今や母親であることを公言して働くセクシー女優も珍しくありません。セクシー女優として働きながら子育てを人妻セクシー女優としてデビューし、2024年9月にデビュー10周年を迎えた武藤あやかさん(43歳・@mutou_ayaka)。
1981年生まれとは思えない、スレンダーなスタイルと美貌は、昨年にまさに「奇跡の42歳」と呼ばれ、SNSで話題にもなりました。今回はそんな武藤さんの美しさの秘密、さらには趣味、仕事とプライベートの分け方を探るべく、インタビューを敢行。聞けたのはなんとも意外な事実と、ちょっと不思議な家族との関係でした。
◆「奇跡の42歳」としてSNSで大バズり!
――武藤さんは、もうデビューして10年が経つんですよね。
武藤あやか(以下、武藤):はい。ただデビューして初期の頃は、子どもが小さかったので、あまり顔出しでインタビューなどは受けていませんでしたね。SNSもやっていなかったですし。そもそも、あまり顔を出して活動することに興味はなかったんです。自分のペースでお仕事できれば、と思っていたので。
――でもそんな武藤さんが、SNSでバズったのが2023年。お誕生日に写真をX(旧Twitter)に載せたら、その美熟女っぷりに「奇跡の42歳」なんてSNSで話題になりました。
武藤:あれはびっくりしました。仕事のことを知っている友達からLINEで「あなた、ヤフーニュースに載っているよ」って言われて。「ええ?」って思って、事務所に聞いても「知らない」って。SNSをやる以上、なにかバズってほしいなとは思っていたんですけど、まさかランチに行く途中に何気なく撮った自撮り写真でバズるとは、予想外でした(笑)。
◆熟女女優としてバズるのが意外だった
――「奇跡の42歳」と言われたときは、どんな気持ちでした?
武藤:ほかにもキレイな女優さんはいっぱいいるから、驚きましたね。もちろんそう言われて悪い気はしませんでした。でも私のなかでは熟女って、胸があってムチムチしているタイプが人気だと思っていたんですよ。私はその枠には入れないので、熟女としてバズるのは意外でもありました。
――この写真の前には、割れた腹筋を見せている写真も、たくさん「いいね」が付いています。
武藤:はい、あの写真も喜んでもらいましたね。ただ、とくに鍛えているわけではないんです。私はもともと腰が悪くて、腰に負担をかけないように動いていたら、たまたま腹筋が付いちゃったって感じなので。だからよく現場で、男優さんに「トレーニングとかしているの?」なんて聞かれるんですけど……「なにもやってないんです、逆にすみません」って感じです。
――そうなんですか、てっきりジムなどで鍛えているんじゃないか、と思っていました。
武藤:もともと太りにくくて、筋肉が付きやすい体質なんです。家族も同じですので、遺伝ですかね。
◆合気道で体力がついて「撮影が早く終るように(笑)」
――武藤さんは合気道をたしなんでいますが、その効果では?
武藤:合気道は、以前、武道をやってみたいと考えたときに、たまたま近所に「親子合気道」の教室があったので娘と一緒に始めたんです。やっぱりあまり筋肉を付けすぎるのは「セクシー女優としてどうかな?」とは思ったので、筋肉がつかなそうな合気道を選んだのもありますね。だから、あまり関係ないんじゃないかと思っています。
――いや、あくまでも自然体でそのスタイルなんですね。正直うらやましいです。
武藤:合気道を学んで良かったのは、体幹が鍛えられた点ですね。足腰を使うので、撮影でも疲れにくくなりました。アクロバティックな姿勢を取ることもあるので、撮影はけっこう体力勝負なんですよ。
――実際に撮影現場を見たことがある人は、女優さんも男優さんもずっと動き続けていることに驚きますよね。
武藤:私は撮影が中断するのがイヤなんですよ、早く帰りたいので。早く帰って、子どもと一緒に過ごしたいんです。だから体力がついて、撮影を一気に最後までこなして、早く帰れるようになったのは良かったです。
◆乾燥肌で化粧をしたくない=素肌をキレイにすれば良い
――お子さんとの時間を大切にしているんですね。それでは美容関係で心掛けていることなどはありますか?
武藤:実はもともと乾燥肌で、あまり化粧をしたくないんですよ。じゃあ化粧をせずに過ごすには……と考えて、素肌をキレイにすれば良い、と。
――極端な話ですが、たしかに(笑)。
武藤:それと韓国に友達がハマって、一緒に頻繁に行っていた時期があったんです。そのときに、肌をキレイにするためにホクロを取ったり、レーザー施術でシミを消したりしました。今、肌がキレイなのはそのおかげかな、と思います。
――プチ整形って感じですか。じゃあ顔にメスを入れるような整形手術は受けていないんですかね?
武藤:クマ取りくらいですかね。でも今になって「取らないほうが良かったかな」なんて思っています。思いつきで整形手術を受けるのではなく、自分でいろいろと調べて、年を取ったときのことまで長いスパンで考えたほうがいいかもしれません。
◆周囲を幸せにできる整形手術はアリ
――セクシー女優が整形手術を受けると、ファンの方から批判的な意見も届くようですが、そのあたりはどうお考えですか?
武藤:私は整形手術を受けてもいいと思います。だってキレイになったほうが、女性は輝けるじゃないですか。キレイになって周りの人を幸せにできるなら、やったほうがいいかな、と。
――でもお話を聞く限り、武藤さん自身はそこまで美容や整形にお金はかけていない感じです。
武藤:お金はかけてないですね。お洋服も、流行りものじゃなくて、自分の体型に合っていてかわいければそれでいいって考えていますので。
――それでそんなにキレイなんですから、まさに奇跡、ですね。
武藤:お金は、まずは子どものために使うことを考えているので。でも必要性を感じたら、100万円くらいかけて整形手術を受けるかもしれません(笑)。
◆お仕事のことは「弟の奥さんだけに話しています」
――ご家族について、お話を聞かせていただければ。武藤さんは、娘さんとふたり暮らしですか?
武藤:はい、そうです。両親は実家ですし、兄は結婚して地元にいます。弟は東京に出てきていますけれど、結婚して家庭があるのでときどき会うくらいですね。
――セクシー女優のお仕事のことは、皆さん知っているんですか?
武藤:実は、はっきりとは言っていないんですよ。
――そうなんですか、10年も活動しているのに、それは意外でした。
武藤:ただ、弟の奥さん、私の義妹ですね。彼女は私の1歳下で仲も良いので、彼女には伝えてあります。やっぱり話す相手は選んじゃいますよね。合気道教室でも、仲が良くなったお母さんたちには話してあります。「お仕事で何日も休みます」って話をすると、心配されちゃうので、もう話しちゃったほうがいいかな、と。
◆田舎だったらウワサが広まっていたかも
――女性の友人には、けっこう話している感じですか。でも話しておいたほうが、突然バレるよりも人間関係的には良いですしね。
武藤:そうですね、お仕事の話をしても、それをわざわざ広めるような人はいないので、そこはありがたいです。もう私たちの年代になるとお仕事の話をしても必要以上に踏み込んできませんし、合気道なんかは私だけじゃなく娘も一緒で、親子でみんな仲良しですし。私がこの業界で仕事していても、気にせずにお付き合いしてくれますね。
――でもやっぱり、男性に知られるのは気になりますか。
武藤:そうですね、私から話すことでもないですし。合気道には男性も多いので、やっぱり知られちゃったら続けられなくなるかな、なんて心配にはなります。
――そのあたり、お仕事について知っている女性のお友達がいれば、味方になってくれそうではありますよね。
武藤:それはたしかにそうかもしれませんね。こういう感じで必要以上に他人の事情に踏み込んでこないのは、東京の良いところなんじゃないかと思います。これが田舎だったら、ウワサが広まってしまって難しいかもしれませんから。
<取材・文/蒼樹リュウスケ 撮影/星亘>
【武藤あやか】
X:@mutou_ayaka
Instagram:@mutou_ayaka
【蒼樹リュウスケ】
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター
1981年生まれとは思えない、スレンダーなスタイルと美貌は、昨年にまさに「奇跡の42歳」と呼ばれ、SNSで話題にもなりました。今回はそんな武藤さんの美しさの秘密、さらには趣味、仕事とプライベートの分け方を探るべく、インタビューを敢行。聞けたのはなんとも意外な事実と、ちょっと不思議な家族との関係でした。
◆「奇跡の42歳」としてSNSで大バズり!
――武藤さんは、もうデビューして10年が経つんですよね。
武藤あやか(以下、武藤):はい。ただデビューして初期の頃は、子どもが小さかったので、あまり顔出しでインタビューなどは受けていませんでしたね。SNSもやっていなかったですし。そもそも、あまり顔を出して活動することに興味はなかったんです。自分のペースでお仕事できれば、と思っていたので。
――でもそんな武藤さんが、SNSでバズったのが2023年。お誕生日に写真をX(旧Twitter)に載せたら、その美熟女っぷりに「奇跡の42歳」なんてSNSで話題になりました。
武藤:あれはびっくりしました。仕事のことを知っている友達からLINEで「あなた、ヤフーニュースに載っているよ」って言われて。「ええ?」って思って、事務所に聞いても「知らない」って。SNSをやる以上、なにかバズってほしいなとは思っていたんですけど、まさかランチに行く途中に何気なく撮った自撮り写真でバズるとは、予想外でした(笑)。
◆熟女女優としてバズるのが意外だった
――「奇跡の42歳」と言われたときは、どんな気持ちでした?
武藤:ほかにもキレイな女優さんはいっぱいいるから、驚きましたね。もちろんそう言われて悪い気はしませんでした。でも私のなかでは熟女って、胸があってムチムチしているタイプが人気だと思っていたんですよ。私はその枠には入れないので、熟女としてバズるのは意外でもありました。
――この写真の前には、割れた腹筋を見せている写真も、たくさん「いいね」が付いています。
武藤:はい、あの写真も喜んでもらいましたね。ただ、とくに鍛えているわけではないんです。私はもともと腰が悪くて、腰に負担をかけないように動いていたら、たまたま腹筋が付いちゃったって感じなので。だからよく現場で、男優さんに「トレーニングとかしているの?」なんて聞かれるんですけど……「なにもやってないんです、逆にすみません」って感じです。
――そうなんですか、てっきりジムなどで鍛えているんじゃないか、と思っていました。
武藤:もともと太りにくくて、筋肉が付きやすい体質なんです。家族も同じですので、遺伝ですかね。
◆合気道で体力がついて「撮影が早く終るように(笑)」
――武藤さんは合気道をたしなんでいますが、その効果では?
武藤:合気道は、以前、武道をやってみたいと考えたときに、たまたま近所に「親子合気道」の教室があったので娘と一緒に始めたんです。やっぱりあまり筋肉を付けすぎるのは「セクシー女優としてどうかな?」とは思ったので、筋肉がつかなそうな合気道を選んだのもありますね。だから、あまり関係ないんじゃないかと思っています。
――いや、あくまでも自然体でそのスタイルなんですね。正直うらやましいです。
武藤:合気道を学んで良かったのは、体幹が鍛えられた点ですね。足腰を使うので、撮影でも疲れにくくなりました。アクロバティックな姿勢を取ることもあるので、撮影はけっこう体力勝負なんですよ。
――実際に撮影現場を見たことがある人は、女優さんも男優さんもずっと動き続けていることに驚きますよね。
武藤:私は撮影が中断するのがイヤなんですよ、早く帰りたいので。早く帰って、子どもと一緒に過ごしたいんです。だから体力がついて、撮影を一気に最後までこなして、早く帰れるようになったのは良かったです。
◆乾燥肌で化粧をしたくない=素肌をキレイにすれば良い
――お子さんとの時間を大切にしているんですね。それでは美容関係で心掛けていることなどはありますか?
武藤:実はもともと乾燥肌で、あまり化粧をしたくないんですよ。じゃあ化粧をせずに過ごすには……と考えて、素肌をキレイにすれば良い、と。
――極端な話ですが、たしかに(笑)。
武藤:それと韓国に友達がハマって、一緒に頻繁に行っていた時期があったんです。そのときに、肌をキレイにするためにホクロを取ったり、レーザー施術でシミを消したりしました。今、肌がキレイなのはそのおかげかな、と思います。
――プチ整形って感じですか。じゃあ顔にメスを入れるような整形手術は受けていないんですかね?
武藤:クマ取りくらいですかね。でも今になって「取らないほうが良かったかな」なんて思っています。思いつきで整形手術を受けるのではなく、自分でいろいろと調べて、年を取ったときのことまで長いスパンで考えたほうがいいかもしれません。
◆周囲を幸せにできる整形手術はアリ
――セクシー女優が整形手術を受けると、ファンの方から批判的な意見も届くようですが、そのあたりはどうお考えですか?
武藤:私は整形手術を受けてもいいと思います。だってキレイになったほうが、女性は輝けるじゃないですか。キレイになって周りの人を幸せにできるなら、やったほうがいいかな、と。
――でもお話を聞く限り、武藤さん自身はそこまで美容や整形にお金はかけていない感じです。
武藤:お金はかけてないですね。お洋服も、流行りものじゃなくて、自分の体型に合っていてかわいければそれでいいって考えていますので。
――それでそんなにキレイなんですから、まさに奇跡、ですね。
武藤:お金は、まずは子どものために使うことを考えているので。でも必要性を感じたら、100万円くらいかけて整形手術を受けるかもしれません(笑)。
◆お仕事のことは「弟の奥さんだけに話しています」
――ご家族について、お話を聞かせていただければ。武藤さんは、娘さんとふたり暮らしですか?
武藤:はい、そうです。両親は実家ですし、兄は結婚して地元にいます。弟は東京に出てきていますけれど、結婚して家庭があるのでときどき会うくらいですね。
――セクシー女優のお仕事のことは、皆さん知っているんですか?
武藤:実は、はっきりとは言っていないんですよ。
――そうなんですか、10年も活動しているのに、それは意外でした。
武藤:ただ、弟の奥さん、私の義妹ですね。彼女は私の1歳下で仲も良いので、彼女には伝えてあります。やっぱり話す相手は選んじゃいますよね。合気道教室でも、仲が良くなったお母さんたちには話してあります。「お仕事で何日も休みます」って話をすると、心配されちゃうので、もう話しちゃったほうがいいかな、と。
◆田舎だったらウワサが広まっていたかも
――女性の友人には、けっこう話している感じですか。でも話しておいたほうが、突然バレるよりも人間関係的には良いですしね。
武藤:そうですね、お仕事の話をしても、それをわざわざ広めるような人はいないので、そこはありがたいです。もう私たちの年代になるとお仕事の話をしても必要以上に踏み込んできませんし、合気道なんかは私だけじゃなく娘も一緒で、親子でみんな仲良しですし。私がこの業界で仕事していても、気にせずにお付き合いしてくれますね。
――でもやっぱり、男性に知られるのは気になりますか。
武藤:そうですね、私から話すことでもないですし。合気道には男性も多いので、やっぱり知られちゃったら続けられなくなるかな、なんて心配にはなります。
――そのあたり、お仕事について知っている女性のお友達がいれば、味方になってくれそうではありますよね。
武藤:それはたしかにそうかもしれませんね。こういう感じで必要以上に他人の事情に踏み込んでこないのは、東京の良いところなんじゃないかと思います。これが田舎だったら、ウワサが広まってしまって難しいかもしれませんから。
<取材・文/蒼樹リュウスケ 撮影/星亘>
【武藤あやか】
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【蒼樹リュウスケ】
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター