STARTO ENTERTAINMENT所属にジュニア21人グループ・少年忍者が、ライブ「PASSION!!~忍 in the Summer2024~」を東京ドームシティホール(以下、TDCホール)で開催した。今年5月にグループの目標だった横浜アリーナ公演を成功させた彼らは、今夏の猛暑に負けないぐらいの熱量で全24曲をファンに届けた。
少年忍者にとって4年ぶりとなるTDCホールだが、有観客では初の単独公演。前回は聞えなかった大歓声に迎えられ、ステージ上に設置された21か所の扉からメンバーが華やかに登場。リーダーの川﨑皇輝が「最後までパッション出して盛り上がっていこうぜ!」と煽ると、Nポーズの振り付けが印象的なダンスナンバー「Na Na Na」でスタート。「Merry Very Go Round」の曲ラストには、「少年忍者」の掛け声とともにバックモニターに花火が打ち上がるなど夏を感じさせる演出も光った。
また、「BANG! BANG! バカンス!」(SMAP)では、ジュニアの後輩グループ・ミライboysの24人も登場。少年忍者が、‘18年の結成初期に披露していた楽曲「Mr.Jealousy」(中島健人)を同じ振り付けでミライboysがパフォーマンス。ジュニアの未来を担う後輩たちの姿を先輩たちが温かく見守っていた。
この日は、台風7号の影響で中止になった初日(16日)公演の振り替えで、川﨑(皇)が「台風を恨んでるか~い?」と呼び掛けると会場から「いえーい!」と好リアクション。これには「そうだよね」とメンバーたちもうなずく。体調不良の休養から先月復帰した内村颯太は、「皆さんが温かく見守ってくれて帰ってこさせていただきました。ありがとうございます」と全開の笑顔で応えた。
そんな少年忍者のライブでしか見られないのが、21人という大人数を生かした“和エンターテイメント”。「RING DING DONG」(King & Prince)から「PSYCHO」(Kis-My-Ft2)のメドレーでは、灯篭や円形ケムリの演出に加えて、ピンスポットを使ったフォーメーションダンスやアクロバットなど、大迫力のパフォーマンスに観客も息を飲んだ。
ライブ終盤の川﨑星輝が、「僕たち少年忍者は汗を流すこの姿を通して、気持ちを届けられるグループだと思っています。だからこそ、その根源である情熱をタイトルに置いてコンサートを作り上げました。来年、再来年へともっと多くの方に少年忍者を知ってもらって幸せを届けたいです」と挨拶。さらなる飛躍を胸に、アンコール曲「太陽の笑顔」では最後までファンに熱い情熱を送っていた。
グループの成熟度は、”少年から青年”のように高まる21人の進化は止まらない。
取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧
少年忍者にとって4年ぶりとなるTDCホールだが、有観客では初の単独公演。前回は聞えなかった大歓声に迎えられ、ステージ上に設置された21か所の扉からメンバーが華やかに登場。リーダーの川﨑皇輝が「最後までパッション出して盛り上がっていこうぜ!」と煽ると、Nポーズの振り付けが印象的なダンスナンバー「Na Na Na」でスタート。「Merry Very Go Round」の曲ラストには、「少年忍者」の掛け声とともにバックモニターに花火が打ち上がるなど夏を感じさせる演出も光った。
また、「BANG! BANG! バカンス!」(SMAP)では、ジュニアの後輩グループ・ミライboysの24人も登場。少年忍者が、‘18年の結成初期に披露していた楽曲「Mr.Jealousy」(中島健人)を同じ振り付けでミライboysがパフォーマンス。ジュニアの未来を担う後輩たちの姿を先輩たちが温かく見守っていた。
この日は、台風7号の影響で中止になった初日(16日)公演の振り替えで、川﨑(皇)が「台風を恨んでるか~い?」と呼び掛けると会場から「いえーい!」と好リアクション。これには「そうだよね」とメンバーたちもうなずく。体調不良の休養から先月復帰した内村颯太は、「皆さんが温かく見守ってくれて帰ってこさせていただきました。ありがとうございます」と全開の笑顔で応えた。
そんな少年忍者のライブでしか見られないのが、21人という大人数を生かした“和エンターテイメント”。「RING DING DONG」(King & Prince)から「PSYCHO」(Kis-My-Ft2)のメドレーでは、灯篭や円形ケムリの演出に加えて、ピンスポットを使ったフォーメーションダンスやアクロバットなど、大迫力のパフォーマンスに観客も息を飲んだ。
ライブ終盤の川﨑星輝が、「僕たち少年忍者は汗を流すこの姿を通して、気持ちを届けられるグループだと思っています。だからこそ、その根源である情熱をタイトルに置いてコンサートを作り上げました。来年、再来年へともっと多くの方に少年忍者を知ってもらって幸せを届けたいです」と挨拶。さらなる飛躍を胸に、アンコール曲「太陽の笑顔」では最後までファンに熱い情熱を送っていた。
グループの成熟度は、”少年から青年”のように高まる21人の進化は止まらない。
取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧