―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。
◆物議を醸した妹尾ユウカ氏の発言はエイジハラスメント?
コラムニスト・脚本家の妹尾ユウカ氏が「40歳近くになってパーカーを着ているおじさんはおかしい」と主張したことに端を発して、実業家・堀江貴文氏が猛反論。大論争に発展したのはご存知のとおりです。
堀江氏は妹尾氏の主張をエイジハラスメントだと指摘していましたが、筆者自身もよくパーカーを着用していますし、たしかに妹尾氏の発言はエイジハラスメントだと感じました。
そもそもファッションはパーカーをはじめどんな服を着ようと、年齢や場所に関係なく本人の自由だというのが大前提だからです。
ちなみに妹尾氏の主張は、“商談時”に中年男性がパーカーを着ているのは不適切といった意味合いでした。ただ、ビジネスシーンでのファッションのカジュアル化がどんどん進んでいる現代において、大事な商談の場であろうとパーカーを着ていてもなんら問題ないでしょう。
◆ファッションは誰が何を着ようと本人の自由ではあるが…
とはいえ、おじさんがアレを着てはおかしい、コレを着てはいけないと決めつけるのはよくないですが、たしかに中年男性で「おや?」と感じるコーディネートをしている人はたまに見かけますし、それが見る人によっては「ダサい」と感じることがあるのも事実。
特に、一昔前に流行ったデザインの服を今でも愛用していて、昨今のトレンドに合っていないコーデになってしまっていると、若い女性などから「あのおじさん、ダサい、イタい」とネガティブな印象を持たれてしまうこともあるかもしれません。
繰り返しますが、何歳だろうがどんな見た目だろうが、ファッションは誰が何を着ようと自由ですし、本人が気にしていないのであればなんの問題もありません。
ただ、第三者から「ダサい」「イタい」と思われてしまう可能性があるファッションが、どんなものかというのを知っておくことの意味はあるはずです。
◆若い女性たちが内心「いい歳してイキッてる」と思う服
では、多くの第三者から「ダサい」「イタい」と思われてしまうリスクがあるアイテムから挙げていきましょう。
まず、要注意なのが「和柄」。
背中に虎や龍の和柄刺繍が入ったアウターや桜など和柄刺繍が入ったボトムスなど、和柄が入ったアイテムは引かれてしまう可能性が高いです。
もちろん、日本を愛する粋なファッションという考え方もできますし、本人が納得・満足しているのであれば他人に文句を言われる筋合いはないのですが、若い女性たちのなかには、内心「いい歳してイキッててダサい」と思っている人が少なくないかもしれません。
ほかにも「スカル」のプリントがあしらわれたアウターやトップスも、同じように「イキッてる」と思われてしまって、女子ウケは悪そうです。
ちなみに「和柄」や「スカル」が要注意だと聞いて、「いまどきそんな服着てる人ほとんどいないよ(笑)!」と思った読者も多いことでしょう。…………その感想がまさに“多くの第三者”の意見というわけです。
◆若い女性たちが内心「ムリして若ぶってる」と思う服
他者から「ダサい」「イタい」と思われてしまうリスクがあるのは、柄やモチーフだけではありません。
たとえば、太ももや膝が見えるほどのダメージデニムは、ワイルドで漢らしいアイテムだという考え方もできますが、若い女性たちから内心「ムリして若ぶってる」なんて思われてしまう可能性も。
そのリスクはダメージ加工の面積の大きさに比例すると言っていいでしょう。
ファッションで若々しく見られたいという思考自体は悪くないのですが、「ムリしてる」と思われてしまうのは心外なのではないでしょうか。
◆「昔の流行を引きずってる」と思われるリスクがある服
コーデのシルエットやサイズ感でも、若い女性たちから「ダサい」「イタい」と判断されてしまうかもしれません。
一昔前のメンズファッションはタイトシルエットにまとめるのが流行っていましたが、近年はゆったりしたワイドサイズで着こなすのが主流となっています。
そのため脚のラインが丸わかりになってしまうようなスキニーデニムなどは、「昔の流行を引きずってる」なんて思われてしまうかもしれません。
特にピチピチの白パンツなどを穿くと、「昔の流行を引きずってる」だけでなく、「ムリして若ぶってる」とも思われ、ダブルのマイナス印象になってしまうこともあるでしょう。
◆他者からどう思われる可能性があるかを知ることは重要
何歳だろうと誰がどんな服を着るかは本人の自由。「○○着てるおじさんっておかしい」といった発言はエイジハラスメントになりますし、そんなふうに断罪される言われはありません。
しかし、周囲の人たちが口には出さないものの、心のなかで「ダサい」「イタい」と思うファッションがあるというのも事実。
ですから、他者からどういうふうに思われる可能性があるかを知っておくことは重要でしょう。
そのうえで、自分が納得・満足するファッションを思う存分楽しんでください。
<文/堺屋大地>
【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。
◆物議を醸した妹尾ユウカ氏の発言はエイジハラスメント?
コラムニスト・脚本家の妹尾ユウカ氏が「40歳近くになってパーカーを着ているおじさんはおかしい」と主張したことに端を発して、実業家・堀江貴文氏が猛反論。大論争に発展したのはご存知のとおりです。
堀江氏は妹尾氏の主張をエイジハラスメントだと指摘していましたが、筆者自身もよくパーカーを着用していますし、たしかに妹尾氏の発言はエイジハラスメントだと感じました。
そもそもファッションはパーカーをはじめどんな服を着ようと、年齢や場所に関係なく本人の自由だというのが大前提だからです。
ちなみに妹尾氏の主張は、“商談時”に中年男性がパーカーを着ているのは不適切といった意味合いでした。ただ、ビジネスシーンでのファッションのカジュアル化がどんどん進んでいる現代において、大事な商談の場であろうとパーカーを着ていてもなんら問題ないでしょう。
◆ファッションは誰が何を着ようと本人の自由ではあるが…
とはいえ、おじさんがアレを着てはおかしい、コレを着てはいけないと決めつけるのはよくないですが、たしかに中年男性で「おや?」と感じるコーディネートをしている人はたまに見かけますし、それが見る人によっては「ダサい」と感じることがあるのも事実。
特に、一昔前に流行ったデザインの服を今でも愛用していて、昨今のトレンドに合っていないコーデになってしまっていると、若い女性などから「あのおじさん、ダサい、イタい」とネガティブな印象を持たれてしまうこともあるかもしれません。
繰り返しますが、何歳だろうがどんな見た目だろうが、ファッションは誰が何を着ようと自由ですし、本人が気にしていないのであればなんの問題もありません。
ただ、第三者から「ダサい」「イタい」と思われてしまう可能性があるファッションが、どんなものかというのを知っておくことの意味はあるはずです。
◆若い女性たちが内心「いい歳してイキッてる」と思う服
では、多くの第三者から「ダサい」「イタい」と思われてしまうリスクがあるアイテムから挙げていきましょう。
まず、要注意なのが「和柄」。
背中に虎や龍の和柄刺繍が入ったアウターや桜など和柄刺繍が入ったボトムスなど、和柄が入ったアイテムは引かれてしまう可能性が高いです。
もちろん、日本を愛する粋なファッションという考え方もできますし、本人が納得・満足しているのであれば他人に文句を言われる筋合いはないのですが、若い女性たちのなかには、内心「いい歳してイキッててダサい」と思っている人が少なくないかもしれません。
ほかにも「スカル」のプリントがあしらわれたアウターやトップスも、同じように「イキッてる」と思われてしまって、女子ウケは悪そうです。
ちなみに「和柄」や「スカル」が要注意だと聞いて、「いまどきそんな服着てる人ほとんどいないよ(笑)!」と思った読者も多いことでしょう。…………その感想がまさに“多くの第三者”の意見というわけです。
◆若い女性たちが内心「ムリして若ぶってる」と思う服
他者から「ダサい」「イタい」と思われてしまうリスクがあるのは、柄やモチーフだけではありません。
たとえば、太ももや膝が見えるほどのダメージデニムは、ワイルドで漢らしいアイテムだという考え方もできますが、若い女性たちから内心「ムリして若ぶってる」なんて思われてしまう可能性も。
そのリスクはダメージ加工の面積の大きさに比例すると言っていいでしょう。
ファッションで若々しく見られたいという思考自体は悪くないのですが、「ムリしてる」と思われてしまうのは心外なのではないでしょうか。
◆「昔の流行を引きずってる」と思われるリスクがある服
コーデのシルエットやサイズ感でも、若い女性たちから「ダサい」「イタい」と判断されてしまうかもしれません。
一昔前のメンズファッションはタイトシルエットにまとめるのが流行っていましたが、近年はゆったりしたワイドサイズで着こなすのが主流となっています。
そのため脚のラインが丸わかりになってしまうようなスキニーデニムなどは、「昔の流行を引きずってる」なんて思われてしまうかもしれません。
特にピチピチの白パンツなどを穿くと、「昔の流行を引きずってる」だけでなく、「ムリして若ぶってる」とも思われ、ダブルのマイナス印象になってしまうこともあるでしょう。
◆他者からどう思われる可能性があるかを知ることは重要
何歳だろうと誰がどんな服を着るかは本人の自由。「○○着てるおじさんっておかしい」といった発言はエイジハラスメントになりますし、そんなふうに断罪される言われはありません。
しかし、周囲の人たちが口には出さないものの、心のなかで「ダサい」「イタい」と思うファッションがあるというのも事実。
ですから、他者からどういうふうに思われる可能性があるかを知っておくことは重要でしょう。
そのうえで、自分が納得・満足するファッションを思う存分楽しんでください。
<文/堺屋大地>
【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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