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バレー男子 五輪で戦うかも…カナダの攻撃力に屈し世界ランク5位後退 「難しい試合」石川が挙げた課題は

スポニチアネックス 2024年6月19日 5時2分

 ◇バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会 日本2―3カナダ(2024年6月18日 フィリピン・マニラ)

 日本はカナダに2―3で敗れ、通算6勝3敗となった。世界ランクは3位から5位に後退。パリ五輪出場を決めている国同士の対戦で、日本は相手の強いサーブに苦しんだ。第1セットを落とし、第2セットは石川祐希(28=ペルージャ)らの活躍で取り返したが、お互いにセットを取り合って迎えた最終第5セットを奪われた。次戦は21日にオランダと対戦する。

 日本はカナダのサーブに屈した。第1セットからレセプション(サーブレシーブ)を乱されてペースをつかめなかった。第2セットは中盤に石川の連続得点などで逆転。流れを引き寄せたかに見えたが第3セットはサーブミスが相次いで失速。最終セットは終盤、石川、西田らの強打がブロックに阻まれた。チーム最多タイ19得点を挙げたエース石川は「カナダのサーブが良かったのと、僕たちのレセプションが耐えられなかった。難しい試合だった」と振り返った。

 カナダは試合前の世界ランク12位ながら高橋藍とともにモンツァで昨季イタリア1部で準優勝したマー、シュワルツ、レプキーらが高い攻撃力を発揮。パリ五輪で対戦する可能性もあるだけに勝っておきたかった。痛い敗戦で世界ランク5位に後退した。

 石川と並んで19得点で意地を見せた西田は「こういう状況は必ずある。ネガティブにならず、自分たちがやるべきことを明確にして次の試合に臨む」と中2日のオランダ戦へ切り替えた。

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