秋元康プロデュースによる17名アイドルグループ「Rain Tree」が11日、1stデジタルシングルの選抜メンバーを決めるセレクション最終審査会を都内で開催した。来年1月にリリースが決まっている表題曲の歌唱メンバーは、歌・ダンス・自己アピールの3つで審査を行い、運営スタッフの評価とファンによる投票を経て、選抜メンバーが決定した。
デビュ―シングルの選抜メンバーは、佐藤莉華(旧名:サナ)、遠藤莉乃(旧名:イチゴ)、綾瀬ことり(旧名:コトリ)、新野楓果(旧名:ニイ)、加藤柊(旧名:キナコ)、鈴野みお(旧名:リンリン)、橋本真希(旧名:マキ)の7名。ひとりずつ名前が呼ばれてステージに登場すると、お互いに抱き合って喜びを分かち合った。
選抜では上から二番目になる24歳の新野は、涙で声を震わせながら「私はこのセレクション期間を今まで以上に頑張ってやりきってきたので、不安はありましたけど、まずは頑張った私の努力を認めていただけて嬉しいです。でもその反面、ここに呼ばれていないメンバーのことを考えるとすごく複雑な気持ちになるんですけど、絶対選ばれたからにはその他のメンバーの分も背負って、いいスタートが勢いよく切れるようにこのメンバーで頑張っていきたいです!」と意気込みを語った。また、緊張感の漂う会場でも笑顔を絶やさなかったグループ最年少15歳の鈴野も、「デビューシングルは17人で歌いたいといつも思っていたから、悲しい気持ちもあります。Rain Treeは、17人でRain Tree。その気持ちは忘れずにやっていきたい」と仲間に気持ちを寄せた。
選抜メンバー以外の市原紬希(旧名:イチ)、吉川海未(旧名:カワチャン)、永瀬真梨(旧名:タマ)、朝宮日向(旧名:チャイ)、水野乃愛(旧名:ペロ)、片瀬真花(旧名:マカロン)、仲俣美希(旧名:マリオ)、黒澤禾恋(旧名:ミラン)、葉山莉瑚(旧名:リー)、百瀬紗菜(旧名:ロゼ)の10名は、カップリング曲を担当する。
今回は惜しくも選抜の座を摑むことはできなかった。だが、この日に行われた「自己アピール」審査では、自作衣装でSKE48の楽曲を振りコピを見せた百瀬、ダイナミックなチアダンスを披露した葉山、袴姿で特技の競技かるたパフォーマンスの片瀬、ステージ上で3つの願いごとを叫びながら頭突きでくるみ割りをした市原など、個性豊かなアピールでインパクトを残したメンバーも多かった。
まさに歓喜と悔し涙が入り混じる最終審査会となったが、選抜メンバーの綾瀬は「いつか17人で東京ドームに立ちたい」と明確な目標も掲げた。まさに芽吹いたばかりのRain Treeがどんな大樹に育つのか。来年から本格的に始動する物語に注目したい。
取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧
デビュ―シングルの選抜メンバーは、佐藤莉華(旧名:サナ)、遠藤莉乃(旧名:イチゴ)、綾瀬ことり(旧名:コトリ)、新野楓果(旧名:ニイ)、加藤柊(旧名:キナコ)、鈴野みお(旧名:リンリン)、橋本真希(旧名:マキ)の7名。ひとりずつ名前が呼ばれてステージに登場すると、お互いに抱き合って喜びを分かち合った。
選抜では上から二番目になる24歳の新野は、涙で声を震わせながら「私はこのセレクション期間を今まで以上に頑張ってやりきってきたので、不安はありましたけど、まずは頑張った私の努力を認めていただけて嬉しいです。でもその反面、ここに呼ばれていないメンバーのことを考えるとすごく複雑な気持ちになるんですけど、絶対選ばれたからにはその他のメンバーの分も背負って、いいスタートが勢いよく切れるようにこのメンバーで頑張っていきたいです!」と意気込みを語った。また、緊張感の漂う会場でも笑顔を絶やさなかったグループ最年少15歳の鈴野も、「デビューシングルは17人で歌いたいといつも思っていたから、悲しい気持ちもあります。Rain Treeは、17人でRain Tree。その気持ちは忘れずにやっていきたい」と仲間に気持ちを寄せた。
選抜メンバー以外の市原紬希(旧名:イチ)、吉川海未(旧名:カワチャン)、永瀬真梨(旧名:タマ)、朝宮日向(旧名:チャイ)、水野乃愛(旧名:ペロ)、片瀬真花(旧名:マカロン)、仲俣美希(旧名:マリオ)、黒澤禾恋(旧名:ミラン)、葉山莉瑚(旧名:リー)、百瀬紗菜(旧名:ロゼ)の10名は、カップリング曲を担当する。
今回は惜しくも選抜の座を摑むことはできなかった。だが、この日に行われた「自己アピール」審査では、自作衣装でSKE48の楽曲を振りコピを見せた百瀬、ダイナミックなチアダンスを披露した葉山、袴姿で特技の競技かるたパフォーマンスの片瀬、ステージ上で3つの願いごとを叫びながら頭突きでくるみ割りをした市原など、個性豊かなアピールでインパクトを残したメンバーも多かった。
まさに歓喜と悔し涙が入り混じる最終審査会となったが、選抜メンバーの綾瀬は「いつか17人で東京ドームに立ちたい」と明確な目標も掲げた。まさに芽吹いたばかりのRain Treeがどんな大樹に育つのか。来年から本格的に始動する物語に注目したい。
取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧