夏は恋の季節、そこで過去5万本の記事より反響の大きかった夏のハプニング傑作選。驚きの第8位の記事はこちら！（初公開2023年7月31日 記事は取材時の状況） ＊ ＊ ＊
待ちに待った夏を彼女と迎えたカップルに起きた恥ずかしいエピソードを紹介します。
◆合コンで知り合った女神のような彼女
医療機器メーカーに勤務する慎介さん（仮名・31歳）には、数か月前から付き合い出した瑞希さん（仮名・25歳）という看護師の彼女がいます。
「瑞希の病院が営業担当の同期がセッティングしてくれたコンパに誘われたのがきっかけでした。なんというか、清楚で聡明で僕なんかにはもったいない女性なんです」
照れながらそう語ってくれた慎介さん。普段は取引先の接待で飲む機会が多くて、帰宅するのも午前様という日々が多かったようですが、彼女と付き合うようになってからは、なるべく早く帰宅するようになったそうです。
「ダラダラ取引先と飲み歩いてもあまり効果的でないことも分かり、出会いに感謝です。それに、生活スタイルを見直したことで無駄な時間が減り、その分、瑞希と会う時間も増えたんですよ。年下なのにお恥ずかしながらいつもリードされっぱなしです」
◆初めての夏に初めてのお泊まりデート
その影響なのか、慎介さんの営業成績も「以前と比べてアップした」と言います。
「僕のほうは案外融通がきくのですが、瑞希は職業柄そう簡単にまとまった休暇が取れないみたいなんですよ。ただ、運良く先輩が休みを替わってくれたりして念願の連休取得がかないました！」
嬉しそうにそう語った慎介さん。早速2人はその日から毎晩ネットで旅行情報を漁り、都心からそう離れていないリゾートホテルを見つけたそう。
「実は、瑞希は職業柄あまり遠出を好まなかったんです。特に病院施設での規則とかではないらしいんですが、担当している患者さんが気になるとか言って、結局、何かあった時に1時間以内で駆けつけられる場所をリクエストしてきたんです。でも、たまたまリーズナブルで、しかもそれほど遠くない場所のリゾートホテルの予約が取れて、2人とも超大満足でした」
◆楽しみにしていたウォータースライダー
いよいよ当日を迎えた2人。慎介さんは少しランクが上のレンタカーを準備し、都内から高速道路に乗ってホテルに向います。無事ホテルに到着すると、早速、人気のアトラクションがある屋内プール施設に行くことになったそうです。
「今回の最大の目的は”ウォータースライダー”なんです。ただ、平日を狙って行ったんですが、結構混んでいて待ち時間も30分ほどありました。このアトラクションはSNSでもかなりの評判で、瑞希も一番の楽しみにしていたんです。ま、僕はゴール地点で瑞希のベストショット撮影係ですけどね」
しばらく待っていると「シュー！ バシャ！ バシャ！ ザブン」という音とともに、瑞希さんが悲鳴を上げながら滑り降りてきました。
◆まさかのアクシデントが発生！
「僕は必死に最高の1枚を撮影しようとゴール地点で仁王立ちしていたんです。そうしたら、近くにいた男の子が『お姉ちゃん、オッパイ！』と叫ぶじゃないですか。僕は撮影に必死で何のことかさっぱりわかりませんでした」
なんと、あまりにも乱れ狂う水流と水圧でビキニのバスト部分がめくれ上がり、バストが丸出しになっていたと言います。
「ようやく事態が把握できたんです。僕は必死に『瑞希、瑞希！ ムネ、ムネ！』と近寄りながら叫びました。とにかく必死でした。少ししてからようやく瑞希も気づいてくれて胸を両手で覆ってくれて……。ほんと、神様ーって心の中で叫びましたよ」
とりあえず、瑞希さんの肩を持ちその場から逃げるように立ち去った慎介さん。
◆良くも悪くも印象に残る思い出に
その後、2人はプールサイドを通らずに、入り口近くの場所まで潜水して移動し、そこから後ろを振り向くことなく部屋に戻ったそうです。
「なんかまだジロジロ見られている感じがしたので、瑞希に合図してプールの底を這うようにして移動したんです。でも、部屋に着いたとたんにいきなり笑い出して、それに釣られて僕も大声で笑っちゃいました」
気を取り直し、翌日もプールへ足を運んだ2人ですが、もっぱら潜水を楽しみ、昨日のアトラクションには近寄らなかったそうです。でも、良くも悪くも2人にとっては絆が深まった貴重な旅行になったそうです。
＜TEXT／ベルクちゃん＞
【ベルクちゃん】
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
待ちに待った夏を彼女と迎えたカップルに起きた恥ずかしいエピソードを紹介します。
◆合コンで知り合った女神のような彼女
医療機器メーカーに勤務する慎介さん（仮名・31歳）には、数か月前から付き合い出した瑞希さん（仮名・25歳）という看護師の彼女がいます。
「瑞希の病院が営業担当の同期がセッティングしてくれたコンパに誘われたのがきっかけでした。なんというか、清楚で聡明で僕なんかにはもったいない女性なんです」
照れながらそう語ってくれた慎介さん。普段は取引先の接待で飲む機会が多くて、帰宅するのも午前様という日々が多かったようですが、彼女と付き合うようになってからは、なるべく早く帰宅するようになったそうです。
「ダラダラ取引先と飲み歩いてもあまり効果的でないことも分かり、出会いに感謝です。それに、生活スタイルを見直したことで無駄な時間が減り、その分、瑞希と会う時間も増えたんですよ。年下なのにお恥ずかしながらいつもリードされっぱなしです」
◆初めての夏に初めてのお泊まりデート
その影響なのか、慎介さんの営業成績も「以前と比べてアップした」と言います。
「僕のほうは案外融通がきくのですが、瑞希は職業柄そう簡単にまとまった休暇が取れないみたいなんですよ。ただ、運良く先輩が休みを替わってくれたりして念願の連休取得がかないました！」
嬉しそうにそう語った慎介さん。早速2人はその日から毎晩ネットで旅行情報を漁り、都心からそう離れていないリゾートホテルを見つけたそう。
「実は、瑞希は職業柄あまり遠出を好まなかったんです。特に病院施設での規則とかではないらしいんですが、担当している患者さんが気になるとか言って、結局、何かあった時に1時間以内で駆けつけられる場所をリクエストしてきたんです。でも、たまたまリーズナブルで、しかもそれほど遠くない場所のリゾートホテルの予約が取れて、2人とも超大満足でした」
◆楽しみにしていたウォータースライダー
いよいよ当日を迎えた2人。慎介さんは少しランクが上のレンタカーを準備し、都内から高速道路に乗ってホテルに向います。無事ホテルに到着すると、早速、人気のアトラクションがある屋内プール施設に行くことになったそうです。
「今回の最大の目的は”ウォータースライダー”なんです。ただ、平日を狙って行ったんですが、結構混んでいて待ち時間も30分ほどありました。このアトラクションはSNSでもかなりの評判で、瑞希も一番の楽しみにしていたんです。ま、僕はゴール地点で瑞希のベストショット撮影係ですけどね」
しばらく待っていると「シュー！ バシャ！ バシャ！ ザブン」という音とともに、瑞希さんが悲鳴を上げながら滑り降りてきました。
◆まさかのアクシデントが発生！
「僕は必死に最高の1枚を撮影しようとゴール地点で仁王立ちしていたんです。そうしたら、近くにいた男の子が『お姉ちゃん、オッパイ！』と叫ぶじゃないですか。僕は撮影に必死で何のことかさっぱりわかりませんでした」
なんと、あまりにも乱れ狂う水流と水圧でビキニのバスト部分がめくれ上がり、バストが丸出しになっていたと言います。
「ようやく事態が把握できたんです。僕は必死に『瑞希、瑞希！ ムネ、ムネ！』と近寄りながら叫びました。とにかく必死でした。少ししてからようやく瑞希も気づいてくれて胸を両手で覆ってくれて……。ほんと、神様ーって心の中で叫びましたよ」
とりあえず、瑞希さんの肩を持ちその場から逃げるように立ち去った慎介さん。
◆良くも悪くも印象に残る思い出に
その後、2人はプールサイドを通らずに、入り口近くの場所まで潜水して移動し、そこから後ろを振り向くことなく部屋に戻ったそうです。
「なんかまだジロジロ見られている感じがしたので、瑞希に合図してプールの底を這うようにして移動したんです。でも、部屋に着いたとたんにいきなり笑い出して、それに釣られて僕も大声で笑っちゃいました」
気を取り直し、翌日もプールへ足を運んだ2人ですが、もっぱら潜水を楽しみ、昨日のアトラクションには近寄らなかったそうです。でも、良くも悪くも2人にとっては絆が深まった貴重な旅行になったそうです。
＜TEXT／ベルクちゃん＞
【ベルクちゃん】
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営