◇欧州選手権1次リーグB組 イタリア2―1アルバニア(2024年6月15日 ドルトムント)
サッカーの24年欧州選手権ドイツ大会は15日、8大会連続11回目の出場となるイタリアがアルバニアに2―1で勝利。ミスから“開始23秒”で先制ゴールを献上するも、失点から15分で逆転に成功。1―1と同点に追いついた前半16分にはMFニコロ・バレッラ(27=インテル・ミラノ)が芸術的なミドルシュートで決勝ゴールを決め、白星発進に貢献した。
イタリアは開始早々にまさかの失点。自陣左からDFディマルコが味方にスローイングするも、相手MFバイラミにカットされそのまま右足で強烈なシュートを浴びGKドンナルンマも止められず。“開始23秒”でいきなりビハインドとなる不安な立ち上がりとなった。
しかし、この失点で目覚めたイレブンはここから猛攻を仕掛け前半11分、左CKのショートコーナーからMFペッレグリーニがクロス。これをDFパストーニが頭で合わせ同点ゴール。さらに5分後にはゴール正面にこぼれてきたボールをMFバレッラがペナルティーエリア手前からダイレクトで右足一閃。芸術的なシュートをネットに突き刺し、失点から15分で鮮やかに逆転した。
その後、追加点こそ奪えなかったが2―1で逃げ切りに成功。白星発進を飾り、次のスペイン戦へ弾みをつけた。