過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2023年8月13日 記事は取材時の状況) * * *
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。先日、34歳になりました。未だに独身なのも、子どもがいないのも、毎晩23時以降の記憶があいまいなのも予想外でした。親に見せる顔がありません。まさに限界ホステスです。
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、恋愛やモテに関する情報を発信をしています。
◆40代・50代メンズの痛いファッションとは
せっかくキャバクラで遊ぶなら、キャバ嬢にちやほやされたいもの。いつも以上にお洒落にも気合が入ることでしょう。でもそんなに気負う必要はないと思います。爪が伸びていたり、歯を磨いていなかったり、靴が汚れていたりするなど、あからさまに不潔でだらしないのは論外ですが。
ところがどっこい。張り切った結果、ギラギラしすぎ。引退した野球選手みたいな出で立ちで街に繰り出すお父さんが後を絶ちません。何を着ようと彼らの勝手ですが、「20㎏太い新庄剛志」にしか見えないのが現実です。
せっかくキャバクラで遊ぶんです。皆さんにはぜひ存分にモテていただきたい。
そこで今回は、「キャバクラによくいるファッションが迷走しているおじさんの特徴10選」を解説したいと思います。
当てはまった項目の数が1個から3個までならセーフ。4個から6個は黄色信号。7個以上なら完全にアウトなので持っている服を全部捨てて、ユニクロに行ってください。
◆①デカい数珠のブレスレット
なぜ中年男性は腕にデカい数珠を巻いてしまうのか。周囲に彼を止める人がいなかったのか。
仏教的な意味の数珠ではなく、正しくはパワーストーンのブレスレットなのですが、ファッションとして身に着けるにはあまりにも存在感がありすぎて、どうしてもミスマッチです。数珠にしか見えません。
シックなイタリア製のスーツや、高級時計をも台無しにする、ある意味で最強アイテム。
◆②EXILE ATSUSHIの偽物みたいなひげ
最近は、男性もひげ脱毛に通う時代。「清潔感がない!」「生理的に受け付けない!」と、嫌われがちなひげですが、私はどっちでもいいと思います。
ただし、サングラスに素敵なオールバック、ジャケット、そこにひげが加わると、どうしてもEXILE ATSUSHIの偽物にしか見えないので要注意です。キャバクラの店長に多いです。
◆③白すぎる歯
テレ朝系のテレビ番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」の番組内で、お笑いタレント・有吉さんが「やっぱり俺、歯をセラミックにしたくないっていうのあるんですよね。一番ダサいじゃん」とお話しになっているのを拝見して笑ってしまいました。
おそらく、セラミックにしたことで「お!色気づいてんのか!有吉!」と思われるのがダサい、というより恥ずかしいという意味で、セラミックそのものがダサいというお話では無かったと思います。
セラミックでもインプラントでもなんでもいいけど、歯が白すぎるおじさんはやはり「20㎏太い新庄剛志」にしか見えません。
◆④薄毛の茶髪
これが一番解せないかもしれません。おじさんはなぜ茶髪にしてしまうのか。若作りのつもりなのでしょうか。毛染めしないままのロマンスグレーが素敵です。年相応です。
地元に帰省すると、お祭りの御神輿の上にいるボス猿っぽいポジションのおじさんはだいたい薄毛の茶髪な気がします。個人的にはツーブロックより無理です。
◆⑤コロンをつけすぎる
加齢臭を気にしての行動かもしれません。気にしてくださりありがとう。優しい男性です。でもつけすぎは禁物。
化粧品売り場のお姉さんに“適量”がどの程度なのか教えてもらいましょう。
◆⑥サイズがあっていないTシャツ
適切なサイズより2サイズほど小さいTシャツをチョイスしてしまっているおじさんをたまにお見かけします。痩せていたころの名残なのか、ガチムチボディをアピールしているのか。
透けてポチッとなっているバストトップを見ると切ない気持ちになります。
◆⑦ダメージジーンズ
ダメージジーンズを簡単に着こなせるのはせいぜい20代まで。30代以降はそういうわけにはいきません。穿きこなすにはテクニックを要します。ただのおじさんがただの穴の開いたジーンズを穿いていたら哀愁が漂います。
◆⑧ルブタンのスニーカー
ルブタンの靴が大好きでパンプスはもちろん、サンダル、フラットシューズなど、履きもしないのにたくさん持っています。飲み屋のお姉さんあるあるです。
もちろんルブタンのスニーカーも大好き。ください。ただ、おじさんが履いていると漫画「闇金ウシジマくん」に出てくる怖い人のコスプレにしか見えません。
◆⑨クラッチバッグ
クラッチバッグは、もともとは小型のパーティバッグとして女性が愛用してきたものでした。しかし、近年は若い男性の間にもクラッチバッグが浸透し、ファッションアイテムのひとつとして市民権を得ています。
メンズのクラッチバッグそのものは素敵ですが、おじさんとクラッチバッグがセットになると、どうしても集金カバンに見えてしまう……。要注意です。
◆⑩ベルトのバックルがうるさすぎる
じりじりと太陽の日差しが強くなり、Tシャツ×パンツなど、シンプルな装いで出かける方も多いこの頃。 Tシャツをパンツにインして、ベルトのバックルを強調する着こなしも流行っています。
ぽよんとしたお腹の下からのぞくルイ・ヴィトン、ドルガバ、グッチ、エルメスのロゴ。「かっこいい!」というよりは、やはり哀愁を感じてしまいます。
◆痛いおじさんにならないために
今回は、「キャバクラによくいるファッションが迷走しているおじさんの特徴10選」をご紹介しました。新庄剛志か歌舞伎町のホストくらいしか身に着けなさそうなアイテムを中年男性がチョイスすると失敗しがちです。
ルブタンのスニーカーとクラッチバッグは私が引き受けるので安心してください。
たまにはパートナーとショッピングに出かけるのもアリです。女性目線で的確なアドバイスをくれるかもしれません。
<文/みずえちゃん>
【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。先日、34歳になりました。未だに独身なのも、子どもがいないのも、毎晩23時以降の記憶があいまいなのも予想外でした。親に見せる顔がありません。まさに限界ホステスです。
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、恋愛やモテに関する情報を発信をしています。
◆40代・50代メンズの痛いファッションとは
せっかくキャバクラで遊ぶなら、キャバ嬢にちやほやされたいもの。いつも以上にお洒落にも気合が入ることでしょう。でもそんなに気負う必要はないと思います。爪が伸びていたり、歯を磨いていなかったり、靴が汚れていたりするなど、あからさまに不潔でだらしないのは論外ですが。
ところがどっこい。張り切った結果、ギラギラしすぎ。引退した野球選手みたいな出で立ちで街に繰り出すお父さんが後を絶ちません。何を着ようと彼らの勝手ですが、「20㎏太い新庄剛志」にしか見えないのが現実です。
せっかくキャバクラで遊ぶんです。皆さんにはぜひ存分にモテていただきたい。
そこで今回は、「キャバクラによくいるファッションが迷走しているおじさんの特徴10選」を解説したいと思います。
当てはまった項目の数が1個から3個までならセーフ。4個から6個は黄色信号。7個以上なら完全にアウトなので持っている服を全部捨てて、ユニクロに行ってください。
◆①デカい数珠のブレスレット
なぜ中年男性は腕にデカい数珠を巻いてしまうのか。周囲に彼を止める人がいなかったのか。
仏教的な意味の数珠ではなく、正しくはパワーストーンのブレスレットなのですが、ファッションとして身に着けるにはあまりにも存在感がありすぎて、どうしてもミスマッチです。数珠にしか見えません。
シックなイタリア製のスーツや、高級時計をも台無しにする、ある意味で最強アイテム。
◆②EXILE ATSUSHIの偽物みたいなひげ
最近は、男性もひげ脱毛に通う時代。「清潔感がない!」「生理的に受け付けない!」と、嫌われがちなひげですが、私はどっちでもいいと思います。
ただし、サングラスに素敵なオールバック、ジャケット、そこにひげが加わると、どうしてもEXILE ATSUSHIの偽物にしか見えないので要注意です。キャバクラの店長に多いです。
◆③白すぎる歯
テレ朝系のテレビ番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」の番組内で、お笑いタレント・有吉さんが「やっぱり俺、歯をセラミックにしたくないっていうのあるんですよね。一番ダサいじゃん」とお話しになっているのを拝見して笑ってしまいました。
おそらく、セラミックにしたことで「お!色気づいてんのか!有吉!」と思われるのがダサい、というより恥ずかしいという意味で、セラミックそのものがダサいというお話では無かったと思います。
セラミックでもインプラントでもなんでもいいけど、歯が白すぎるおじさんはやはり「20㎏太い新庄剛志」にしか見えません。
◆④薄毛の茶髪
これが一番解せないかもしれません。おじさんはなぜ茶髪にしてしまうのか。若作りのつもりなのでしょうか。毛染めしないままのロマンスグレーが素敵です。年相応です。
地元に帰省すると、お祭りの御神輿の上にいるボス猿っぽいポジションのおじさんはだいたい薄毛の茶髪な気がします。個人的にはツーブロックより無理です。
◆⑤コロンをつけすぎる
加齢臭を気にしての行動かもしれません。気にしてくださりありがとう。優しい男性です。でもつけすぎは禁物。
化粧品売り場のお姉さんに“適量”がどの程度なのか教えてもらいましょう。
◆⑥サイズがあっていないTシャツ
適切なサイズより2サイズほど小さいTシャツをチョイスしてしまっているおじさんをたまにお見かけします。痩せていたころの名残なのか、ガチムチボディをアピールしているのか。
透けてポチッとなっているバストトップを見ると切ない気持ちになります。
◆⑦ダメージジーンズ
ダメージジーンズを簡単に着こなせるのはせいぜい20代まで。30代以降はそういうわけにはいきません。穿きこなすにはテクニックを要します。ただのおじさんがただの穴の開いたジーンズを穿いていたら哀愁が漂います。
◆⑧ルブタンのスニーカー
ルブタンの靴が大好きでパンプスはもちろん、サンダル、フラットシューズなど、履きもしないのにたくさん持っています。飲み屋のお姉さんあるあるです。
もちろんルブタンのスニーカーも大好き。ください。ただ、おじさんが履いていると漫画「闇金ウシジマくん」に出てくる怖い人のコスプレにしか見えません。
◆⑨クラッチバッグ
クラッチバッグは、もともとは小型のパーティバッグとして女性が愛用してきたものでした。しかし、近年は若い男性の間にもクラッチバッグが浸透し、ファッションアイテムのひとつとして市民権を得ています。
メンズのクラッチバッグそのものは素敵ですが、おじさんとクラッチバッグがセットになると、どうしても集金カバンに見えてしまう……。要注意です。
◆⑩ベルトのバックルがうるさすぎる
じりじりと太陽の日差しが強くなり、Tシャツ×パンツなど、シンプルな装いで出かける方も多いこの頃。 Tシャツをパンツにインして、ベルトのバックルを強調する着こなしも流行っています。
ぽよんとしたお腹の下からのぞくルイ・ヴィトン、ドルガバ、グッチ、エルメスのロゴ。「かっこいい!」というよりは、やはり哀愁を感じてしまいます。
◆痛いおじさんにならないために
今回は、「キャバクラによくいるファッションが迷走しているおじさんの特徴10選」をご紹介しました。新庄剛志か歌舞伎町のホストくらいしか身に着けなさそうなアイテムを中年男性がチョイスすると失敗しがちです。
ルブタンのスニーカーとクラッチバッグは私が引き受けるので安心してください。
たまにはパートナーとショッピングに出かけるのもアリです。女性目線で的確なアドバイスをくれるかもしれません。
<文/みずえちゃん>
【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989