―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。
今回は定番デートのひとつである「ドライブデート」において、相手女性から嫌われてしまう可能性のある男性の特徴を、4つ紹介していきます。
◆①急加速や急ハンドル、車間距離が近いなど運転が荒い
「煽り運転」が社会問題化して久しいので、「他の車に迷惑をかけるような運転はしないでおこう」と考えている人も多いでしょう。
けれど、そういうスタンスでいれば大丈夫……というわけでもありません。なぜなら、無自覚でナチュラルに運転が荒い人も意外といるからです。
例えば発進時にアクセルを強めに踏んで急加速したり、車線変更時にグイッと勢いよくハンドルを回したり。映画のカーアクションのような運転は、現実でやると助手席に座っている女性がハラハラしてしまうこともあるのです。
また、本人は一切煽っているつもりはなくても、デフォルトの感覚的に車間距離が近いタイプの人もおり、女性が内心「近い近い!」と恐怖心を抱いているなんてことも……。一般的に“前走車から2~3秒の距離”が適切な車間距離の目安と言われています。
いずれにしても、そういった荒々しい運転は、「イキッててダサい」と感じる女性もいるため、安全面でも印象面でもやめておいたほうがいいでしょう。
◆②イライラして暴言や意地悪発言、舌打ちをしてしまう
「運転が荒くなければドライバーとしてのマナーは大丈夫」……と思って安心するのは早計。ハンドルを握ると性格が変わり、暴言を吐くなどしているようだと、助手席に座る女性にドン引きされてしまうかもしれません。
仮にハンドル操作やアクセル操作は品行方正でも、前走車に「ノロノロ走ってんじゃねぇよ!」と悪態をついたり、車線変更しようとしている隣の車を「入れてやらないよ(笑)」と意地悪をしたりしていると、イメージダウンの可能性大。
また、渋滞に巻き込まれて、なかなか進まないとイライラしてしまうかもしれませんが、「チッ!」と舌打ちなどしていると、女性から「器が小さいな」と思われてしまうこともあるため、注意したいところです。
◆③あまりトーク力がなく、車内に沈黙が流れてしまう
「ドライブデート」は長時間、車内というプライベート空間で二人きりになれるため、一気に恋愛的距離感が縮まることも少なくありません。
二人きりでゆっくり話せるというのがメリットなのですが、それはある種、“諸刃の剣”であり、一定以上のトーク力がないと幻滅されてしまうことも……。
「映画館デート」の場合なら鑑賞中は無言になりますし、「水族館デート」の場合なら館内では会話が少なくても不自然ではありません。そう考えると、「ドライブデート」はいかにトーク力が重要か、わかるというものでしょう。しかも運転しながら喋らなくてはいけないので、会話だけに集中していればいいとわけでもありません。
こちらから話題を振っていく“回し”のスキルや、女性の話を盛り上げる“聞き上手”のスキルがないと、無言の時間が続いてしまい、「つまらないなぁ」と思われてしまうリスクもあります。
もしトーク力に自信がないならば、彼女が好きなアーティストの曲をかける、彼女が好きな芸人のラジオ番組を「radiko」で流すなどして、会話が途絶えても場が盛り下がらないようにしておくといいでしょう。
◆④うとうとして半・居眠り運転、助手席で寝られて不機嫌
長時間の運転で疲れてしまい、うとうとして半・居眠り運転のようになっていると、隣に座っている女性は気が気じゃなく不安になってしまうもの。
ですから朝早くからドライブした場合などは、帰路で睡魔が襲ってくることを見越して、30分程度でもいいので仮眠する時間を取っておくといいかもしれません。
逆に自分の睡魔ではなく、女性への睡魔に厳しいタイプも、嫌われてしまう要因になりかねないので要注意。
助手席の女性が居眠りしているとき、「ずっと運転して疲れてるのはこっちなのに寝るなんて失礼!」と考える気持ちもわからなくありません。が、そこで不機嫌になってしまうと、せっかくの楽しい雰囲気が台なしになってしまいます。
◆実は「ドライブデート」は恋愛ビギナーに難易度が高い
「ドライブデート」は女性との心の距離を一気に近づけることができて人気が高いですが、意外と要注意ポイントが多く、嫌われてしまう“地雷原”が少なくありません。
実は恋愛ビギナーには難易度の高いデートプランでもありますので、もし意中の女性と「ドライブデート」することになった場合は、ウザがられたりドン引きされたりしないよう、気を付けたいものです。
<文/堺屋大地>
【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。
今回は定番デートのひとつである「ドライブデート」において、相手女性から嫌われてしまう可能性のある男性の特徴を、4つ紹介していきます。
◆①急加速や急ハンドル、車間距離が近いなど運転が荒い
「煽り運転」が社会問題化して久しいので、「他の車に迷惑をかけるような運転はしないでおこう」と考えている人も多いでしょう。
けれど、そういうスタンスでいれば大丈夫……というわけでもありません。なぜなら、無自覚でナチュラルに運転が荒い人も意外といるからです。
例えば発進時にアクセルを強めに踏んで急加速したり、車線変更時にグイッと勢いよくハンドルを回したり。映画のカーアクションのような運転は、現実でやると助手席に座っている女性がハラハラしてしまうこともあるのです。
また、本人は一切煽っているつもりはなくても、デフォルトの感覚的に車間距離が近いタイプの人もおり、女性が内心「近い近い!」と恐怖心を抱いているなんてことも……。一般的に“前走車から2~3秒の距離”が適切な車間距離の目安と言われています。
いずれにしても、そういった荒々しい運転は、「イキッててダサい」と感じる女性もいるため、安全面でも印象面でもやめておいたほうがいいでしょう。
◆②イライラして暴言や意地悪発言、舌打ちをしてしまう
「運転が荒くなければドライバーとしてのマナーは大丈夫」……と思って安心するのは早計。ハンドルを握ると性格が変わり、暴言を吐くなどしているようだと、助手席に座る女性にドン引きされてしまうかもしれません。
仮にハンドル操作やアクセル操作は品行方正でも、前走車に「ノロノロ走ってんじゃねぇよ!」と悪態をついたり、車線変更しようとしている隣の車を「入れてやらないよ(笑)」と意地悪をしたりしていると、イメージダウンの可能性大。
また、渋滞に巻き込まれて、なかなか進まないとイライラしてしまうかもしれませんが、「チッ!」と舌打ちなどしていると、女性から「器が小さいな」と思われてしまうこともあるため、注意したいところです。
◆③あまりトーク力がなく、車内に沈黙が流れてしまう
「ドライブデート」は長時間、車内というプライベート空間で二人きりになれるため、一気に恋愛的距離感が縮まることも少なくありません。
二人きりでゆっくり話せるというのがメリットなのですが、それはある種、“諸刃の剣”であり、一定以上のトーク力がないと幻滅されてしまうことも……。
「映画館デート」の場合なら鑑賞中は無言になりますし、「水族館デート」の場合なら館内では会話が少なくても不自然ではありません。そう考えると、「ドライブデート」はいかにトーク力が重要か、わかるというものでしょう。しかも運転しながら喋らなくてはいけないので、会話だけに集中していればいいとわけでもありません。
こちらから話題を振っていく“回し”のスキルや、女性の話を盛り上げる“聞き上手”のスキルがないと、無言の時間が続いてしまい、「つまらないなぁ」と思われてしまうリスクもあります。
もしトーク力に自信がないならば、彼女が好きなアーティストの曲をかける、彼女が好きな芸人のラジオ番組を「radiko」で流すなどして、会話が途絶えても場が盛り下がらないようにしておくといいでしょう。
◆④うとうとして半・居眠り運転、助手席で寝られて不機嫌
長時間の運転で疲れてしまい、うとうとして半・居眠り運転のようになっていると、隣に座っている女性は気が気じゃなく不安になってしまうもの。
ですから朝早くからドライブした場合などは、帰路で睡魔が襲ってくることを見越して、30分程度でもいいので仮眠する時間を取っておくといいかもしれません。
逆に自分の睡魔ではなく、女性への睡魔に厳しいタイプも、嫌われてしまう要因になりかねないので要注意。
助手席の女性が居眠りしているとき、「ずっと運転して疲れてるのはこっちなのに寝るなんて失礼!」と考える気持ちもわからなくありません。が、そこで不機嫌になってしまうと、せっかくの楽しい雰囲気が台なしになってしまいます。
◆実は「ドライブデート」は恋愛ビギナーに難易度が高い
「ドライブデート」は女性との心の距離を一気に近づけることができて人気が高いですが、意外と要注意ポイントが多く、嫌われてしまう“地雷原”が少なくありません。
実は恋愛ビギナーには難易度の高いデートプランでもありますので、もし意中の女性と「ドライブデート」することになった場合は、ウザがられたりドン引きされたりしないよう、気を付けたいものです。
<文/堺屋大地>
【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―