過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2022年2月3日 記事は取材時の状況) * * *
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
コロナ禍以降、人と会うこと自体のハードルが上がったからか、大切な人や必要な人と会うということがどれだけ大事かがわかったように感じます。
しかし、それでも「コロナ離婚」などといわれるように、離婚や別居に向かってしまう人もたくさんいます。
今回は、結婚を支援する仕事をしている立場だからこそ伝えられる「離婚に至る成婚者の特徴」についてお伝えします。
◆「離婚に至る成婚者」には特徴がある
年々離婚率は上がっています。先日、友人5人とお食事したときは3人が離婚経験、1人が独身という……まるで今の日本社会の縮図のような状態でした。
婚活をして成婚する人の中にも成婚後に破断になったり、結婚後に離婚したりする方もいます。そして、そんな方には特徴があるのです。
マサヤさん(仮名・34歳)は婚活をスタートしてからずっと「好きになれる人がいない」と悩んでいました。
◆恋愛感情からスタートする婚活はNG
どうしても「好き」という感情を感じる人と結婚したいと考えており、マサヤさんはお見合い段階から「好きになれる人を!」と探していました。
ただ、感情というのはナマモノ。その日の自分のコンディションや考え方で変化するため、自分が恋愛をしやすい状態にないと、気持ちはなかなか動かないものです。
そもそも私は恋愛感情からスタートする婚活をおすすめしていません。しかし、それでもマサヤさんは過去の恋愛経験で感じてきたような「恋愛感情」をとても重んじていたのでした。
◆お見合いで恋愛感情が芽生えると…
あるとき、お見合いで、「この人がいい!」と思える女性に出会い、2人はかなりのスピードで恋愛が進んでいき、2か月で成婚。
私も「そんなに好きになれる人に出会えてよかったね」と言いつつ、「結婚をする上で不安なことや必要なことはきちんと話し合っていってね」とアドバイスしました。
お見合いで恋愛をしてしまうと、とにかく進むのが早いこともあり、アドバイスを聞いていたのかわからなかったのですが、2人はかなりラブラブの中、成婚していきました。
◆婚活を経て結婚することの意外なメリット
「婚活」という過程は結婚を見据え、結婚生活をするうえで話し合わなければならない点をしっかり話し合えることで失敗せず、結婚生活を送ることができる可能性が高いというのが利点です。
それぞれお互いが当たり前レベルで求める生活のイメージがあるはずなので、きちんと話し合い、理解し合うことこそが重要。
そうすることで、結婚生活に入って以降も「あれ? これなんか違う?」ということが減っていきます。
◆「好きでなんでも許せる」は決して続かない
しかし、せっかく婚活をしているのに恋愛感情からスタートしてしまうと、事前に話し合う際、「好き」という感情のせいで、見るべきものが見えず、相手の嫌な部分、気になるところがわからないのです。
好きだからこそなんでも許せてしまう時期はたしかに幸せでしょう。しかし、生活をともにしていけば、「好きでなんでも許せる」という状態では続きません。
婚活だと、最初は衝撃を受けるような恋愛感情がなくても、相手を知っていくにつれてどんどん好きになっていくほうがうまくいくのです。
◆大好きな相手と結婚したとしても…
この感覚は残念ながら経験しなければ、確信できないのかもしれません。私自身も最初の結婚は大好きな彼と結婚し、離婚になりました。
今の旦那さんももちろん好きでしたが、その感情以上に結婚をイメージし、「この人と生活をするなら?」ということを常に考えながらお付き合いの時間をつくりました。結果、今はどんどん好きになる結婚を手に入れ、あっという間に最初の結婚生活より期間も長くなったのです。
マサヤさんは成婚してから2年経ち、現在、離婚するかとても悩みながら結婚生活をしています。毎日、喧嘩が絶えず苦しいとのことでした。
すれ違いの原因はいろいろあるようですが、やはり結婚前にともに生活することを視野に話し合いをするという時間がとても重要だと私は伝えたいと思います。
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
コロナ禍以降、人と会うこと自体のハードルが上がったからか、大切な人や必要な人と会うということがどれだけ大事かがわかったように感じます。
しかし、それでも「コロナ離婚」などといわれるように、離婚や別居に向かってしまう人もたくさんいます。
今回は、結婚を支援する仕事をしている立場だからこそ伝えられる「離婚に至る成婚者の特徴」についてお伝えします。
◆「離婚に至る成婚者」には特徴がある
年々離婚率は上がっています。先日、友人5人とお食事したときは3人が離婚経験、1人が独身という……まるで今の日本社会の縮図のような状態でした。
婚活をして成婚する人の中にも成婚後に破断になったり、結婚後に離婚したりする方もいます。そして、そんな方には特徴があるのです。
マサヤさん(仮名・34歳)は婚活をスタートしてからずっと「好きになれる人がいない」と悩んでいました。
◆恋愛感情からスタートする婚活はNG
どうしても「好き」という感情を感じる人と結婚したいと考えており、マサヤさんはお見合い段階から「好きになれる人を!」と探していました。
ただ、感情というのはナマモノ。その日の自分のコンディションや考え方で変化するため、自分が恋愛をしやすい状態にないと、気持ちはなかなか動かないものです。
そもそも私は恋愛感情からスタートする婚活をおすすめしていません。しかし、それでもマサヤさんは過去の恋愛経験で感じてきたような「恋愛感情」をとても重んじていたのでした。
◆お見合いで恋愛感情が芽生えると…
あるとき、お見合いで、「この人がいい!」と思える女性に出会い、2人はかなりのスピードで恋愛が進んでいき、2か月で成婚。
私も「そんなに好きになれる人に出会えてよかったね」と言いつつ、「結婚をする上で不安なことや必要なことはきちんと話し合っていってね」とアドバイスしました。
お見合いで恋愛をしてしまうと、とにかく進むのが早いこともあり、アドバイスを聞いていたのかわからなかったのですが、2人はかなりラブラブの中、成婚していきました。
◆婚活を経て結婚することの意外なメリット
「婚活」という過程は結婚を見据え、結婚生活をするうえで話し合わなければならない点をしっかり話し合えることで失敗せず、結婚生活を送ることができる可能性が高いというのが利点です。
それぞれお互いが当たり前レベルで求める生活のイメージがあるはずなので、きちんと話し合い、理解し合うことこそが重要。
そうすることで、結婚生活に入って以降も「あれ? これなんか違う?」ということが減っていきます。
◆「好きでなんでも許せる」は決して続かない
しかし、せっかく婚活をしているのに恋愛感情からスタートしてしまうと、事前に話し合う際、「好き」という感情のせいで、見るべきものが見えず、相手の嫌な部分、気になるところがわからないのです。
好きだからこそなんでも許せてしまう時期はたしかに幸せでしょう。しかし、生活をともにしていけば、「好きでなんでも許せる」という状態では続きません。
婚活だと、最初は衝撃を受けるような恋愛感情がなくても、相手を知っていくにつれてどんどん好きになっていくほうがうまくいくのです。
◆大好きな相手と結婚したとしても…
この感覚は残念ながら経験しなければ、確信できないのかもしれません。私自身も最初の結婚は大好きな彼と結婚し、離婚になりました。
今の旦那さんももちろん好きでしたが、その感情以上に結婚をイメージし、「この人と生活をするなら?」ということを常に考えながらお付き合いの時間をつくりました。結果、今はどんどん好きになる結婚を手に入れ、あっという間に最初の結婚生活より期間も長くなったのです。
マサヤさんは成婚してから2年経ち、現在、離婚するかとても悩みながら結婚生活をしています。毎日、喧嘩が絶えず苦しいとのことでした。
すれ違いの原因はいろいろあるようですが、やはり結婚前にともに生活することを視野に話し合いをするという時間がとても重要だと私は伝えたいと思います。
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)