今夏JFLアトレチコ鈴鹿への期限付き移籍が確実なポルトガル2部オリベイレンセのFW三浦知良（57）が16日、大阪府内での自主トレを打ち上げた。
最終日は早朝7時から1時間。パスや約20分間のランニングで、新たなる戦いへの準備を整えた。
「スタッフも含めて皆が本当に協力してくれた。大体大の学生も3回参加してくれた。その時は人数が10人以上いたので、大きいコートを使ったゲーム形式の練習ができた。実戦に近い動きまでいけた。ここから、これから始まるぞというところまでの体作りができたと思います」。最終日のこの日はMF香川真司（C大阪）も来訪。この大阪自主トレ期間中も銭湯や食事で親交を深めたようで、充実した10日間を過ごした。
今後は保有権を持つJ2横浜FCと最後の話し合い。「本当にサインするだけです。急展開でポルトガルがあるかもしれないですけどね」と笑ったが、当初の予定通り6月中には鈴鹿入りを正式発表できる見通しだ。「7月1日には行きたいと思っています」。2年ぶりの“鈴鹿・カズ”誕生へ、カウントダウンが始まった。