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“女性の胸元をのぞく視線”はバレている…Eカップ女性が思うこと「夏場は何かと大変」

日刊SPA! 2024年8月8日 15時54分

独身生活大謳歌中のアラサー、七尾紫と申します。フリーの編集者として活動しながら、彼氏は作らず、結婚願望も持たず、日々楽しく過ごしています。
毎日暑いですね。本当は薄着で街を歩きたいのですが、そうもいかない理由があります。というのも、私はいわゆる“チビ巨乳”で、胸元が大きくあいた服を着てしまうと、男性の背丈からでは“胸の上半球”が丸見えに……。見苦しいので、きちんとガードが必要なんです。

でも、困るのはそれだけではありません。今回は、読者の皆さんにEカップ女の“夏の悩み”エピソードを聞いていただけたらと思います。もしかしたら、思い当たるふしがあるかもしれませんよ!

◆「男性と目が合わない…」その理由とは?

私は普段から、Tシャツにデニムにスニーカーといったボーイッシュなコーディネートを好み、パッと見は露出感なし。胸が大きいことを特に誇りに思っているわけでもないので、肌を見せる格好はしません。

なので、男性からの見え方もあまり気にしたことがありませんでした。でも数年前の夏、仕事中の撮影現場であることに気づきます。

その日もいつもと同じような格好をしていたのですが、取材先の担当者である男性と全然目が合わないのです。お顔は確実に私のほうを向いていて、目線もこっちにあるのですが、“視線が絡まない”とでも言いましょうか。「今日変なTシャツ着てたっけ……」と考えてしまうほどです。

結局最後まで目が合うことはなく、「まあ、目を合わせるのが苦手な方なのだろう」と自己完結し、取材を終えました。

◆同僚のひと言ですべての辻褄が一致!

その帰り道、同行していた同僚(女性)が「七尾さん、めっちゃ胸見られてましたね」とひと言。そういうことか!と、すごく納得してしまいました。

たしかに、こっちを見ているようで見ていない、“視線が下がっている”という感覚はあったので、胸を見られていたということであれば辻褄があいます。しかも、他人からもわかるくらい見ていたわけですから、当の本人である私が違和感を覚えるのも仕方ありません。

さらに、私はいつも自転車で移動するため、だいたいショルダーバッグを斜めがけしています。つまり、みんな大好き“パイスラ”状態で人と話すことが多いのです。これも目が合わない理由なのだと、その同僚が教えてくれました。

「バレてないと思ってんですかね!?」と同僚は怒っていましたが、むしろ私は興味深いというか、「やっぱり抗えないものなんだな」と思いましたね。見られて不快というよりは、生理現象なのかなと。

◆不快なわけではないけど、やっぱり目を合わせてほしい

それ以来、「ああ、今胸を見られているな」と思うことが増えました。意識してみるとけっこうわかるものなんですよ(笑)。

しかも私は背が低いので、男性と少し目が合わないことは普段からあります。ただ、背が低いからこそ、男性の視線の下がり具合が目立つのも事実です。「なんでそんなに下のほうを見ているの?」と。

このように、“胸が大きい”というだけで、夏でもなるべく固めの素材のTシャツを選んだり、男性に会う日はショルダーバッグを持つのをやめたりと、何かと大変なのです。でもそれは、「見られたくない」「視線が気持ち悪い」ということではなく、「少しでも目を合わせて会話したい」という思いからだということを、わかっていただけるとうれしいですね。もちろん、見られることに嫌悪感バリバリの女性もいるはずです。

ちなみに、冬場は分厚いニットやパーカーを着ていることが多いので、男性ともバッチリ目が合います。ただ、タートルネックの薄いニットを着ていた日は男友達に「おまえ、破裂寸前やないか」と言われたので、やはり生地が薄い服を着る夏場にのみ起こる現象なのだと思います。

いかがでしたか? 山があれば登りたくなるように、胸があれば見たくなる。どうしようもないことですが、その視線、バレちゃってるかもしれません。

<TEXT/七尾紫>

【七尾紫】
元・恋愛体質のフリー編集者。ダメ男に好かれてしまう特異体質を持つ。DVと不倫以外は大体やられている

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