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結婚相談所は知っている「いつまで経っても、結婚できない男女の“意外な問題点”」

日刊SPA! 2024年7月18日 15時50分

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
◆結婚したいのにできない人が抱える意外な原因

 4人に1人が結婚したくてもできない時代と言われていますよね。「こんなに前向きに結婚を考えてるのに運命の人に会えない……なんで?」と思ってるのだとしたら、その原因は自分ではなく、実は家族関係にある可能性があります。

 今回は結婚できない子どもを育ててしまっている親の特徴と、そんな親のもとで育ったとしても結婚する方法についてお伝えします。

 家族仲が良い悪いにかかわらず、子どもが無意識の中で結婚に踏み込めなくなるような声かけをされているかもしれません。無意識のうちにかけられている言葉があなたを結婚できない1人にしている可能性があります。

◆親の言葉が無意識のうちに与えている影響

「ずっとうちにいていいのよ」「結婚してもいつでも戻ってきていい」など、うまくいかないことを前提に話をされていたり、20代の恋愛に対して「こんな人はダメ」「こういう人はあなたに合わない」など制限をされていたりすると、その言葉は考え方に深く影響を与えてしまいます。

 さらには片親やご両親どちらかが亡くなってしまい、親の面倒を見なくてはいけない、と無意識の責任を背負っている場合なども同じく大きな影響を受けてしまっています。

 実は三姉妹の長女として育った私も中学生のときから「長女から結婚しなければ妹たちは結婚できない」という謎のルールを言われていました。

 無意識に長女としての責任を感じながら生きていたので結婚はできたものの、離婚。もちろん要因はほかにもあるとは思いますが、結婚したくてもできない人と同様、自分で決めた自分の幸せではなく、親が納得する幸せかもしれないそれを選んでるという点は共通点といえます。

◆親の呪縛を乗り越えて、結婚にまで至る方法

 家族関係は、自分にとっては当たり前すぎる世界に見えていますが、それが本当に当たり前かは社会に出てみてわかることもあるでしょう。

 では、この親の呪縛のようなものから抜け出し、結婚したい時に結婚を手に入れるためには何をしたらいいのでしょうか?

 それは「親と結婚観や将来について話し合う」ということに尽きます。「きっとこう思っているだろう」という思い込みではなく、きちんと言葉で話し合う必要があります。

 たとえば、学歴にこだわる親の元で育ったのだとしたら、「なぜ大卒じゃないとダメなのか?」「その親の価値観はどこからできあがったのか?」「もしそうじゃない人と結婚したらどうなると思っているのか?」などです。

◆本音で向き合ってみると大きく変化することも

 過去、私は200組以上の成婚をサポートしてきて、親と話し合うというチャレンジをした直後に成婚した人をたくさん見てきました。

 そのうちの一人、タケトさん(仮名・36歳)は一人っ子でお母さんと2人暮らしでした。彼はずっと「母と住んでくれる人か、近くに住んでくれる人」という条件を持っていて、婚活も3年経とうとしていたとき、お母さんと結婚観や将来について話してみることを勧めました。

 タケトさんがお母さんに「もし僕が結婚したら一緒に住む方がいいよね?」と聞いたところ、お母さんは「え? なんで一緒に住むの?」と言ったそうです。結果、あなたが結婚するならどこに住んでもいい。私は1人でも楽しいということを言われ、タケトさんが勝手に背負っていた荷物がおろすことができました。

 その1か月後に出会った方と成婚。

 実は結婚できていない理由は自分ではなく親にあるかもしれない。他責に考えるのではなく、精神的に自立することを意識してみてくださいね。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

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