Infoseek 楽天

毒舌配信者・たぬかなが“港区女子・パパ活女子”に思うこと「ライトでかわいい名前にするな」

日刊SPA! 2025年1月18日 15時54分

 若年層の懐事情の厳しさを反映するかのように、港区界隈に出没してハイスペック男性との交遊を楽しむ「港区女子」や、デートや個人売春などで男性から金銭を受け取る「パパ活女子」が増加しました。
「身長170㎝以下の男は人権ない」が大炎上したことも記憶に新しい、歯に衣着せぬ物言いで注目される配信者・たぬかなさんは、著書『社会的弱者との生配信ルポ』(星天出版)で、「港区女子」「パパ活女子」の実態に関する独自の見解を述べています。

 視聴者との対話方式で進む同書から、その配信内容を抜粋・編集して紹介します(質問者は、生配信の視聴者)。

◆ライトでかわいい名前にするな

――港区女子とパパ活女子もSNSで繫栄したね。

たぬかな:「港区女子」っていう名前からして意味わかんないよな。30歳超えても「女子」やし、そもそも港区に住んでない女が大半やし、破綻しとるわ。「港区女子」も「パパ活女子」も言葉が軽すぎる。立ちんぼが港区まで出張しとるだけなのに「女子」って自称してるのキツすぎやろ、マジで。正しくは「出張立ちんぼ~港区編~」です。

――小綺麗な物乞いだよな、港区女子って。

たぬかな:そりゃそうだって、立ちんぼなんやけん。自分の値段を吊り上げて買ってもらうために持っとる中で一番高い一張羅着るやろ。だからみんな小綺麗よ、港区の立ちんぼは。

――立ちんぼするくらいなら夜の仕事やらんの?危機感なさすぎて怖いよ。

たぬかな:そう言うけどな、切羽詰まってるヤツとか、頭悪くて他の選択肢を考えられんヤツもおるんよ。ADHDとか発達障害の気があると「お店に電話して、履歴書を書いて、面接をして、定期的に通って働く」って手順を踏めないタイプもおるのよ。

そもそも、まともな感覚があれば誰も立ちんぼなんてせんだろ。社会不適合すぎてまともな感覚がないんよ。いつでも自分の好きなときに立って働ける立ちんぼでなきゃ無理って人間もおるんよな。

ちなみに、パパ活は立ちんぼとはちょっと違う。ブスは体を売らな稼げんけど、美人は食事だけで1回何万も稼ぐ人もおるけん、体を売ってない女もおる。「茶飯のみ」って言うらしいんやけどな。性行為ありの場合は「大人あり」って言うねん。

◆パパ活女子の全員がバカなわけじゃない

――詳しいな。やってんの?

たぬかな:してない。私が今「茶飯のみ一万で」って募集したら、多分5人目ぐらいで英雄になりたいチビが来て刺されるからさ、割に合わんのよ。

――パパ活やる女ってバカよな。

たぬかな:全員がバカなわけじゃない。若いうちに女を使って稼いで起業しようとか、整形して美人になって男を捕まえようとか、そういうプランを練ってる女はまあ賢いし、嫌いではない。自分を高く売れるときに売ってるだけやからな。

でも何のビジョンもなく、適当に港区女子とかパパ活女子やって楽に暮らしてる女は嫌いやな。大体30歳くらいで需要なくなるけどさ、何となく体を売ってぬるく生きて「楽しい!」って言ってる女は嫌いや。なんとなくで夜をやってる女は好きじゃないな、私は。

――ノープランで夜やって、うまくいく女もおるんやろうな…。

たぬかな:そこそこかわいい女が水商売で会った年上の男と結婚して、かわいい子供産んで、田舎の綺麗な新築建てて、幸せそうに暮らしてたりすんだよ。そういう女は嫌いや。やっぱ嫉妬かな。結局、嫉妬に帰結してしまうんよな。何も考えてなく適当に生きてきただけなのに成功して幸せそうな女さんを見ると、ホンマに嫉妬で気ィ狂いそうになるな。無理!

いや、でも、そんなん絶対いい女じゃないって。流されるだけの女や。学生時代だって絶対勉強してない、資格なんて1個も持ってない、車の運転も下手、ゲームも下手、自分1人で時間をつぶせんからずっと男に依存して、男が仕事忙しかったら「仕事と私どっちが大事なの?」って聞いてくる。

ホンマにその女がいい女か?そんなことない!絶対そんなことない…違う違う違う違うゥ…。

◆女性による被害者ビジネスはこうして生まれる

――〇〇二毛作(10~20代に自らの意思で性を売り物にして稼いだ女性が、年齢を重ねてから『私は搾取されていた』と主張して再び稼ぐ被害者ビジネス)が話題になってきたね。

たぬかな:〇〇二毛作って、ちょっと不幸に酔ってる女がやりがちよな。つらい恋愛してる女とか、都合のいい扱いされてる女とか、「辞めろ」って言っても辞めへんやん。

つらい恋愛をしてるかわいそうな自分に酔ってるとこあって、実は結構楽しんどるんよ。いつもはひどい相手が優しくしてくれるとめっちゃうれしくなって、気分のアップダウンを楽しんでるから、不幸中毒なんやね。もうドーパミンドバドバやからさ、幸せになりたいって言うくせに、幸せになろうとしてないよな。

大事にしてくれる男よりも、そういうジェットコースター気分を味わえるダメンズを好きになって、結婚してもらえなくて、見た目はちょっと小綺麗だけど職歴もない女が30代半ばで恋愛市場に放流されて、今まで性を使って得てきた男からの恩恵がもらえなくなって、「ちょっと待って、私って今まで性的搾取されてたよね」って怒り出して、〇〇二毛作し出すんですね。

――私達は買われた、ってやつ。

たぬかな:ホンマに黙れって思うよな。自分で性を売り物にして飯食ってきたくせに何言ってんねん。私も配信に視聴者が集まらんようなったら「性的搾取された!」ってでかい声で言おうかな。「実はこうやって過激発言してきたのは、女性差別があったからなんです」「昔チン凸されて、セクハラを受けていました。みなさんが勝手に送ってきて……」とか適当なこと言ってさ、そこら辺のようわからんフェミニストを味方につけて稼ぐか。〇〇二毛作ってそういうことやん。

――弱男の意見に沿った発言でおもしろい。

たぬかな:私は男女問わず弱者を馬鹿にしてんねん。でも「お前は何?」って聞かれたら「私も底辺です」って思うから、底辺同士で仲良くやっていこうなってスタンスかな。

弱者同士で集まってシェアハウスしたいよな。みんなあんまり稼がれへんけんさ、老後はシルバー人材派遣センターで細々働いて一人月3万ずつ稼いでさ、シェアハウスで暮らしたら楽しいかもしれんよ。か弱きホビット村の村長としてやっていくわ。ま、嘘やけど。

【たぬかな】
1992年11月21日生まれ、徳島県出身。23歳で日本人で2人目の女性プロゲーマーになり、アメリカで開催された世界最大規模の格闘ゲーム大会「ComboBreaker2017」の鉄拳部門で3位に。2022年、配信での発言が問題視され所属していたプロゲーマーチームを解雇される。2023年、ライブ配信プラットフォーム「Twitch」で配信を再開し、毒舌配信で話題(物議)を呼ぶ。Repezen Foxx主宰のesports チーム「NOEZ FOXX」にも所属。(X @kana_xiao)

この記事の関連ニュース