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Travis Japanがスーパースター目指して’25年の幕開けを飾る!

日刊SPA! 2025年1月17日 8時48分

Travis Japanが全国ツアー「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」の神奈川県・横浜アリーナ公演(1月4日~7日)を開催した。初日の本番前には記者会見が行われ、宮近海斗、吉澤閑也、中村海人、七五三掛龍也、松倉海斗、松田元太の6名が出席した(川島如恵留は活動休止中)。リーダーの宮近は、「ライブからのスタートということで、僕たちにとってもファンの方にとっても良い年の幕開けになるんじゃなかと期待してます」と意気込んだ。
昨年は国内外のツアーに加えて、個々のメンバーがドラマやバラエティー出演など引っ張りだこの活躍だった。松田は「いろんな世代の方がTJポーズをしてくださったり、街中で『TJの人ですか?』って声を掛けてもらったり。いろいろなところで知ってもらえたので、すごく感謝ですね」と笑顔。その一方で、中村は「元太がいろんな現場で(バラエティ番組のノリから生まれた)『TJ! トラビスジャパン! トモノリジンナイ』って言ってくれているんですけど、たまに『トモノリジンナイ!』だけで帰って行くことがある(笑)」とクレーム。続けて吉澤も「だから一緒の現場だと周りの人に『あれは何なんですか?』とか聞かれるので、理由説明しなきゃいけないんですよ」と話して笑いを誘った。

今回のツアーは、最新アルバム『VIIsual』を中心に『夢のHollywood』『JUST DANCE』などのヒット曲を盛り込んだ約2時間のステージ。メンバーの名前やロゴの電飾が輝く街のセットをバックに、7つのダイヤ型照明の“Ⅶダイヤモンド”や、本ステージから続く7本のLEDが埋め込まれた巨大花道の“VIIsualロード”などを使って、圧巻のダンスパフォーマンスで観客を魅了した。

各メンバーのプロデュース曲では演出に個性が光る。松倉担当の『Whiskey and Tonic』ではステージ上にBar空間が広がり、色気たっぷりに歌い上げる。七五三掛担当の『Thrill』は、ミステリアスな雰囲気のなかにも激しさを表現したパフォーマンス。川島プロデュースの『Underdogs』や川島と吉澤のユニット曲『Lonely Stars』は6人で歌唱し、川島の立ち位置をピンスポットで照らすなど、“7人でTravis Japan”という強いが込められた演出だった。

MCでは、今年3月にグループ初のシングルCDリリース、そして夏頃から二度目の世界ツアー開催が発表されると割れんばかりの歓声が起こった。松田が「え、今回CDなの!? すげーじゃん! 言えよ~」とリアクションしていると、七五三掛が「いやいや、何十回も打ち合わせしてたよ?」と冷静にツッツコんだ。

ライブ終盤には、ステージの巨大モニターに幸運を招きそうなゴールデンタイガーが降臨。そのなかでメンバーはトラッコにまたがり、アリーナ中を巡りながらファンを盛り上げる。最後の挨拶では宮近が「いつも楽しい時間をありがとう。おかげで2025年、めちゃくちゃ良い年になりそう。そして、何よりも一緒に楽しんでくれてありがとう。いつもそばに居てくれてありがとう。少し寂しいかもしれないけど、絶対に7人で帰ってくるから。引き続きよろしくお願いします!」と呼び掛けると温かい拍手に包まれた。

‘25年の目標には、「どこにも留まらないぐらいのスーパースターになります。Travis Japanが唯一無二と言ってもらえるような一年にしたい!」と力強く宣言。輝きを増した彼らには、今年も存分に暴れ回ってもらいたい。

取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧 

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