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「お金をかけても、いつまでも結婚できない男性」に共通している“考え方の特徴”

日刊SPA! 2024年9月12日 16時0分

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
◆結婚相談所は本当に「最後の砦」なのか?

 9月になると「今年ももうあと3か月ちょっとで終わりなの?」っと驚きの声がよく聞こえます。婚活業界にいると、たくさんの年齢層の方とお話ししますが、34歳を境に考え方の違いをとても感じることがあります。

 特に今の20代男性は「恋愛よりも結婚がしたい。だから結婚前提で恋愛できる人がいい」「料理がうまい女性よりも自分をきちんと持ってる人がいい」「同じような年収の人の方が価値観が合う」という方が多くいるように感じますが、35歳を越えると「美人がいい」「若い人がいい」「家庭的な人がいい」とかなり古風な考えの人が増えていきます。

 さらに30代後半から40代の人の多くは、「恋がしたい」と言い、「結婚相談所は最後の砦」だと考える人もいます。しかし、その最後の砦でもダメだったらどうしようと考えるため一歩踏み出せず気がついたら何年も経ってしまっている人も……。

 今回は、最後の砦と考える人とそうじゃない人の差についてお伝えします。

◆37歳バツイチ男性が4か月で婚活をやめたワケ

 ショウさん(仮名・37歳)は32歳で離婚したのち、5年間、彼女のいない男性。しかし、もともとは恋愛も人並みにしてきたし、一度結婚していたし、恋愛下手ではないはず……でした。

 しかし、アプリでも散々婚活をしてきてなかなか進展せず、いよいよ最後の砦と結婚相談所に入会。

 お見合いも決まるし、交際にもなるのに……そう思いながら、4か月後、「仕事が忙しくなった」という理由で休会を決められました。しかし、本当は、最後の砦だと思って入ったのにうまくいかないことへの不安。だからここで失敗したらと思うと……というのが心境のようでした。

◆恋愛経験がナシだった34歳の男性が婚活で見せた本気

 その後、ショウさんの紹介で入会されたユキヤさん(仮名・34歳)は一度も恋愛経験がない男子校出身の男性で、女性の免疫がなさすぎる人でした。

 コミュニケーション能力も低いし、笑顔も少なめ。しかし、彼はもともと恋愛経験がないというコンプレックスをあり、だからこそ「このまま30代後半になったら……」という危機意識を持ち、早めにアプリや合コンなども含め結婚相談所での活動をしました。

 当然、恋愛経験が豊富な人に比べたら、うまくいかない回数も多かったものの、「自分は普通の人が15歳から34歳までかけてやることを1年で一気にやってるから失敗の数は普通の人と同じだと思う」と捉え、活動をやめませんでした。

◆恐怖感や不安感を持たずに婚活に取り組む

 結果、ユキヤさんは8か月で成婚。ショウさんはまだ未婚です。

 最後の砦だと捉えるか、婚活の一つのツールだと捉えるかは人それぞれ。ですが、捉え方一つで婚活は質が変わります。最後の砦だと捉えてる人は間違いなくそこで失敗したら終わりという恐怖感や不安感が出るでしょう。

 ただのツール。そう捉えて前向きに、でも高望みはせずに行動していくことが婚活成功の鍵かもしれません。

◆中途半端な姿勢で婚活を続けてはいけない

 結婚に適した時期は人それぞれです。でも、一番もったいないのは自分に言い訳をしながらダラダラ婚活を続けたり、やめたり再開したりを繰り返すことです。

 そういった本気でない態度は必ず相手に伝わるので、中途半端な姿勢で婚活を続けるのはムダでしかありません。

 ぜひ自分で心を決めて結婚に向けて取り組む際は、すぐに結果を出すという強い気持ちを持って動いていただければと思います。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

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