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30代の未婚女性たちがカラダを許す謎。小遣い3万円の既婚男性と密会「ラブホ代も割り勘です」――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! 2024年8月24日 15時44分

夏は恋の季節、そこで過去5万本の記事より大反響だった禁断の恋にまつわる話をピックアップ!(初公開2018年5月18日 記事は取材時の状況) *  *  *

 浮気はお金を持っている男性の特権……は昔の話。少ない小遣い銭しか捻出できない既婚男性との恋愛にハマる女子が増えているという。経済的に独立している女性に限られた話といえそうだが、その実態とは? 当事者男性、女性、双方の話を聞いた。

◆【ケース①】モテそうな女性がなぜ7年も既婚男性と…

 都内のIT企業で働くE子さん(35歳)は胸下まである黒髪の毛先をゆる巻きにして、切れ長のややつり上がった瞳は目力があり、全体的に整った顔をしている女性。白のカットソーと黒のスリムパンツからは線の細い、華奢さを感じさせる。モテそうな雰囲気のある彼女は28歳の頃より元同じ職場の2歳上の男性社員と男女関係になり、現在7年目を迎えているという。

「付き合ったきっかけは同じ部署で元々仲が良くて、会社の飲み会の二次会で2人きりになってそういう関係になったことですかね。彼は見た目こそ普通ですが、面倒見の良い先輩といった感じでみんなから頼られているタイプ。私自身、あまり周りとうまく馴染めるタイプじゃないので、余計にそういう人に惹かれました。出会った当初から結婚しているのは知っていました。でも振り向いてくれたら止められなくて」

◆ビール300円の居酒屋でデート

 相手男性の経済面についてはどう思っているのかを聞くと、

「最初はホテル代を全て払ってくれたり、ご飯に高いお店に連れてってもらえたりしてたんです。その時は夫婦の財布は別みたいで、独身男性と同じ感じでした。

 しばらくして、彼のお金使いの荒さに奥さんが怒って、小遣い制に変わったんです。金額の詳細は知りませんけど、その時に彼は『みっともない姿を見せたくないから』と私に別れようと言ってきました。でも私は別れたくなかった。だって、好きになったのは彼自身で、彼のお金なんてどうでもいいんです。普段は面倒見の良い彼が、私にだけ甘えてくる。その特別感はお金じゃないですよ。

 今は毎月1日の映画割引デーを利用したり、ビール1杯300円の居酒屋に行ったりしていますね。チェーン店は女友人とはもう行かなくなったので、ちょっと楽しいですよ」

◆【ケース②】平社員、月3万円の小遣いでも…

 一方の男性側の意見はどうか。月3万円のお小遣いで禁断の関係を続けているJ島さん(38歳)に話を聞いた。彼は中年太りの体型ながら、優しそうな顔立ちの男性。仕事については向上心はないようで、大手企業ながらいまだに平社員といった状況。そんな彼の相手は30歳の歯科衛生士とのこと。

「彼女との出会いは約2年前の飲み会です。表向きは知り合い同士の飲み会でしたが、まぁ既婚者が混じったコンパです。出会いを探しに行ったというより、その場が楽しければ良いなという感じでした。

 最初こそ他人行儀な感じだったんですが、飲み会の時間がダラダラと4~5時間も過ぎていくとみんなぶっちゃけトークに変わるんですよ。そこで彼女は後輩がどうだとか、雇い主の歯科医がどうだとか仕事の愚痴をし始めて。僕自身仕事の愚痴をプライベートに持ってくるタイプじゃなかったので新鮮で話を聞くのが楽しくて。終わった頃にはすっかり意気投合していましたね」

◆ラブホは2500円ずつワリカン……

 月3万円の小遣いでどのように彼女と会っているのかを聞くと、

「ほとんどは彼女の家で会っています。月に2回はラブホテルで休憩しても、ワリカンなら1回2500円ほど。それに恥ずかしい話ですが、月に一度、彼女の行きたいところへ午後休などをとって付き合うと、彼女が定期を1か月分買ってくれるんです。前もって会社から支給されている3か月分の交通費を嫁からもらうんですが、そのお金は財布に入れています。そうすると月に使えるお金が増えて、彼女との食事代に回せますから。ワリカンですけどね(苦笑)」

 今回紹介した相手女性はどちらも家庭への嘘について協力的になっている。その理由を当事者のE子さんに聞くと、「なぜ自分からリスクを冒さないといけないのかわからない。結婚がゴールじゃないと思っているから次を求めていない」とのこと。

 恋愛はお金じゃないという言葉は多く聞くが、禁断の恋もお金だけではなくなった。世の中の奥さん、もう旦那の財布を管理するだけではやめさせることはできなくなっているのかもしれない。

〈取材・文/藤 文子〉

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