現在、フリーランスのグラビアアイドルとして活動する白鳥あわさん。彼女は約2年前にSNSで話題を呼んだ「サイゼで喜ぶ妻」本人である。
しかし今年、まさかの離婚することになり、ネット上は「サイゼで喜ぶ妻が離婚した!」と騒然。今回は、その独特すぎる出会いから離婚、現在に至るまでの詳しい話を聞いた。
◆衝撃の“おっぱい婚”とは?
結果的に離婚してしまい、現在はバツイチだが、彼女が結婚をしたのは23歳のときだった。当時を振り返り「おっぱい婚でした」と微笑む。どういうことなのか……。
大学時代、元夫とは別の男性と名古屋で同棲していたという。
「典型的なDV男で、私はほぼ軟禁状態。自由に外に出ることもできず、ずっと家に閉じ込められていたんです」
そんな環境の中で、彼女の唯一の楽しみが「おっぱい活動」だったとか。
「SNSで『おっぱい』とつぶやく人に、DM(ダイレクトメール)かリプライで、私のおっぱい画像を送りつけていたんです」
◆大変なことを乗り越えられた
やりとりしていた男性の中に、のちの夫がいたというからすごい。
大体の人は数回でやりとりが途切れるが、彼は画像が届くと、毎日「おっぱい」とつぶやき、それに応えるように膣ギロチンさんも毎日おっぱいの画像を送り続けるという奇妙な関係(!?)が続いたそうだ。
「ツラかった毎日の中で、このやりとりだけが本当に癒やしでした。自然と『会おう』という話になり、東京から名古屋まで車で迎えにきてくれました。いろいろ話を聞いてくれて、DV男とは別れて付き合おうということになったんです」
だが当時、彼氏とは同棲中で、別れたあとに住む家がなかったのだ。そこで引っ越し先の保証人になるなど、手厚いサポートをしてくれたようだ。
「おっぱいがきっかけで大変なことを乗り越えて、大学在学中に結婚が決まりました。だから、おっぱい婚なんです」
◆「元旦那には感謝しています」
2021年に2人は結婚。翌年に夫がサイゼリヤにて彼女が食事する様子を「サイゼで喜ぶ妻」としてXにポストすると、大きな話題を呼んだ。なんとなく見たことがある人も多いんじゃないだろうか。
「まだグラドルとしてデビューする前だったんですが、すごいバズりましたね。顔をスタンプで隠した状態だったんですが、デビューしてからも、その正体が私だとわかるファンはいませんでした(笑)」
運命的な出会いの末、結婚に至った若い2人だが、お金の使い方や価値観の違いをめぐって2024年に離婚。
「彼から『お金を自由に使えないなら離婚しよう』と。私としては、離婚はしたくなかったのでびっくりでした」
離婚のショックで仕事を休みがちになり、所属していた事務所を辞めることに。グラドルとしては開店休業状態に陥る。さらに離婚後に「サイゼで喜ぶ妻が離婚した」と話題になってしまい、結果的に「私がサイゼで喜ぶ妻でした」と告白し、さらに炎上する。
こんなにいろいろなことがあっても元夫とは「仲が良いんです」と微笑む。
「もう復縁はないし、未練もないです。でも、今でも彼は私の中では王子様なんです。軟禁状態で毎日殴られていて、どん底だった私を救ってくれた唯一無二の人。彼と出会っていなければ、まだ殴られていたかもしれないし、名古屋から出れなかったかもしれません。それに彼と結婚して、転勤で東京に来れたからグラドルという憧れの職業に就けたので。本当に感謝しています」
<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/長谷英史>
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
しかし今年、まさかの離婚することになり、ネット上は「サイゼで喜ぶ妻が離婚した!」と騒然。今回は、その独特すぎる出会いから離婚、現在に至るまでの詳しい話を聞いた。
◆衝撃の“おっぱい婚”とは?
結果的に離婚してしまい、現在はバツイチだが、彼女が結婚をしたのは23歳のときだった。当時を振り返り「おっぱい婚でした」と微笑む。どういうことなのか……。
大学時代、元夫とは別の男性と名古屋で同棲していたという。
「典型的なDV男で、私はほぼ軟禁状態。自由に外に出ることもできず、ずっと家に閉じ込められていたんです」
そんな環境の中で、彼女の唯一の楽しみが「おっぱい活動」だったとか。
「SNSで『おっぱい』とつぶやく人に、DM(ダイレクトメール)かリプライで、私のおっぱい画像を送りつけていたんです」
◆大変なことを乗り越えられた
やりとりしていた男性の中に、のちの夫がいたというからすごい。
大体の人は数回でやりとりが途切れるが、彼は画像が届くと、毎日「おっぱい」とつぶやき、それに応えるように膣ギロチンさんも毎日おっぱいの画像を送り続けるという奇妙な関係(!?)が続いたそうだ。
「ツラかった毎日の中で、このやりとりだけが本当に癒やしでした。自然と『会おう』という話になり、東京から名古屋まで車で迎えにきてくれました。いろいろ話を聞いてくれて、DV男とは別れて付き合おうということになったんです」
だが当時、彼氏とは同棲中で、別れたあとに住む家がなかったのだ。そこで引っ越し先の保証人になるなど、手厚いサポートをしてくれたようだ。
「おっぱいがきっかけで大変なことを乗り越えて、大学在学中に結婚が決まりました。だから、おっぱい婚なんです」
◆「元旦那には感謝しています」
2021年に2人は結婚。翌年に夫がサイゼリヤにて彼女が食事する様子を「サイゼで喜ぶ妻」としてXにポストすると、大きな話題を呼んだ。なんとなく見たことがある人も多いんじゃないだろうか。
「まだグラドルとしてデビューする前だったんですが、すごいバズりましたね。顔をスタンプで隠した状態だったんですが、デビューしてからも、その正体が私だとわかるファンはいませんでした(笑)」
運命的な出会いの末、結婚に至った若い2人だが、お金の使い方や価値観の違いをめぐって2024年に離婚。
「彼から『お金を自由に使えないなら離婚しよう』と。私としては、離婚はしたくなかったのでびっくりでした」
離婚のショックで仕事を休みがちになり、所属していた事務所を辞めることに。グラドルとしては開店休業状態に陥る。さらに離婚後に「サイゼで喜ぶ妻が離婚した」と話題になってしまい、結果的に「私がサイゼで喜ぶ妻でした」と告白し、さらに炎上する。
こんなにいろいろなことがあっても元夫とは「仲が良いんです」と微笑む。
「もう復縁はないし、未練もないです。でも、今でも彼は私の中では王子様なんです。軟禁状態で毎日殴られていて、どん底だった私を救ってくれた唯一無二の人。彼と出会っていなければ、まだ殴られていたかもしれないし、名古屋から出れなかったかもしれません。それに彼と結婚して、転勤で東京に来れたからグラドルという憧れの職業に就けたので。本当に感謝しています」
<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/長谷英史>
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720