NHKの連続テレビ小説『虎に翼』で、主人公の佐田寅子(伊藤沙莉)と事実婚の関係を結ぶ星航一(岡田将生)の長女・星のどか役を演じて注目を集めた、尾碕真花(おさき・いちか)。
現在、独占配信中のNetflixシリーズ『恋愛バトルロワイヤル』では、見上愛演じるヒロイン・有沢唯千花の同級生、小森恵麻役を演じている。注目作への出演が続くなか、俳優としての想い、意外なその素顔について迫った。
◆『虎に翼』のどか役で心が勝手に動いた
――まずは『虎に翼』ですが、周囲の反響はいかがでしたか?
今まで応援してくれていたファンの方たちが、朝ドラ出演の情報を解禁したときに改めて「おめでとう」と言ってくれたり、「楽しみです」「待ってます」とコメントしてくれたのを見たとき、すごく祝福されているなと嬉しく感じました。両親も喜んでいました。
――今回演じた、のどかという役についてはどんな感想を持ちましたか。
彼女は思っていることと口に出す言葉がチグハグなので、そこが演じる上で難しいところでもありました。思ってないことを言っているように見えすぎても違います、視聴者の方にのどかのセリフをそのまま受け止められてしまってもまた違うし。そのパーセンテージは意識しましたね。
ただ、現場にいるときは、他の共演者のみなさんのおかげというか、みなさんから“受ける”お芝居を大切にしていたので、心が勝手に動き、湧いてきたままの気持ちでセリフを言えたと思います。
◆“受け”の芝居を学んだ朝ドラ出演
――のどかは父に対する複雑な感情を抱えていましたが、演じていて彼女の心情に寄り添えた部分は?
私自身、どちらかというと猪爪家に近い家庭環境でした。にぎやかで思ったことをすぐ口にするという(笑)。なので、その分自分と逆に考えれば理解できるのかなって。
基本的に私は自由な人ですが、自分を含めた人間関係を俯瞰で見るというところは似ているかもしれません。ただ、彼女をあのようにさせてしまったのはやはり周りの環境というか、そう考えると、のどかの場合は遅れてやってきた反抗期なのかなと。
――ちなみに、尾碕さんの反抗期はどんな感じでしたか。
もうごく普通の、みんながよく通ってくる反抗期でしたよ。中学生くらいのタイミングで。
――劇中には麻雀をするシーンがありましたね。
あれは相当練習しました。台本をいただいて、リハーサルのときに先生に初めて教えていただいて。前室(※本番を待つ俳優が待機するスペース)でもスタッフさんに教えてもらって、ルールとか麻雀牌に慣れる努力をしました。所作に関しても家柄を意識して、上品に見えるよう背筋を伸ばしたりして気をつけました。
――今回の朝ドラ出演を通じ、尾碕さんの中で得られたものは何でしょう。
お芝居って自分よがりになってもいけない、ということは改めて思いました。周りの方の息づかいだったり、間だったりを五感ですべて感じるようにして、“受け”の芝居を大事に意識することができましたし、その意味では、自分のやりやすいやり方みたいなものを見つけられたんじゃないかなと。
――と、いいますと?
台本への取り組み方、現場でのお芝居の出し方、今までいろいろ試行錯誤して100%ガチガチに決め込んで臨む現場もありました。でも今回、ある程度の筋さえ通していれば、周りのお芝居を受けていろいろ柔軟にやることが自分には合っていたんだと発見しました。それが自信にもつながりましたし、これからの取り組み方も変わっていくと思います。それが一番大きかったですね。
◆見られれば見られるほど努力できるタイプ
――一方、配信中の『恋愛バトルロワイヤル』ですが、茶髪のロングヘアーでビジュアルが全然違いますよね。
自分でもそう思います。解禁されたビジュアルを改めて見ると「あれ? こんな顔してたっけ?」って(笑)。
――どんな役どころなんですか?
女子高生です。詳しくは言えませんが、学園で起きる恋愛トラブルに巻き込まれていきます(笑)。久しぶりに制服を着て、少しでも青春を感じられたので楽しかったですね。同世代と一緒に演技をするというのは、刺激の受け方もまた違いましたし。
――どう違うんですか。
『虎に翼』は先輩ばかりだったので必死について行けるよう努力しましたけど、『恋愛バトルロワイヤル』のように同世代がほとんどだと「一緒に作ろう」とか「自分も良い影響を与えられたら」といった方向に気持ちが動くし、おのずと演技に対するアプローチも変わっていくというか。
――では『虎に翼』とは異なる尾碕さんが楽しめそうですね。
もう、全っ然、違うと思います。ファンの方じゃないと同一人物とは気づかないかもしれません(笑)。
――インスタにもアップされてましたが、今年の3月にショートカットにされたんですよね。
小学生くらいまではこれぐらいのショートだったんですよ。なので自分的には戻った感じがします。昔から私を知ってくださる人は「若返った」と言うし、ロングの私から入ってくれた方は「幼くなった」と。人それぞれ見え方が違うのは面白いなって思います。
――物理的にはいかがですか。
軽いです。もうシャンプーもリンスもすぐ終わります。タオルドライでほぼ乾きますし。ドライヤーの時間も半分以下くらいになりました。
――今の尾碕さんにとって、俳優業のやりがいや魅力は何でしょう?
「自由度の高さ」ですね。自由な性格だし、飽き性なので、同じことをずっとやり続けるのが苦手で。そういう部分で自分にすごく合っているのかなって思います。もちろん、自由には良い部分も悪い部分もあると思いますが、しっかり努力が映るところが魅力です。
表に出る以上、絶対に誰かしらに見られますし、それがすごく自分の中で「やる気スイッチ」になっていて、見られれば見られるほど努力できるというか。なので今はお芝居をしている時が一番楽しいです。
◆上京して同級生の丁寧さに驚いた
――ストレートに聞きますが、尾碕さんってどんな人なんですか?
ガサツです(笑)。おまけにおしゃべりです。
――飾らない性格、ということですね。
ありがとうございます(笑)。俳優としてお芝居という嘘をつくのは大丈夫ですが、尾碕真花自身として嘘をつくのはすごく苦手です。
――出身が高知県ですが、生まれ育った環境みたいなものも関係ありますか?
そうですね……気の強さは両親の遺伝だと思います。環境もある程度は関係するのかもしれませんが、やっぱり両親だと思います。
――好きな土佐弁は?
生まれてから当たり前のように触れていたので、好きもなにも普通というか。どちらかというと標準語に憧れがありましたね。東京にでてきて男性がこんなにも優しく話すのかって感動したくらいです。
高校のとき、上履きのまま帰宅しようとしたら、同級生の男の子が「尾𥔎さん、靴履き替えるの忘れてるよ」って教えてくれて。そんな丁寧な話し方ってある? って驚いて思わず「あ、ありがとう」って言いました(笑)。
――これが土佐弁だったらどんな感じなんでしょう。
低いトーンで「尾碕、忘れちゅうで」ですかね。そのイントネーションの感じが、とても強く聞こえて(笑)。地元や関西の人からしたら標準語は丁寧ぶっているって言われるかもしれないけど、私は標準語が好きです。
◆ネギは美味しさとデメリットが見合ってない
――ベタな質問ですが、やっぱりカツオのたたきはお好きですか?
好きですよ。でも、美味しいと感じたのは東京に来てからです。高知にいるときは特別な食べ物ではなかったので、そんなに意識したことはなかったんですが、東京のスーパーで買ったカツオを食べたら味が全然違って。改めて地元のカツオの美味しさに気づきましたね。
――好きな食べ方はありますか。
薄くスライスした生ニンニクと柚子か、粗塩をふって。あとは専用のタレも。美味しいですよね。
――ちなみに、食べ物の好き嫌いは?
好き嫌いというか、こだわりが強くて。最近はネギが苦手です。
――美味しいし、薬味としても欠かせませんよね。
焼肉とかのネギ塩はいいんですけど、ラーメンやそばのネギは苦手です。食べた後、口のなかにすごい残るじゃないですか。そのデメリットと美味しさが見合ってないと思うんですよ。
――そういうロジックですか。
ニンニクは確かに臭くなるけど、私のなかでは美味しさと見合ってるので好きなんです。もう普段からそんなことばっかり頭のなかでしゃべってます(笑)。
◆強くなるために習いたいモノとは
――では最後に、俳優としての今後について聞かせてください。
お芝居が好きなので、どの作品が好きです、どんな作品に出たいですというより、末長くお芝居をする環境に身を置けるような状態になれるといいなと思っています。
――そのためには何が必要だと思いますか。
芝居の能力はもちろんですけど、芝居以外の魅力を身につけることができれば。そういったものを私生活で見つけられたらいいなと。
――具体的にやってみたいことは?
クラヴ・マガを習いたいです。
――クラヴ・マガ?
護身術みたいな格闘技(※イスラエルで軍や警察向けに開発された戦闘術)です。内面の強さより、実際に強くなりたいんです。戦ったときに……って実際に戦うことはないですけど(笑)。
【尾碕真花】
’00年、高知県生まれ。’12年、第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞受賞。’16年、『タクシードライバーの推理日誌39』で俳優デビュー。主な出演作はスーパー戦隊シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』『鎌倉殿の13人』『早朝始発の殺風景』『卒業タイムリミット』『この素晴らしき世界』など
<取材・文/中村裕一 撮影/尾藤能暢 ヘアメイク/塩山千明 スタイリング/村松栞奈 衣装協力/A CCORDION ALM. BILAN hakujune SORIN>
【中村裕一】
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
現在、独占配信中のNetflixシリーズ『恋愛バトルロワイヤル』では、見上愛演じるヒロイン・有沢唯千花の同級生、小森恵麻役を演じている。注目作への出演が続くなか、俳優としての想い、意外なその素顔について迫った。
◆『虎に翼』のどか役で心が勝手に動いた
――まずは『虎に翼』ですが、周囲の反響はいかがでしたか?
今まで応援してくれていたファンの方たちが、朝ドラ出演の情報を解禁したときに改めて「おめでとう」と言ってくれたり、「楽しみです」「待ってます」とコメントしてくれたのを見たとき、すごく祝福されているなと嬉しく感じました。両親も喜んでいました。
――今回演じた、のどかという役についてはどんな感想を持ちましたか。
彼女は思っていることと口に出す言葉がチグハグなので、そこが演じる上で難しいところでもありました。思ってないことを言っているように見えすぎても違います、視聴者の方にのどかのセリフをそのまま受け止められてしまってもまた違うし。そのパーセンテージは意識しましたね。
ただ、現場にいるときは、他の共演者のみなさんのおかげというか、みなさんから“受ける”お芝居を大切にしていたので、心が勝手に動き、湧いてきたままの気持ちでセリフを言えたと思います。
◆“受け”の芝居を学んだ朝ドラ出演
――のどかは父に対する複雑な感情を抱えていましたが、演じていて彼女の心情に寄り添えた部分は?
私自身、どちらかというと猪爪家に近い家庭環境でした。にぎやかで思ったことをすぐ口にするという(笑)。なので、その分自分と逆に考えれば理解できるのかなって。
基本的に私は自由な人ですが、自分を含めた人間関係を俯瞰で見るというところは似ているかもしれません。ただ、彼女をあのようにさせてしまったのはやはり周りの環境というか、そう考えると、のどかの場合は遅れてやってきた反抗期なのかなと。
――ちなみに、尾碕さんの反抗期はどんな感じでしたか。
もうごく普通の、みんながよく通ってくる反抗期でしたよ。中学生くらいのタイミングで。
――劇中には麻雀をするシーンがありましたね。
あれは相当練習しました。台本をいただいて、リハーサルのときに先生に初めて教えていただいて。前室(※本番を待つ俳優が待機するスペース)でもスタッフさんに教えてもらって、ルールとか麻雀牌に慣れる努力をしました。所作に関しても家柄を意識して、上品に見えるよう背筋を伸ばしたりして気をつけました。
――今回の朝ドラ出演を通じ、尾碕さんの中で得られたものは何でしょう。
お芝居って自分よがりになってもいけない、ということは改めて思いました。周りの方の息づかいだったり、間だったりを五感ですべて感じるようにして、“受け”の芝居を大事に意識することができましたし、その意味では、自分のやりやすいやり方みたいなものを見つけられたんじゃないかなと。
――と、いいますと?
台本への取り組み方、現場でのお芝居の出し方、今までいろいろ試行錯誤して100%ガチガチに決め込んで臨む現場もありました。でも今回、ある程度の筋さえ通していれば、周りのお芝居を受けていろいろ柔軟にやることが自分には合っていたんだと発見しました。それが自信にもつながりましたし、これからの取り組み方も変わっていくと思います。それが一番大きかったですね。
◆見られれば見られるほど努力できるタイプ
――一方、配信中の『恋愛バトルロワイヤル』ですが、茶髪のロングヘアーでビジュアルが全然違いますよね。
自分でもそう思います。解禁されたビジュアルを改めて見ると「あれ? こんな顔してたっけ?」って(笑)。
――どんな役どころなんですか?
女子高生です。詳しくは言えませんが、学園で起きる恋愛トラブルに巻き込まれていきます(笑)。久しぶりに制服を着て、少しでも青春を感じられたので楽しかったですね。同世代と一緒に演技をするというのは、刺激の受け方もまた違いましたし。
――どう違うんですか。
『虎に翼』は先輩ばかりだったので必死について行けるよう努力しましたけど、『恋愛バトルロワイヤル』のように同世代がほとんどだと「一緒に作ろう」とか「自分も良い影響を与えられたら」といった方向に気持ちが動くし、おのずと演技に対するアプローチも変わっていくというか。
――では『虎に翼』とは異なる尾碕さんが楽しめそうですね。
もう、全っ然、違うと思います。ファンの方じゃないと同一人物とは気づかないかもしれません(笑)。
――インスタにもアップされてましたが、今年の3月にショートカットにされたんですよね。
小学生くらいまではこれぐらいのショートだったんですよ。なので自分的には戻った感じがします。昔から私を知ってくださる人は「若返った」と言うし、ロングの私から入ってくれた方は「幼くなった」と。人それぞれ見え方が違うのは面白いなって思います。
――物理的にはいかがですか。
軽いです。もうシャンプーもリンスもすぐ終わります。タオルドライでほぼ乾きますし。ドライヤーの時間も半分以下くらいになりました。
――今の尾碕さんにとって、俳優業のやりがいや魅力は何でしょう?
「自由度の高さ」ですね。自由な性格だし、飽き性なので、同じことをずっとやり続けるのが苦手で。そういう部分で自分にすごく合っているのかなって思います。もちろん、自由には良い部分も悪い部分もあると思いますが、しっかり努力が映るところが魅力です。
表に出る以上、絶対に誰かしらに見られますし、それがすごく自分の中で「やる気スイッチ」になっていて、見られれば見られるほど努力できるというか。なので今はお芝居をしている時が一番楽しいです。
◆上京して同級生の丁寧さに驚いた
――ストレートに聞きますが、尾碕さんってどんな人なんですか?
ガサツです(笑)。おまけにおしゃべりです。
――飾らない性格、ということですね。
ありがとうございます(笑)。俳優としてお芝居という嘘をつくのは大丈夫ですが、尾碕真花自身として嘘をつくのはすごく苦手です。
――出身が高知県ですが、生まれ育った環境みたいなものも関係ありますか?
そうですね……気の強さは両親の遺伝だと思います。環境もある程度は関係するのかもしれませんが、やっぱり両親だと思います。
――好きな土佐弁は?
生まれてから当たり前のように触れていたので、好きもなにも普通というか。どちらかというと標準語に憧れがありましたね。東京にでてきて男性がこんなにも優しく話すのかって感動したくらいです。
高校のとき、上履きのまま帰宅しようとしたら、同級生の男の子が「尾𥔎さん、靴履き替えるの忘れてるよ」って教えてくれて。そんな丁寧な話し方ってある? って驚いて思わず「あ、ありがとう」って言いました(笑)。
――これが土佐弁だったらどんな感じなんでしょう。
低いトーンで「尾碕、忘れちゅうで」ですかね。そのイントネーションの感じが、とても強く聞こえて(笑)。地元や関西の人からしたら標準語は丁寧ぶっているって言われるかもしれないけど、私は標準語が好きです。
◆ネギは美味しさとデメリットが見合ってない
――ベタな質問ですが、やっぱりカツオのたたきはお好きですか?
好きですよ。でも、美味しいと感じたのは東京に来てからです。高知にいるときは特別な食べ物ではなかったので、そんなに意識したことはなかったんですが、東京のスーパーで買ったカツオを食べたら味が全然違って。改めて地元のカツオの美味しさに気づきましたね。
――好きな食べ方はありますか。
薄くスライスした生ニンニクと柚子か、粗塩をふって。あとは専用のタレも。美味しいですよね。
――ちなみに、食べ物の好き嫌いは?
好き嫌いというか、こだわりが強くて。最近はネギが苦手です。
――美味しいし、薬味としても欠かせませんよね。
焼肉とかのネギ塩はいいんですけど、ラーメンやそばのネギは苦手です。食べた後、口のなかにすごい残るじゃないですか。そのデメリットと美味しさが見合ってないと思うんですよ。
――そういうロジックですか。
ニンニクは確かに臭くなるけど、私のなかでは美味しさと見合ってるので好きなんです。もう普段からそんなことばっかり頭のなかでしゃべってます(笑)。
◆強くなるために習いたいモノとは
――では最後に、俳優としての今後について聞かせてください。
お芝居が好きなので、どの作品が好きです、どんな作品に出たいですというより、末長くお芝居をする環境に身を置けるような状態になれるといいなと思っています。
――そのためには何が必要だと思いますか。
芝居の能力はもちろんですけど、芝居以外の魅力を身につけることができれば。そういったものを私生活で見つけられたらいいなと。
――具体的にやってみたいことは?
クラヴ・マガを習いたいです。
――クラヴ・マガ?
護身術みたいな格闘技(※イスラエルで軍や警察向けに開発された戦闘術)です。内面の強さより、実際に強くなりたいんです。戦ったときに……って実際に戦うことはないですけど(笑)。
【尾碕真花】
’00年、高知県生まれ。’12年、第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞受賞。’16年、『タクシードライバーの推理日誌39』で俳優デビュー。主な出演作はスーパー戦隊シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』『鎌倉殿の13人』『早朝始発の殺風景』『卒業タイムリミット』『この素晴らしき世界』など
<取材・文/中村裕一 撮影/尾藤能暢 ヘアメイク/塩山千明 スタイリング/村松栞奈 衣装協力/A CCORDION ALM. BILAN hakujune SORIN>
【中村裕一】
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter