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選手会 26年WBCでのピッチクロック導入反対 NPBと事務折衝

スポニチアネックス 2024年6月20日 5時2分

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会による事務折衝が19日、都内で行われ、26年WBCで導入の可能性があるピッチクロックについて、選手会が導入反対の意向をNPBへ伝えた。

 選手会の森忠仁事務局長は、ドジャース・大谷が投球間の短縮が故障につながる懸念を示した例を挙げて「(故障との因果関係の)検証もできていないし、何のためにやるのかはっきりしない。一緒に反対してくださいとお願いはした」と説明。日本として反対するよう求め、NPBは12球団で検討する考えを示した。

 ≪2軍育成出場枠7人に増員提案≫選手会はNPBから、2軍公式戦の育成選手出場枠(5人)を選手の負担軽減などを理由に7人に増員したいとの提案を受けた。森事務局長は「基本線は2軍戦は支配下選手で戦うもの」と話し、7月の選手会臨時大会で諮る。

 また、戦力外通告期間(1次)の変更の提案についても検討する方針。国内FA権取得年数の1年短縮に伴う必要な出場登録日数は、現行の145日を基本線としたい考えを改めて伝えた。

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