◇明治安田生命J1リーグ 第18節 京都2ー0札幌(2024年6月15日 サンガS)
今季ホーム9試合目にして待望の本拠地初白星だ。
最下位に沈む札幌との“裏天王山”で京都は2発快勝。順位はJ2降格圏の19位と変わらなかったものの、リーグ戦8試合ぶりの白星を手にしたチョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督は「ホームで勝てなかったからこそ、あらためて分かったサッカーの厳しさや面白さがある。ホーム(の雰囲気)が勝たせてくれたのは間違いない」としみじみ語った。
今後の残留争いを左右する一戦で、京都らしい運動量を生かした攻守に速いサッカーを展開。ハイプレスからのボール奪取で2点目を奪ったFW豊川は「この試合にかけていた」と胸を張った。
22日に鳥栖(17位)と、26日の柏戦を挟んで30日に湘南(18位)と順位の近いチームとの戦いが続く。予断は許さないが、上昇機運は漂う。