているインスタグラマーさんも多いですが、どうしても家でずっと派手なインスタ民の写真だけ見ていると感覚がバグってきて現実で突飛な服装をしてしまう。
写真はやや派手な方がよく見えて、現実はややシンプル気味な方がよく見えると覚えましょう。
◆ダサくなる男の共通点⑤「使い込みすぎる」
夏の装い一番マズいのは使い込みすぎた服。特にTシャツは2年前3年前のものを愛用し続けると首元のヨレや汚れが気になるもの。
顔まわりは特に目立ちやすいのでクルーネックなどのヨレには本当に注意。
それだけで清潔感が失われてしまいせっかく考えたコーディネートも台無しになってしまいます。
◆外出前には最低限のひと手間を加える
伸びてしまった使い込んだ服は出かける前にスチームアイロンをかけるなど一手間必要。
また、今はTシャツなどユニクロで格安良品が手に入りますから、買い換えるのも悪くないでしょう。
ビロンビロンに伸びたネックは注意が必要です!
以上、夏にありがちなNGスタイル。ぜひ振り返ってみてください!
【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。
今回は夏によく見かけるNGスタイル。おしゃれになりたいわけじゃないけど、「ダサくみられたくない」。多くの人が思うことでしょう。
今回は夏にやりがちなダサNGスタイル、こうならないようにぜひ一読してみてください!
◆ダサくなる男の共通点①「季節感なさすぎる」
まずは季節感。夏に夏らしい服を着て、冬に冬らしい服を着る。これはおしゃれ以前の大前提です。
おしゃれかどうかの判断には一定のリテラシーが必要です。何も服に興味のない男性からしたら、「誰がどうおしゃれなのか」イマイチわからないこともあるでしょう。
しかし、「季節感」だけは子供でもおじいちゃんでも理解できます。誰が見ても変であることに気づけるわけで、季節感を逸脱することはおしゃれから最も離れる行為であると覚えましょう。
「別に夏にコート着たりしないし、季節感なんて大丈夫だよ」
そう思うかもしれませんが、たとえば夏なのにブーツを履いたり、夏なのに起毛感のあるウールのキャップを使ったり街を歩いていると稀に見かけるもの。
◆足元はサンダルすると涼しげな印象に
どんなにかっこいいコーディネートだとしても夏には夏らしいもの、冬には冬らしいものを心がけないとおしゃれかどうかより違和感が先に立ってしまいます。
たとえば、上下黒の冬っぽいカラーコーディネートでも小物は明るい色を入れたり、足元は素足のサンダルにしたりと涼しげな印象をどこかに入れるべし。
特に真夏日にはこの「季節感」意識してみてください。
◆ダサくなる男の共通点②「地味すぎる」
夏はトップスは無地Tシャツ、パンツは無地の黒パン、シューズはスタンスミスなんてシンプルすぎる着こなしになりがちです。
それはそれで無難でいいと思いますが、どうしても「地味」という印象もセットでついてきてしまいます。
昨今のトレンドは「Y2Kリバイバル」。色味も装飾も激しかった2000年代のトレンドがまた再びやってきています。シンプルすぎる着こなしだと殊更地味に感じやすい。
◆どこかにアクセントを加える
たとえば、無地アイテムを使うにしても、アクセサリーを足したりすることを覚えましょう。
帽子でも眼鏡でもシルバーアクセサリーでもいいのですが、何かアクセントがないと今は地味な印象が強くなってしまいます。
特にユニクロで無地アイテムばかり揃えがちな人は要注意です。
◆ダサくなる男の共通点③「夏休みの小学生すぎる」
夏になると必ず登場するのが「夏休みの小学生ルック」。短パンにTシャツにサンダルといった小学生の虫取りを彷彿とさせるスタイリング。
30代以上の大人がするとつい「とっちゃん坊や」感が出てしまいます、注意!
高温多湿の日本で短パンTシャツサンダルになりたくなる気持ちはよくわかりますが、どこかに大人っぽい要素を入れないとだらしない印象が強くなりおしゃれからかけ離れてしまいます。
◆色や素材で大人な印象を加える
たとえば、色味を黒やダークトーンのものにするだけでも十分です。同じTシャツ短パンでも少し色味を暗くするだけでも大人な印象が出るもの。
また、黒ハットなどを使うとTシャツ短パンスタイルでも少し大人なイメージがつきます。
サンダルもビーサンではなく、レザー素材のものを使うなど素材感に大人を足してあげるのも良いでしょう。
◆ダサくなる男の共通点④「インスタグラムすぎる」
最近、ありがちですがインスタで見るとかっこいいけど、現実で見ると「ごちゃごちゃしすぎ」な着こなし。写真と現実は違います。
インスタは平面の写真で見るからこそかなり派手にしないとインパクト不足になります、無地のTシャツなどはなかなか「いいね!」を押されません。
しかし、現実では派手なプリントやゴテゴテした色使いよりもややシンプルなスタイリングの方が好印象を持たれやすいし落ち着いたイメージでおしゃれにも見えやすい。
◆インスタばかり見ていると感覚がバグる
インスタ感覚で色とりどり、重ね着しまくりの着こなしで現実も歩くとどうしても違和感が出ることも……。
上手に現実とインスタを使い分けているインスタグラマーさんも多いですが、どうしても家でずっと派手なインスタ民の写真だけ見ていると感覚がバグってきて現実で突飛な服装をしてしまう。
写真はやや派手な方がよく見えて、現実はややシンプル気味な方がよく見えると覚えましょう。
◆ダサくなる男の共通点⑤「使い込みすぎる」
夏の装い一番マズいのは使い込みすぎた服。特にTシャツは2年前3年前のものを愛用し続けると首元のヨレや汚れが気になるもの。
顔まわりは特に目立ちやすいのでクルーネックなどのヨレには本当に注意。
それだけで清潔感が失われてしまいせっかく考えたコーディネートも台無しになってしまいます。
◆外出前には最低限のひと手間を加える
伸びてしまった使い込んだ服は出かける前にスチームアイロンをかけるなど一手間必要。
また、今はTシャツなどユニクロで格安良品が手に入りますから、買い換えるのも悪くないでしょう。
ビロンビロンに伸びたネックは注意が必要です!
以上、夏にありがちなNGスタイル。ぜひ振り返ってみてください!
【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)