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「小学校の体育館裏で…」38歳女性教師がハマった“密会のスリル”。夫に不満はないけど…――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! 2024年8月3日 15時44分

夏は恋の季節、そこで過去5万本の記事より大反響だった禁断の恋にまつわる話をピックアップ!(初公開2023年5月20日 記事は取材時の状況) *  *  *

 子どもたちに道徳的な教育をおこなう教師という立場でありながら、背徳感に快感を覚え、関係を絶ち切れずにズルズルと闇落ち中。今回は、そんな状況に悩む三村百合さん(仮名・38歳)に話を聞いた。

◆教育大学を出て、教師に

「小学生の頃から教師という職業に憧れがあり、大きくなっても迷ったことはありません。教育大学のときに知り合った夫とは大学卒業後、すぐに結婚しましたが、周囲のサポートも手厚く、夫がいい人だったこともあって不満はありませんでした」

 夫は明るく朗らかな人で、いつも周囲の顔色をうかがって、意見を言えずにいるときも気持ちを察し、百合さんの責任や負担にならないよう配慮しながら代弁。百合さんが気持ちよく過ごせるような環境づくりをしてくれた。

「刺激というものはありませんでしたが、穏やか。一男一女にも恵まれ、子どもの成長と夫がときどきサプライズで作ってくれるガパオライスやビーフストロガノフなどの外国料理を楽しみに生きていました。とても満たされた毎日だったのです」

◆赴任先で出会った35歳男性教諭

 けれど、そんな生活は一変する。それは百合さんが、ある小学校へ赴任したときのこと。赴任先の小学校で4年目勤務に入った男性教諭Tさん(35歳)との出会いだった。Tさんは真面目で寡黙。赴任したばかりの百合さんにも親切にしてくれた。

「これまでにも赴任経験は何度もありましたが、そのときはコロナ禍。わからないことや戸惑いも多く、気づけば彼を頼るようになっていました。Tが親身になってくれるから、また頼りたくなる。そういう自然な流れで、距離が縮まっていったのです」

◆体育倉庫で2人きりになって…

 ある日の放課後、2人で体育倉庫を片付ける機会があり、たまたまTの手が百合さんの胸に触れてしまうというハプニングがあった。このときは“ハプニング”だと思っていただけで、のちにTの作戦だったことが発覚している。

 Tはすぐに、「あっ……すみません」と謝罪。「いえ…」と反応した百合さんだったが、このとき心臓はものすごい速さで鼓動を打っていたという。そして小学校の頃、初恋の人が近くに来たと同じぐらいドキドキし、モジモジしている自分に気づく。

「次の瞬間でした。Tが私の両腕をギュッと掴み、そっと唇を重ねてきたのです。いつもは子どもたちを指導している体育館の倉庫で、です。頭の中が真っ白になりました。そして、全身がカーッと熱くなっていくのに気づいたのです」

◆「ここでは、さすがに最後までは無理だよね」

 相手は、同じ小学校で働く教師。抵抗すれば、すぐに解放されるだろう。そんなことを頭の片隅で考えながらも百合さんは、無抵抗のままカラダを任せていた。Tさんは、その反応に応えるように百合さんの太ももをゆっくりと撫でまわす。

「すごく興奮しました。ここは教え子がいる学校の敷地内。しかも私は、既婚者。相手のTにも妻子がいる。絶対にこんなこと、許される行為じゃない。そう強く思いました。…それなのに、そう思えば思うほど理性が抑えられなくなっていく自分がいたのです」

 ブラウスのボタンに手を伸ばしたTを誘導するように、意図的にカラダの力を抜く。けれど、「ここでは、さすがに最後までは無理だよね」と言われ、手を止められてしまう。それが、たまらなく百合さんを興奮させた。

◆ホテルで体を許してからは学校でも…

「それ以降Tは、バレないように学校でボディタッチをしてくるようになったのです。夫に抱かれていても、頭に浮かぶのはTのことばかり。モヤモヤのようなものが我慢の限界に達していたとき、Tは『ホテルへ行こう』と誘ってきました」

 そして誘われるままホテルへ行き、カラダを許してしまう。そして、Tとの行為はもちろん、誰もいなくなってからの体育館裏や校庭でのキス、イチャイチャがクセになり続けている。

◆「こんな私は、俗にいう変態かもしれません」

「ダメなこと。わかってはいるけれど止められません。Tから『ごめん。赴任してきたときから、狙ってた。興奮する』と耳元で囁かれるたび、『私も』と答えて発情してしまいます」

 百合さんは、「もういまの状況から抜けられないと思えば思うほど、興奮します。こんな私は、俗にいう変態かもしれません。でも、禁断の恋をしている人のなかには、私と同じようにスリルや罪悪感に興奮する人も多いのではないかと思います」と静かな口調でそう言った。

 さらに、「いつ、旦那にバレるのか。そしてそのとき、家族はどうなるのか。考えるだけで申し訳なく思う反面、ゾクゾクが止まりません」と付け加えた百合さん。やってはいけない刹那的な快楽に、彼女が後悔する日は来るのだろうか……。

<取材・文/夏川夏実>

【夏川夏実】
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5

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