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出産祝い、未婚で出産したシングルマザーの現役グラドルが「本当に嬉しかったもの」4選

日刊SPA! 2024年6月28日 15時51分

 2023年7月末に未婚のまま出産し、シングルマザーとなったド底辺グラドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。
 今回は、“出産祝い”について書こうと思う。「いただけるもの全てありがたい」と前置きしたうえで、いざ出産してみて「本当に嬉しかったもの」「本当に使ったもの」を紹介しようと思う。今後、出産祝いをおくる人の参考になれば幸いだ。

◆“出産祝い”はどうする?

 息子氏が生まれてもう11ヶ月。本当にあっという間すぎる。私は去年の今頃、お腹が大きすぎて寝返りも大変だった。膀胱が圧迫されて、常にトイレに行きたくて仕方なかった。

 いつもはお腹の中で激しく動き回るのに、胎動がなかった夜中は心配になって、病院に電話してしまったのも今となってはいい思い出だ。

 妊娠中はとにかく「元気で生まれてきてくれ!」しか考えておらず、自分には“出産祝い”は関係のない話だと思っていた。

 というのも筆者は会社員ではなくフリーランスである。尚且つ未婚で出産することが決まっていたので、本当によく会う親しい人や、仕事関係で密にやりとりをする人にしか出産することさえ伝えていなかった。そんな状況(未婚のままで出産)に加えて高齢出産になることもあって、万が一の場合の自分のメンタルを考えて、あまり話さないようにしていた。

 出産も記事として書いて、それがネットニュースになったことで知った人がほとんどだった。本当に不義理ですみませんでした……。
◆①高級タオル

 話を戻すが、まったく期待していなかった出産祝いだが、結局はとにかく沢山もらった。びっくりした。こんなにもらえるんだ、と驚いた。そして、いろいろもらった上で(ありがとうございます)、これは本当に良かったというものがいくつかある。

 まずは出産前にいただいたもので嬉しかったのは……何より高級タオル!

 迷ったらこの一択だと思う。これは仲良しのグラドルの清水楓ちゃんがプレゼントしてくれたのだが、正直、最初は「なんでタオル?」と思った(笑)。「このタオル知らない?」と聞かれたが、さすがド底辺。筆者は知らなかった。のちにググって、かなりの高級タオルということが判明した。

 楓ちゃんは「赤ちゃんには良いタオルがあるといいよ」と言ってくれたのだが、実際に子どもが生まれてわかったが、タオルマジで何枚あっても困らない……!

 寝返りするまでの半年くらいはソファーで転がしていたが、この楓ちゃんのタオルが触り心地が最高だし、そのうえ丈夫だし、見た目も可愛いし、超絶活躍したのだ。下に敷いて良し、毛布代わりにしても良し。

 暑がりの息子氏は今もこのタオルを布団代わりに使っている。楓ちゃんにこのタオルをもらっていなければ、息子氏は3枚999円のガサガサのタオルにしか包まれていなかったはずなのだ。いい経験をありがとう。

◆②冷凍スープ

 また出産前も出産後も嬉しかったのは冷凍スープ! これも楓ちゃんと男友達にもらったが、本当に重宝した。

 筆者は料理が苦手というか、そもそもしないことに加え、出産前は体がだるくて料理なんかしたくないどころか、トイレに行くのも面倒くさかった。産んだら産んだでやることが多すぎて、自分のご飯なんか後回しになってしまう。そんな中、スープストックトーキョーの冷凍スープには相当救われました。チンするだけで店の味。冷凍庫の場所も取らないし味の種類も沢山。ホンマに助かった。

◆③子どもではなく“私のためのもの”

 他にも嬉しかったのは“私のためのもの”。「子どものものばっかで味気ないやろ」と数人の女友達が筆者向けにもプレゼントをくれた。バンギャの友人は筆者の推しキャラであるハンギョドンのよだれかけとヘアバンドをお揃いでくれた。楓ちゃんに高級シャンプーとブラシ(書いていて思ったけど、楓ちゃんになんぼもらってるんだ……)。お世話になっている編集さんからは、ジェラートピケのパジャマ。

 自分のことを考える余裕もなかったころに、私のものをいただいてテンションが上がった。子どもを産んだら自分の自我をなくさなければ!……と勝手に思っていたので、筆者にもプレゼントをいただけたことで「自我はあってもいいんだ!」と思えた瞬間だった。

◆④現金やアマギフ

 あとは出産祝いの現金やアマギフは、本当にたっくさんいただきました!

「出産祝い何が欲しい?」と聞かれても、どんな予算感のものをねだっていいのかわからないので「何でも」と返すと、大体みんなアマギフを送ってくれた。「子どものものでもママのものでも」という一言を添えてくれる人が多くて、それにもほっこり。

 3000円のアマギフを「お礼不要です」と言ってくれることもあって、こういう気遣いもいいなぁと。あとは、赤ちゃん本舗のギフト券をLINEで送ってくれた人もいて助かりました。

 息子氏のものだと筆者が「子どもにHYSTERIC MINIを着せたい」と言ってメルカリでせっせと集めていたのを覚えてくれて、友人が新品をくれたり。あと「他にも沢山もらうだろうから」と、甚平をもらったのも嬉しかった。自分では、いい甚平は買わないだろうなと思うので。

 また、キャバクラ時代の友人はFEILER(フェイラー)のよだれかけをくれて、結局もったいなくて使わなったので後悔しています。ああ貧乏性。ほかにも大量のお尻拭きやおむつなどの消耗品も助かった〜。

 これ以外にもたっくさんいただいて、全てに感謝しかなく「私の周りってプレゼントのセンスがいいな」と改めて感じた。冒頭で「出産祝いの参考に!」と書いたはずが、ただただ思い出にひたってしまっただけのような気もするけど、どなたかの参考になれば!

<文/吉沢さりぃ>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

―[ド底辺グラドル兼ライター、未婚の母になる]―

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