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全裸にバスタオル1枚で「一緒に食べませんか?」…ラブホにフードデリバリーした男性が遭遇した“珍客”

日刊SPA! 2024年7月5日 15時53分

 コロナのまん延を機に、フードデリバリー注文は増加し、中には指名でリピートしてくれる客も少なくありません。
 今回は、ベテランフードデリバリースタッフが、配達先のラブホで目の当たりにした”スゴイ”客たちを教えてくれました。

◆定番の“露出度高め”な受け取り

 話を聞いたのは、ベテランフードデリバリースタッフの細川さん(仮名・32歳)。ラブホへのデリバリーで最も多いのが、バスタオル1枚だけの女性による受け取りだそうです。

「1回戦を終了してからおなかが空いて頼んだのか、それとも、注文してからお風呂にでも入ったのか、バスタオル1枚だけという女性がかなり多いんです。たいていは『ドアノブにかけておいてください』などの置き配が多いのですが、中にはドアを開け堂々と受け取る女性もいます。そんな時は目のやり場に困りますが、そのタイプの客に限って『ありがとうございますぅー』と、色気のある声で受け取るんです」

 デリバリー仲間の間でも、注文客の様子やエピソードを得意げに情報交換するなど、いろんな意味で“おいしい”配達先なんだとか。

◆次に多いのが“ちょっと変態”な受け取り

 特に、中年カップルに多いそうなのですが、フードの受け取り時に男性も一緒に出てくる場合があるそうです。

「最初は、わざわざ2人揃って丁寧だなと思っていたのですが、男性は常に女性の後ろに密着して立っているんです。もちろん、女性は全裸にタオル1枚で、男性の全裸が多いですね。大抵、女性は愛想よく笑顔で受け取ってくれるのですが、後ろの男性は照明の関係であまりハッキリと見えず、多くの場合、真顔だと思います。密着度が半端ないです」

 このケースについてデリバリースタッフに突っ込んで尋ねると、どうやら男女は“羞恥プレイ”を実践しているそうで、受け取る女性の表情が微妙に変化する瞬間を見逃さなかったと語っていました。

◆大きな声では言えない“女性客からの誘惑”

 ラブホと言えば、普通はカップルで利用するものですが、多様性の一貫なのか何なのか、女性1人で利用できる施設も増えているようです。

「最近では、僕らの中で一番話題になっている“お一人様ラブホデリバリー”です。女性が1人でラブホを利用していて、私たちにデリバリーを依頼するパターンです。室内には大画面のモニターやカラオケがあり、おまけにマッサージ機やゴージャスな泡風呂まであって、女性の間ではひそかに人気なのだそうです」

 そんな“一人時間”を満喫している女性たちの中には、信じられない言葉を口にすることがあるといいます。

「ズバリ言っちゃうと、誘惑されるんです。全裸にバスタオル1枚という挑発的な格好で『一緒に食べませんか』と色っぽい声色で話しかけてくるんです。何度かそのような誘いは受けましたが、さすがに何か問題でも起きたら職を失うし、他にも厄介なことが待っていそうなので我慢しました」

 ただ、友人のデリバリースタッフの中には、甘い誘惑に負け、その日のデリバリーを全てキャンセルして中に吸い込まれていったケースもあるそうです。

◆最近増加傾向にある“逆パターン”

 最近では、男性1人で利用できるラブホからの注文件数も増加傾向にあるそうです。

「男性1人で利用している場合は、雰囲気ですぐ分かるようになりました。ドアを開けて顔を出す注文主の表情がとても柔和で笑顔なんです。そういう男性に限って、品物を手渡した後世間話を必ずしてきます。そして、最後は決まって『よかったら一緒に食べませんか?』などと誘ってくるんです」

 細川さんは、同性との関係を持ったことがないし、恋愛対象は女性なので、そのような場合はいつも丁寧に断っているそうです。

「ずいぶん前にはなりますが、笑顔で断った瞬間に手を捕まれて無理やり部屋の中へ連れて行かれたことがありました。その人はすごく体格のよい男性だったので、きゃしゃの私は抵抗すらできず、無理やりベッドに押し付けられたのですが、観念したフリをしてトイレに行ったついでに猛ダッシュで脱出した経験があるんです」

 男性デリバリースタッフにとって、ラブホ向けの配達は一長一短なようですね。

<TEXT/ベルクちゃん>

【ベルクちゃん】
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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