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「結婚したいのに、いつまでも結婚できない男性」に共通している“残念すぎる勘違い”

日刊SPA! 2025年2月6日 8時54分

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
◆婚活で苦戦が続いてしまう人の共通点

 婚活が思うように進まないとき、「なぜいい出会いがないのか?」と嘆くこともありますよね。婚活だけではなく、仕事や人間関係など、うまくいかないときや嫌な気持ちになることは日常生活でもあるでしょう。

 先日、銀座のホステス時代からのお客さまと久々に再会したとき、「自分が今、目で見えてるものやフッとしたときに興味を惹かれたものはすべて自分の中にある何かを「投影」しているものだよ」と教えてもらいました。

 わかるようでわからなかったそのアドバイスですが、その後、「なるほど」と感じる現象が続き、自らを「投影」しているという意味がわかりかけてきています。

◆なぜか「自分」が見えなくなってしまう

「鏡の法則」と「投影」は特に婚活をしているとわかりやすく、うまくいく人いかない人の違いはその人自身の発する言葉で私たちもわかるほどです。

「鏡の法則」とは、私たちの外側の世界(人間関係や出来事)が、内側(自分の心や価値観)を映し出す鏡のようなものだという考え方です。たとえば、「なぜか相手に冷たく扱われる」と感じる場合、自分自身も無意識に相手に対して距離を置いているかもしれません。

 そして、「投影」とは、自分の内面の一部を他人に映し出して見てしまう心理的なメカニズムです。たとえば、「婚活相手が自信なさそうに見える」と感じるなら、それは自分自身が自信を持てていない可能性があります。

◆余裕がなく、自分勝手な振る舞いに気づかない

 レンさん(仮名・36歳)は総務の仕事をする一般的なサラリーマン。でも、実は将来起業したいと考えていて、彼の理想はそんな秘めた夢を理解してくれる人でした。

 婚活をスタートしてから、少しずつ彼の中で「サラリーマンの俺がよくて、不安定な独立を支えてくれる人なんていない」「女性はみんな自分勝手」「自分のほうが上だと思って男性をジャッジしてる」……そんなふうに思うようになっていきました。

 しかし、サポートする私からはその言葉は明らかにレンさん自身のこと……。

 お見合いの日程調整も前日までは無料で変更できることから何度も前日にリスケをお願いされました。日程調整をするスタッフやお相手仲人やお相手……とひとつの日程を決めるだけでこれだけの人が動くことを想像できていたら、そんなに簡単に日程変更を言えるとは思えず、そこまでの想像ができていないのだろうと感じました。

◆他人の短所ばかりが目につくときは要注意

 お見合いのフィードバックでも「彼女のこの発言が気になった」「彼女の理想は僕と違った」「質問攻めで話が盛り上がらなかった」「多分彼女は僕とは合わない」など当然選ぶ権利もあるので、素直な気持ちではありますが、視点が自分基準ですべて白か黒か決まってしまい、相手の価値観が入る隙がなさそうなカタブツ感。レンさんも自覚はなくても十分に相手をジャッジしていました。

 私はレンさんに、「相手の欠点は実は自分にもある要素だからこそ見えてるもの。もし欠点や気になることが見えたら、自分の何がそれを見せたんだろう……と考えてみて」とアドバイスしました。

「相手がネガティブすぎる」と感じるなら、自分の中にもネガティブな思考がないかチェックしてみること。他人の短所ばかりが目につくときは、自分の中にも似た要素があることが多いからです。

◆「いい縁」に出会いやすくする方法

 すべては自分がどんなメガネをかけて見ているかで見えるものが変わります。

「婚活市場にはロクな人がいない」と思っていると、本当にそういう人としか出会えなくなります。逆に「素敵な人と出会える」と意識を変えると、いい縁に気づきやすくなるわけですね。

 婚活は「理想の相手を探す旅」ではなく、「理想の自分になる旅」でもあります。すべて自分のためのメッセージと捉えて活動すると運命をつかみやすくなりますよ!

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

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