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スタバの“ドライブスルー限定”キャラメルドーナツが美味すぎる…定番“シュガド”とは「全くの別物」

日刊SPA! 2024年9月2日 8時52分

◆わざわざ行っても食べたいスターバックス店舗限定ドーナツ
 はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。ミニマリストで元スタバ店員の阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。どうもどうも、こう見えて10年間も店員やってました。

 7月から今日の今日まで「暑い」、もしくは「めっちゃ暑い」、もしくは「くそ暑い」しか発してない気がする今日この頃。

 スタバを楽しみたくても、駐車場に車を停めて入り口までがもうプチ苦行のように暑い。車を停めて店内でゆっくりした日にゃ、太陽にさらされてホッカホカになった車に再度乗り込むのが精神的にキツい。とにかく、降車せずにスターバックスを堪能したい。そういう時はやはりドライブスルー一択なのです。

 今回は、2024年7月からドライブスルー店限定で販売している「オールドファッションドーナツキャラメル」を食べてみたので無駄に元気にレポしていきます。

◆今度は限定商品のドーナツ

 ドライブスルー限定商品ということで、都会で暮らす人の中には見たことがない人もいるでしょう。

 ちなみにうち(滋賀県)の近所には、スタバが5店舗もあるけど半分がドライブスルー店というちょうどいい田舎っぷり。今回満を持して発売された限定ドーナツにもすぐありつけたので、田舎は田舎でこんなラッキーもあるんだなと思った。

 もしも今回の記事で気になったら、早急に車をぶっ飛ばして買いに行ってほしい。

 公式HPの情報によると、「さくっとした食感と濃厚な味わいのミルクキャラメルドーナツ。ミルクキャラメル風味の生地に、キャラメルコーティングをしたドーナツです。大きく割れた形にもこだわり、外はさっくり、中はしっとりとした食感を出しました」とのこと。価格310円(税込)。

 ドライブスルーの受け取り口でオールドファッションドーナツキャラメルを受け取ってみると、袋の外からもしっかり大きさがあることがわかった。そして、るんるんと胸を躍らせながら帰宅。ドライブスルーでオーダーすると、中が見えない紙袋で渡されるので、家に着くまで楽しみで仕方がないのは私だけではあるまい。

 こういうご機嫌な夏の日に口ずさむのは「HOT LIMIT」一択ですね。兄貴の代表作(県民は皆、西川貴教兄さんをこう呼ぶ)ですもの、ほぼ滋賀県の県歌です。話がそれましたが、家に着いて早速袋から出してみると……。

◆食べてみたら自然と顔がほころんだ

 期待通りの貫禄。どどーん。

 キャラメルのコーティングがドーナツの半分くらいを支配しているではないか。なんという贅沢。おしゃれな割高スイーツ経済圏にいない私にとっては、なんでもない日にこの価格帯はまず手を出さないのだが、コーティングの大胆さを見て納得。富豪ドーナツ認定である。

 食べてみたら自然と顔がほころんだ。オールドファッションの特徴でもある大きく割れの入った迫力を感じる見た目と、さっくりとした歯応え。

 家にひとりというシチュエーションも相まって、「これこれ! オールドファッションってこういうガサツさよ!」と、歓喜の小躍りがナチュラルに出てしまった。コーティングの部分はただただ甘いだけでなく、ほろ苦い煮詰めた感もあり、キャラメルというよりもカラメルというキーワードのほうがしっくりくる。

◆スタバの定番といえばシュガードーナツ

 スターバックスのドーナツはこれ以外にもある。昔も今もぶっちぎりで売れている、定番商品のシュガードーナツだ。2つくらいならペロリといけてしまいそうなふわっとした軽い食感と、「商品名は、シュガードーナツ以外考えられない」と誰もが思うほど、ドーナツ全面にシュガーコーティングが施されているのが特徴だ。

 オールドファッションドーナツキャラメルとシュガードーナツは「全くの別物」と思ってもらっていい。食感も歯応えもお腹に溜まるウェイトも、同じドーナツとは思えないくらい違う。共通点は「揚げている」だけ。

 HPの情報によると、「しっとりもっちりとした、シンプルなドーナツ。しっとりもっちりとした生地と、シャリッとしたグレーズの食感をお楽しみいただけます。繰り返し食べたくなる、あきのこない味わいです。ご自宅でのコーヒータイムがさらに彩り豊かになるTOGO(お持ち帰り)もおすすめです」とのこと。価格280円(税込)。

◆無料のキャラメルソースのカスタムも

 ちなみにシュガードーナツは、常温のままで食べてももちろん美味しいし、店内で食べるのなら軽く温めてもらうのも美味しい。プラス30円でペストリーホイップをお皿の横っちょにつけてもらうのもさらによし。

 さらに申せば、そこまでカスタムするのであれば、無料のキャラメルソースとチョコレートソースにもチャレンジしてほしい。

 キャラメルソースもチョコレートソースもホイップとドーナツに合うのだが、さらに勇気を持って「両方」と注文することができれば、得体の知れない達成感を味わうことができる。きっと永遠に忘れられない夏になるだろう。

 ここまでドーナツのことを熱く書くと、このオールドファッションドーナツキャラメルも、店内で温めてもらってペストリーホイップとソースをつけてもらって食べたくなってしまった。

 家でもドーナツを温めて、コーヒーを淹れて食してみたが、やっぱり店内でいただくのとは満足度が違った。現在、販売期間もいつまでなのかわからないので、今のうちに店内でもドーナツを堪能したいと思う。こんなに外が暑いのに食欲がうずくと行動できてしまう自分が恐ろしい。

<TEXT/阪口ゆうこ>

【阪口ゆうこ】
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。Instagram:@sakaguchiyuko___

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