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フィリピン、タイ、中国に“現地妻”がいる53歳男性。勢いでマニラとバンコクに子供も「後悔はない」

日刊SPA! 2024年7月29日 8時52分

 妻や恋人の目が届かないのをいいことに、単身赴任先でハメを外す男性は少なくない。他の女性と半同棲状態で近所から夫婦だと思われていた、なんてケースもよくあることだ。
 機械メーカーに勤める三沢達朗さん(仮名・53歳)は今年で入社30年目。現在は国内勤務だが、ほぼ半分の14年を海外駐在員として過ごしてきた。しかも、これまでの赴任先のフィリピン、タイ、中国のすべてに現地妻がいたという。

◆マニラとバンコクには現地妻との間に子供も

「異国の地で男一人はやっぱりさびしいじゃないですか。赴任先が欧米なら最初から諦めたかもしれませんが、アジアの女性とデキちゃう日本人男性が多いのは知ってましたし、自分にもチャンスがあるのではと思ったんです」

 しかも、32歳から5年間暮らしたマニラでは、11歳下のカラオケパブ嬢との間に第一子が誕生。さらに37歳から4年間過ごしたバンコクでも14歳下のマッサージ嬢との間に第二子をもうけている。

「フィリピンの子は連れ出し禁止のお店でしたが、通っているうちに仲良くなって連絡先を交換。食事に誘い、そこから男女の仲になるまで時間はかかりませんでした。タイの子もマッサージといってもいかがわしい系の店ではなかったため、同じ方法でアプローチしました。けど、私は結婚する気も子供を作る気もなかったんです。酔った勢いで行為をしたこともあったため、その時にデキちゃったみたいで……」

◆養育費はしっかり支払い関係良好

 それぞれ相手女性との関係は、任期満了で現地を去るタイミングで終了。逃げたと見られかねないがあらかじめ話をしており、了承してもらっているとか。

「渋々応じたのかもしれませんが、子供はちゃんと認知して養育費も払いました。それに現地を離れてからも定期的に子供とは会っています。どちらの女性も現在は新しいパートナーがいますが、会えば普通に話はしますし、関係は悪くないと思いますよ」

 駐在員の場合、日本と現地法人の両方から給料が発生し、国内勤務より収入が大幅に増えるのが一般的。これに加えて、三沢さんには資産運用による収入もある。また、20代のころに結婚歴が一度あるが、その女性との間には子供がいなかったため、経済的にはある程度余裕があったそうだ。

◆一度の離婚で「生涯独身を決めた」

「一応、言っておくと離婚原因は私の女性問題ではありません。婚姻中はそういうことは一切しませんでしたし、むしろ嫁の浮気が原因だったので。ただ、同じ家に誰かと一緒に住んだり、義両親や向こうの親戚と付き合うのも面倒だと感じてしまった。結婚にはつくづく向いてないと感じ、離婚後は生涯独身でいようと決めて今日に至っています」

 とはいえ、フィリピンもタイも親兄弟や親族のつながりの強さは日本以上のような気もするが……。

「どちらも実家は遠方で会う機会は滅多になかったし、そもそも赴任中限定の事実婚みたいな関係です。そこは割り切って仲良くやっていたつもりです」

◆中国の女性とはうまくいかず

 だが、43歳から5年間住んでいた中国・広州で付き合った事務員の現地女性は嫉妬深い性格だった。すでに男女の関係にはなかったがフィリピンやタイの女性と子供のことで連絡を取り合うことも嫌がり、ヒステリーを起こすことも一度や二度ではなかった。さすがに耐えられなくなり、1年半で別れることにしたそうだ。

「タイの女性と付き合う時、前の赴任先(フィリピン)で別の女性と交際していたこと、子供がいることは話しましたが、すでに関係が終わっていたので彼女はあまり気にしていませんでした。だから、意外と平気なのかなと勘違いしましたが、やっぱり全員がそういうわけじゃなかった。ほかの中国の子も気の強そうなタイプが多かったため、関係を持っても深入りしないように気をつけていました」

◆国内勤務に戻った現在は人妻と不倫中

 そう話すように上記で触れた3人とは別に身体だけのセフレのような関係の女性も複数いたが、その数は長い駐在員生活の間に約10人。フィリピンやタイでも事実婚の相手とは別に常時1~2人はいたそうだ。

「会うたびにお小遣いやプレゼントをあげていたからパパ活みたいなものです。後腐れがなくて楽ですし、今となっては最初からこれだけにしておけばよかった気もしますけど」

 コロナ禍を機に当時の赴任先だった中国から戻り、現在もそのまま国内勤務。すでに50代前半となったが、今もひと回り年下の人妻と逢瀬を重ねるなどまだまだお盛んだ。

「その女性とはマッチングアプリで知り合ったのですが、月1~2回のペースで会っています。あくまで身体だけの関係ですが、すでに1年ほど続いています。彼女は旦那バレを心配していますが、私はそこまで気になりません。もしバレても数百万円の慰謝料を払うだけの蓄えはありますから」

◆女性をバカにしていると言われても仕方ない

 世の女性たちを敵に回しそうな生き方を貫く三沢さんだが、「その通りだし、女性をバカにしていると言われても仕方ないと思います」と反論するそぶりも見せない。

「後悔は全くないですね。20代のころからこうしていれば、と思ったことはありますけど(笑)」

 関係を問わず、常に誰かしらパートナーがいるのはある意味スゴいことなのかもしれないが……。

<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

―[奇妙な男女関係]―

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