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「デートは毎回ラブホ」の彼氏にうんざり…さらに“衝撃の事実”が発覚して地獄絵図に

日刊SPA! 2024年9月17日 15時52分

 交際相手に何か問題があっても、好きが故に目をつぶってしまうことは多々あるようです。
 友人たちが次々と結婚し焦りを感じた香澄さん(仮名・30歳)は「自分もゴールインしたいという気持ちからマッチングアプリを始めたものの、そこで出会った男性(友樹さん・仮名・40歳)は結婚を望んでいなかった」と語ります。

◆周りの結婚ラッシュに焦って…

「30歳になると同時に、周りの結婚ラッシュに遭いました。昔から人一倍家庭に憧れを持っていた私は、これを機に本腰を入れて婚活を始めることに。いろいろな手段があるので迷ったのですが、人知れずマイペースにできるアプリを利用することにしました」

 登録するや否や、香澄さんに複数の男性からメッセージが届いたと言います。

「予想外の展開に私は心躍りました。しかし、その内容は『元カレは何人いますか?』『すぐに会えますか?』とどれも不躾な質問ばかり……。真剣な出会いを期待していただけに、この結果にはかなりガッカリさせられて。気持ちも新たに、今度は自分から好みの男性に声をかけることにしました」

 アプリのプロフィール欄には喫煙や飲酒について記入するところがあったのだとか。

「譲れない条件がいくつかあったのでそれに見合う相手を探しました。そこで、タバコは吸わないし、お酒はたしなむ程度という近所に住む男性を発見。しかも、趣味が同じ映画鑑賞と書いてあるじゃないですか。プロフィール写真には日焼けした肌に口ひげをたくわえたワイルドな男性の姿があって。好みのタイプそのものだったので『はじめまして。私も映画を観ることが好きです。良かったらやり取りしませんか?』と彼にメッセージを送信しました」

 すると数時間後、友樹さんから返信があったそう。

「メッセージを交わすうちに、彼は私より10歳年上で、仕事は大工をしていることがわかりました。だから、写真の友樹さんは日焼けしていたのだと合点がいって。彼が隣町に住んでいるということもあり『もしかしたら同じ映画館に足を運んでいるのでは?』と話が盛り上がりました」

 友樹さんのことをもっと知りたいという気持ちから、香澄さんは彼と顔を合わせることにしたのだとか。

「駅が近くにあるカフェで彼と会うことにしました。写真で友樹さんの顔を知っていたので、店の前ですぐに落ち合うことができて。アプリで出会ったので、自然と将来についての話が中心になって……そこで改めてこちらから『結婚願望が強い』と伝えることに。そうすると、彼は『短い期間でお互いを知る必要がある』『カラダの相性って大事だよね』と切り出したのです。その発言から、私を誘っているのだと感じました」

 その場の勢いもあって、香澄さんは彼とラブホへ行きカラダを重ねたと言います。

◆成り行きで相手とラブホへ

「この後、私たちはお付き合いすることになりました。でも、いざデートとなると、友樹さんは車を運転しながらタバコを吸ったり、居酒屋でベロベロになるまでお酒を飲んだり……明らかに話が違ったのです。彼の嘘に気づいた私が、それを指摘するも『大した問題じゃないだろう』と平然と言ってのけて。そうこうしているうちに、デートのたびにラブホに呼び出されるようになりました」

 あんまり友樹さんに嘘が多いので、香澄さんは真実が知りたいと彼がトイレに立った隙にスマホを盗み見てしまったそう。

「その結果、友樹さんが『舞さん(仮名・35歳)』という女性に頻繁に電話をかけていることがわかりました。スマホを勝手に見たことをわびた上で、彼に詰め寄ると『舞は俺の妻だよ』としらっとした表情を浮かべて……。こともあろうに友樹さんは既婚者だったのです。さらに『映画好きというのも嘘で、映画鑑賞はありがちな趣味だから比較的女性が引っかかりやすいと思った』と自ら暴露。嘘に満ちた彼の話に私は頭が真っ白になってしまいました」

 思わぬ形で不倫に身を落としていた香澄さん。しかし、悪い流れはここで終わることなく、さらに大きな波となって彼女に襲いかかります。

◆彼が既婚者だと知るも、好きだから別れられず

「友樹さんに妻がいるとわかっても、彼を愛していたので別れることはできませんでした。それどころか『友樹さんが離婚すれば、彼と結婚できる』と思うようになって。このままラブホに通っていてはいずれ不倫がバレてしまうだろうと思い、彼を私の一人暮らしの部屋に招くようになりました。

 まるで妻のように振る舞うことで『舞さんより私の方があなたにふさわしい』とアピールするも、友樹さんはカラダを求めてくるばかり……。そんな不倫関係に虚しさを感じていなかったと言えば、それは嘘になりますね」

◆サレ妻が突然家にやって来て

 一見、順調に思えた香澄さんの不倫もここへきて雲行きが怪しくなったのだとか。

「ある日部屋にいると急にインターホンが鳴ったので、モニターを確認すると、そこには見知らぬ女性が立っていました。彼女は『友樹の妻の舞です』と名乗ると『大事な話がある』と言うので、とりあえず家に入ってもらうことに。最近夫の様子がおかしいと思い、探偵を雇ったところ私との不倫が発覚したそうで。

 舞さんから不倫の証拠写真を見せられて、もう言い逃れできないと思った私はマッチングアプリで彼と出会って不貞を働いたことを認めたのです。その場で反省の意を込めて『もう友樹さんとは会いません』と彼の妻と約束する形で私は不倫に終止符を打ちました」

 香澄さんはどうにかピンチを乗り切りたい気持ちから、彼がついた嘘を舞さんに伝えることにしたと言います。

「思わず『友樹さんは既婚者であることを隠し堂々と婚活をしていて……私も彼に騙されていたんです』と口をついて出ました。それを聞いた彼女は『夫にもお仕置きが必要ね』と怪訝そうな顔を見せて。その後、私の目をじっと見つめて『だからと言って、あなたのしたことが許されるワケではないから』とすごむと『娘が不倫していたと知ったら両親も悲しむわよ』とほくそ笑み去っていきました」

 舞さんの言葉が引っかかり、香澄さんはすぐに実家を訪れたそう。

「着くなり、両親は私に冷ややかな目を向けてきました。舞さんが探偵に実家の場所を調べさせて、先回りして不倫の証拠写真を送りつけていたのです。以前から母に『結婚して早く孫の顔を見せてほしい』と言われていたので『付き合っている男性がいる』と報告していたのですが……。『いい人が見つかったと聞いていたけれど、まさかあなたが不倫していたなんて』とあからさまに嫌な顔をされて。最初は相手が既婚者だとは知らなかったと経緯を説明するも、結局不倫関係を続けたことを責められて、両親から絶縁を言い渡されました」

◆不倫関係にあった二人に天罰が下って

「ただ悲しみをやり過ごす日々を送っていました。しばらくすると、再びうちにやって来た元不倫相手の妻の舞さんに『正式に慰謝料を請求する』と告げられて。あまりにも高額なので、今の私には到底支払えそうもありません。

 その際に、棟梁をしている彼女の父親に自らの不倫がバレて怒りを買った友樹さんは、大工をクビになったと聞かされて……最終的に二人は離婚することになったそう。私が不貞を働いたせいで人の家庭が壊れてしまったのです。結婚願望が強く婚活を試みたものの、不倫に陥ってしまった自分の行動を悔やんでも悔やみきれません」

 一時の感情で不倫に走ってしまった香澄さん。最初こそ相手が既婚者だと知らなかったけれど、そのまま関係を続けたのだからこの結果も「自業自得」と言えるのではないでしょうか。

「身勝手なことばかりしているといずれ大きなつけが回ってくる」と肝に銘じておきましょう。

<文/菜花明芽>

【菜花明芽】
ライター。ゾッとする実録記事を中心に執筆中。カフェでのんびり過ごすことが好き。

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