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元セクシー女優と結婚した一般男性、衝撃の告白に「人生最大の修羅場だった」――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! 2024年9月21日 8時45分

過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2022年2月2日 記事は取材時の状況) *  *  *

 芸能人と一般人の交際・結婚報道が出るたびに、自分には無縁の話と思いながらも「どこで出会い、どうやって口説いたのか?」と気になってしまうものだ。そこで、実際に女性芸能人と交際まで漕ぎ着けた一般男性を取材し、その顛末を聞いてみた——。

 毎年2000人以上がデビューするともいわれるAV業界。だが、メディアで頻繁に取り上げられる単体女優を除き、大半はその他大勢扱いの企画女優。そのため、記憶に残ることもほとんどなく、彼女たちの多くはその過去を隠したまま引退後の生活を送っている。つまり、知らないだけで自分のパートナーが元セクシー女優だった可能性も大いにあるわけだ。

◆別れ話だと思ったら、まさかの衝撃カミングアウト!

「私もまさか恋人にそんな過去があるなんて信じられませんでした」

 そう振り返るのは、工業機器メーカーに勤める沢向航平さん(仮名・43歳)。30代前半のころ、自宅最寄り駅近くのスポーツクラブの会員になっており、週3~4回のペースで汗を流しに通っていたとか。そこで訪れる時間帯が一緒で、言葉を交わすうちに仲良くなったのが、派遣社員をしていた5歳年下の真帆さん(仮名)。何度か食事に行き、彼から告白して交際がスタートしたそうだ。

「結婚前提のお付き合いであることは最初の時点で彼女にも伝えていました。ちょうど1年が過ぎたころかな、正式な婚約ってわけじゃないですが彼女の実家へ挨拶にうかがおうと思ったんです。でも、『その日は予定が入っているみたい』と何度もはぐらかされ、そんな状態が数か月続きました。で、ある日彼女から大事な話があると言われ、そこで元セクシー女優だとカミングアウトされたんです」

 最初は別れ話だと思って覚悟はしていた沢向さん。ところが、いざ聞かされたのは想像していた展開の斜め上を行く衝撃的すぎる過去。当然、驚いたのは言うまでもない。

◆人生最大の修羅場

 告白する彼女は指先が震えていたそうで、「今まで黙っていてごめんなさい……」と泣きながら何度も謝罪。この状況に彼も理解が追い付かなかったという。

「フラれなくてよかったとホッとしたのも束の間、超ド級の告白にマジかぁ……って思いましたよ。けど、本当なら墓場まで持っていきたい秘密を打ち明けてきた以上、自分も向き合わなきゃいけないじゃないですか。少なくともその場で今後に関しての決断を下さなきゃいけない。正直、その場から逃げ出したい気分でしたけど、それが許される場面ではなかった。今までのほほんと生きてきた自分にとっては間違いなく人生史上最大の修羅場でした」

◆あくまで過去の話「別れる気はない」

 それでも真帆さんに対する怒りは一切湧かなかった。ただし、自分の気持ちや感情が上手く整理できず、そこも含めて偽ることなく彼女に伝えたそうだ。

「あのときはテンパってましたけど、交際を解消する意思がないことだけはきちんと伝えました。彼女には『AVに出てたんだよ。きっと無理だよ』と言われましたが、裏切られたとは思わなかったんですよね。

 こっちが彼女の立場なら隠して当然だし、それに驚きはしたけど、ショックを受けたかと言えばそうでもない。あくまで過去の話じゃないですか。私の感覚が世間の男性とズレているのかもしれませんが、別れる理由にはならないかなって」

◆彼女は号泣

 ちなみに彼女は企画女優として20本ほどの作品に出演。会社の給料だけで独り暮らしをするのは大変で副業的にAVの仕事を始めたこと、沢向さんとの交際を機に足を洗ったことなどを説明されたそうだ。

「ずっと隠し続けていることに苦しんでいたのでしょう。それでプロポーズされる前に自分の過去を暴露し、具体的な結婚の話になる前に別れようとしたようです。だから、『別れる気はないよ』と言ったことにすごく驚かれ、彼女は号泣。それを見て私も涙腺が決壊しそうになりました」

 その後は話し合いを重ね、AV出演については周りに秘密のままにしておくことに。真帆さんの出演作品のパッケージを後日チェックしたそうだが当時とは髪型やメイクもかなり違っていたため、「これなら発覚する可能性は低い」と判断したとのこと。

 実際、2人はこの翌年結婚したが、最初から知っていた彼女の親しい友人を除き、誰にもバレていないという。

◆今では彼女の過去も気にならない

「私もAVは嫌いじゃなくて若いころからDVDを借りたり、ストリーミング動画を視聴していましたが、いつも見ていたのは有名女優の作品ばかり。彼女が出ていた企画モノはほぼノータッチでした。出演作を見たらやっぱり興奮するのかなって下世話な考えもありましたが、さすがにそんな気分になれなかった。だから、それからは今に至るまで一度も見ていません」

 結婚後は子宝にも恵まれ、今も関係は良好。一方、夫婦の会話の中で彼女の過去に触れることは「まったくない」と話す。

「わざわざそんな話をする必要もないですから。彼女に秘密を打ち明けられ、映像でも確認しましたが、自分の奥さんがセクシー女優だったって実感はほとんどないんです。でも、これでいいのかなって個人的には思っています」

 口にするほど簡単なことではなかったと思うが、それを乗り越えて一緒になった沢向さん。同じような状況で恋人のこんな過去を受け入れられる男性はそう多くはないはず。

 2人の今後のさらなる幸せを祈りたい。

<取材・文/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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