関西の競馬場巡り第3弾は、昨年リニューアルが終わり、2025年には開設100周年を迎える京都競馬場! そんな歴史ある競馬場のグルメを堪能してきたのでご紹介したいと思います。
◆牛タンステーキを求めて行列へ
京阪電車の淀駅を降りて、競馬場へのルートを調べようとしたらゾロゾロと歩いて行く人の姿が。駅から近い競馬場は人について行けば辿り着ける……。あるあるですね(笑)。
無事に辿り着き中にはいると「本当に競馬場?」って思うようなオシャレな建物が!
美術館とかアリーナのような外観で左手には広々としたパドック。こんな綺麗な場所で白熱したレースが開催されているとは、あまり想像がつかないような……。
さて、手始めに早めのランチから攻めていきます。広くて飲食店の数も多く、キッチンカーも出ていたりするのでかなり目移りしてしまいますが、どうしても食べたかったのは牛タン! どうやら同じ考えの人も多かったようで、お店の前には行列が……。
ゴールサイド4階の端にある「肉処だるま」は、牛タンやステーキの肉メニューとカレーやうどんも楽しめます。蕎麦ではなくうどんっていうところが京都らしさですね。ちょい飲みセットやおつまみメニューもあり、店内にはモニターもあるので昼からビール飲んでレースが楽しめます。
こちらの店は、先に食券を買って席に案内してもらうスタイル。名物はやはり牛タンステーキ!
セットで頼むのが主流のようですが、私は他のものも食べたいので単品で注文。熱々の鉄板に乗った牛タンはジューシーでほんのり甘く、肉の旨みがギュッと詰まってました。
そのままや塩だけでも十分美味しいですが、オリジナルソースが美味しい! 醤油ベースで甘味があってわさびと合わせたらぺろっと完食してしまいました。
もう一つ気になっていたのは「だるまうどん」。大海老、肉、きつねが乗ったボリューム満点のうどんです。京風だしでさっぱりしてて、大海老もでかい!
天かす(あげ玉)が別で添えられているあたりが関西だなぁって感じがしますね。盛り沢山だけどしつこくない、1杯で満足度のある「だるまうどん」でした。
◆どうしてもクラフトビールが飲みたい!
そろそろビールが飲みたくなったので、同じく4階の「Beer stand 1George」に行こうとしたら、指定席エリアの中にあったので今回は入れず。これは事前に調べておくべきだった……。
どうしてもクラフトビールが飲みたいなぁと思っていると、外のキッチンカーにビールの文字が。
キッチンカー「京都BEER BAR」ではいろんな種類のベルギービールがありました。この日は樽生が3種と瓶が3種。今回は「ブロンシュ・ド・リエージュ」のホワイトエールと、「ダブルクリーク」のフルーツビールに。ホワイトエールは口当たりが軽くさっぱりした美味しさと程よい苦味のバランスが良かったです。
フルーツビールはさくらんぼの風味! 甘さと酸味が絶妙でビールというよりカクテルのような飲みやすさでした。ビールが好きな方はホワイトエール、ビール苦手な人はフルーツビールが飲みやすいかも。キッチンカーなので、いつでも来ているわけではないかと思いますが、もし見かけたら飲んでみてほしいです!
◆絶品の「鶏スープの焼きおに茶漬け」を堪能
パドック見ながら昼間からビール飲んでいると、ほんとすべてがどうでも良くなりますよね〜(笑)。何レースか勝負しつつ、なかなか当たらないので次のグルメ探しへ。
パドックからスタンドに向かう途中で焼き鳥の文字に目を引かれたのですが、焼き鳥以外にも美味しそうなメニューが! 「焼き鳥かなざわ」で鶏スープの焼きおに茶漬けと、せせりのねぎま串カツと焼き鳥を注文しました。
焼き鳥はお酒に合う濃いめのタレ。ねぎま串カツはせせりがさっぱりなので味変にピッタリ。小腹が空いた時にこうやってちょっとずつ食べられるのもいいし、みんなでシェアしたりスタンド席で食べたり、いろんな楽しみ方ができていいですね。
そして鶏スープの焼きおにぎり茶漬けですよ! めちゃくちゃ濃厚。絶妙な塩加減で最高! それに焼きおにぎりっていう組み合わせもいいですね。まさに締めって感じで、一緒に買ったレモンサワーの酸味が後味をすっきりさせてくれました。
◆上品さが溢れる競馬場のグルメを満喫!
この日は晴天でめちゃくちゃ暑かったので、綺麗なスタンド内で涼みながらグルメと競馬を楽しみました。帰る前に緑の広場の方まで散策。子供が遊べるスペースとこちら側にもキッチンカーが出ていました。なにか冷たいものでも……と最後はソフトクリームを食べて終了。暑い日はアイスに限りますね。かき氷も食べたかったから次来たら食べたいな。
他にも餃子や京都ラーメン、たこ焼き、どて煮などいろんなグルメがありました。さらにキッチンカーも豊富だったので、いつ行っても新鮮にグルメを楽しめるのが新しくなった京都競馬場のいいところ。
広いけど飲食店のある場所がわかりやすいので回りやすく、京都の上品さが溢れる競馬場でした!
取材・文/天野麻菜(あまのまな)
【天野麻菜(あまのまな)】
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優としても活動。2022年にファースト写真集「なまのまな」(ワニブックス)が発売になった。
◆牛タンステーキを求めて行列へ
京阪電車の淀駅を降りて、競馬場へのルートを調べようとしたらゾロゾロと歩いて行く人の姿が。駅から近い競馬場は人について行けば辿り着ける……。あるあるですね(笑)。
無事に辿り着き中にはいると「本当に競馬場?」って思うようなオシャレな建物が!
美術館とかアリーナのような外観で左手には広々としたパドック。こんな綺麗な場所で白熱したレースが開催されているとは、あまり想像がつかないような……。
さて、手始めに早めのランチから攻めていきます。広くて飲食店の数も多く、キッチンカーも出ていたりするのでかなり目移りしてしまいますが、どうしても食べたかったのは牛タン! どうやら同じ考えの人も多かったようで、お店の前には行列が……。
ゴールサイド4階の端にある「肉処だるま」は、牛タンやステーキの肉メニューとカレーやうどんも楽しめます。蕎麦ではなくうどんっていうところが京都らしさですね。ちょい飲みセットやおつまみメニューもあり、店内にはモニターもあるので昼からビール飲んでレースが楽しめます。
こちらの店は、先に食券を買って席に案内してもらうスタイル。名物はやはり牛タンステーキ!
セットで頼むのが主流のようですが、私は他のものも食べたいので単品で注文。熱々の鉄板に乗った牛タンはジューシーでほんのり甘く、肉の旨みがギュッと詰まってました。
そのままや塩だけでも十分美味しいですが、オリジナルソースが美味しい! 醤油ベースで甘味があってわさびと合わせたらぺろっと完食してしまいました。
もう一つ気になっていたのは「だるまうどん」。大海老、肉、きつねが乗ったボリューム満点のうどんです。京風だしでさっぱりしてて、大海老もでかい!
天かす(あげ玉)が別で添えられているあたりが関西だなぁって感じがしますね。盛り沢山だけどしつこくない、1杯で満足度のある「だるまうどん」でした。
◆どうしてもクラフトビールが飲みたい!
そろそろビールが飲みたくなったので、同じく4階の「Beer stand 1George」に行こうとしたら、指定席エリアの中にあったので今回は入れず。これは事前に調べておくべきだった……。
どうしてもクラフトビールが飲みたいなぁと思っていると、外のキッチンカーにビールの文字が。
キッチンカー「京都BEER BAR」ではいろんな種類のベルギービールがありました。この日は樽生が3種と瓶が3種。今回は「ブロンシュ・ド・リエージュ」のホワイトエールと、「ダブルクリーク」のフルーツビールに。ホワイトエールは口当たりが軽くさっぱりした美味しさと程よい苦味のバランスが良かったです。
フルーツビールはさくらんぼの風味! 甘さと酸味が絶妙でビールというよりカクテルのような飲みやすさでした。ビールが好きな方はホワイトエール、ビール苦手な人はフルーツビールが飲みやすいかも。キッチンカーなので、いつでも来ているわけではないかと思いますが、もし見かけたら飲んでみてほしいです!
◆絶品の「鶏スープの焼きおに茶漬け」を堪能
パドック見ながら昼間からビール飲んでいると、ほんとすべてがどうでも良くなりますよね〜(笑)。何レースか勝負しつつ、なかなか当たらないので次のグルメ探しへ。
パドックからスタンドに向かう途中で焼き鳥の文字に目を引かれたのですが、焼き鳥以外にも美味しそうなメニューが! 「焼き鳥かなざわ」で鶏スープの焼きおに茶漬けと、せせりのねぎま串カツと焼き鳥を注文しました。
焼き鳥はお酒に合う濃いめのタレ。ねぎま串カツはせせりがさっぱりなので味変にピッタリ。小腹が空いた時にこうやってちょっとずつ食べられるのもいいし、みんなでシェアしたりスタンド席で食べたり、いろんな楽しみ方ができていいですね。
そして鶏スープの焼きおにぎり茶漬けですよ! めちゃくちゃ濃厚。絶妙な塩加減で最高! それに焼きおにぎりっていう組み合わせもいいですね。まさに締めって感じで、一緒に買ったレモンサワーの酸味が後味をすっきりさせてくれました。
◆上品さが溢れる競馬場のグルメを満喫!
この日は晴天でめちゃくちゃ暑かったので、綺麗なスタンド内で涼みながらグルメと競馬を楽しみました。帰る前に緑の広場の方まで散策。子供が遊べるスペースとこちら側にもキッチンカーが出ていました。なにか冷たいものでも……と最後はソフトクリームを食べて終了。暑い日はアイスに限りますね。かき氷も食べたかったから次来たら食べたいな。
他にも餃子や京都ラーメン、たこ焼き、どて煮などいろんなグルメがありました。さらにキッチンカーも豊富だったので、いつ行っても新鮮にグルメを楽しめるのが新しくなった京都競馬場のいいところ。
広いけど飲食店のある場所がわかりやすいので回りやすく、京都の上品さが溢れる競馬場でした!
取材・文/天野麻菜(あまのまな)
【天野麻菜(あまのまな)】
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優としても活動。2022年にファースト写真集「なまのまな」(ワニブックス)が発売になった。