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妻が密会する相手は、なんと息子の同級生…地味で真面目な40代女性に何が起きた?――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! 2024年8月4日 15時44分

夏は恋の季節、そこで過去5万本の記事より大反響だった禁断の恋にまつわる話をピックアップ!(初公開2019年3月10日 記事は取材時の状況) *  *  *

 妻が他の男性としていたら……。たんなる火遊びでは済まされないが、その相手によっては自分だけではなく、身内が深く傷ついてしまうこともある。

 50歳近くの中年には見えないほどスマートで、やり手ビジネスマンの風格漂うSさん(47歳)。最近まではなんの問題もなく、家族3人で仲良く暮らしていた。ところが、妻が息子の成人式を機に激変。まさかの“寝取られ騒動”が勃発する……。

◆幸せな家庭が息子の成人式を機に激変…

 24年前にSさんは結婚した。お相手は大学の同級生で、真面目が取り柄の地味っ子さん。そこそこ知られた大企業への就職を果たした彼は、大学卒業から程なくしてゴールイン。

「当時はバブルのおこぼれがギリギリ残っていまして、それなりの大学さえ出ていれば、就職に困ることはなかったんです」

 一方で、妻は望んだ仕事にありつけず、結婚を機に専業主婦になったという。

「別に小さなマンションに二人で暮らすぶんには不自由ありませんでしたし、妻も納得していましたから」

 出産や出世、年齢とともに生活スタイルが変わっていき、一人息子が幼稚園に上がる頃、Sさんは地元のフットサルサークルへ顔を出すように。

「運動不足に悩んでいましたし、子どもも少し大きくなって、妻に任せきりでも平気になりましたからね。会社帰りに寄ったり、土日なら大会にも参加したり」

◆時には女性メンバーと…

 30歳前後になっていた彼。大学生やフリーターが中心の若いサークルは青春時代がよみがえったようで楽しかった。そんななか、時には女性メンバーと肉体関係を持つことまで……。

「経験者というのもあり、アニキ的ポジションでみんなが慕ってくれて。学生に戻ったようでした。恋バナ含め、いろんな相談を受けるうちに、なんとなく関係を持ったりしてね」

 とはいえ、妻はまったく気付いていなかったという。

「むしろ、充実感を漂わせている私の様子を喜んでいました。何も問題のない、円満な家庭ですよ。別に私自身、妻に不満はありませんでしたし」

◆妻と過ちを犯した相手は…

 転勤によりサークルを辞め、再び仕事一筋になって10数年間。小さな波こそあったが、基本的には家族仲良く、平穏に暮らしてきた。そして迎えた、長男の成人式。

「式後、我が家に息子の友人たちを招いて、パーティしたんです。そこで出会ったのがAくん。高校から続く仲良しグループの一人です」

 夫婦揃ってもてなし、特に妻は料理や配膳、写真撮影など、予想以上に張り切っていた。自慢の息子の晴れ姿がよほど嬉しかったのだろうと、Sさんは解釈していたのだが……。

「あいつ、Aくんに一目惚れをしたみたいで。息子のグループにしては遊び人風で人懐こいタイプの彼が、真面目一筋、男性経験が夫の僕だけという彼女には新鮮だったのでしょう」

 Sさんの妻は自己主張が少なく地味で生真面目。学生時代から堅物と言われ続け、家事をひたすらこなすだけの毎日にも愚痴一つこぼさない。男女交際も間違いなく夫のみ。

「美人の部類には入るし、スタイルも悪くない。でもモテる人ではないですね。極端に消極的というか、大人しすぎるんです」

 そんな妻が成人パーティ以降、少しずつ変わっていることにSさんは勘づいていた。

「生活リズムや態度はいつも通りなのですが、突然財布を有名ブランドに変えたり、スカートを穿きはじめたりと、思い切り違和感。急に色気づいて気持ち悪い! と内心笑っていました」

◆息子が目撃!

 しかし、それも笑えなくなったのは数か月後の土曜日。Aくんと並んで楽しそうに買い物している母の姿を、息子が目撃してしまったのだ。

「その場で何も言えなかった息子は、すぐに帰宅。真っ青な顔して何か言おうとしてきました。母さんが……、の時点でおおよそ見当はつきました。急に雰囲気が変わるのは男女問わず色恋絡み。行き先不明の外出も増えていましたし。まさか、本当に息子の同級生相手とは思いませんでしたけど」

◆「息子を傷つけたのが許せない」

 Sさんは冷静に妻と話し合った。パーティの時に携帯番号を聞かれたこと、ショートメールで数回やりとりし、今は週2程度で逢瀬を重ねていること。わずかだが金銭的援助をしているのもわかった。

「私に対しての裏切りは責めませんでした。自分も同類ですから。ただ、優しく真面目な息子を傷つけたのが許せない。妻もバレたのが相当ショックらしく、なんでも受け入れると消沈していました」

 息子はAくんに詰問メールを送った。遊び半分でちょっかいを出した、深い感情はない、との返信以降、沈黙……。どうやら着信拒否されたようだと。

「息子はしばらく混乱していたようです。今も母親を完全無視。子煩悩でとても優しいお母さんでしたから、受け入れ難いのでしょうね」

◆「Aくんからは取れるだけ取る」

 Sさんとしては浮気程度で揉めるつもりはなかったのだが、相手が相手。現在は離婚に向け、諸々調整中だそう。

「彼女からは大して取れませんが、Aくんからは取れるだけ取るつもりです。もう妻は無抵抗なのでさほど手間はかからなそうですが、問題は後者。どうやら周囲の友人たちに、『寝取ってやった』と喧伝しているようで、息子ともども、こちらのメンツは丸潰れ。微塵も反省していないようですから、ちょっと懲らしめてやるつもりです」

 冷静に語るSさんだったが、その目の奥には強い怒りの炎が燃え盛っていた。<取材・文/金井幸男>

【金井幸男】
編集プロダクション勤務を経て、2002年にフリーランスとして独立。GETON!(学習研究社)、ストリートJACK(KK ベストセラーズ)、スマート(宝島社)、411、GOOUT、THE DAY(すべて三栄書房)など、ファッション誌を中心に活動する。また、紙媒体だけでなくOCEANSウェブやDiyer(s)をはじめとするWEBマガジンも担当。その他、ペットや美容、グルメ、スポーツ、カルチャーといった多ジャンルに携わり、メディア問わず寄稿している。

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