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【欧州選手権】クロアチア 痛恨ドローで決勝T進出に“黄信号” モドリッチも落胆「何か変えないと…」

スポニチアネックス 2024年6月20日 6時47分

 ◇欧州選手権1次リーグB組第2戦 クロアチア2―2アルバニア(2024年6月19日 ハンブルク)

 サッカーの24年欧州選手権ドイツ大会1次リーグ第2戦、世界ランキング10位のクロアチアが同66位アルバニアと痛恨のドロー。1分け1敗の勝ち点1で決勝トーナメント進出に“黄信号”。主将のMFルカ・モドリッチ(38=Rマドリード)は「分析を行って、何を修正する必要があるかを確認しないといけません」と反省しきりだった。

 ともに黒星発進同士の対戦となった一戦は前半11分に失点し、苦しい展開となるも後半29分にクラマリッチ(ホッフェンハイム)が同点弾。その2分後にはMFスシッチ(ザルツブルク)のシュートがオウンゴールを誘発し逆転に成功した。しかし、喜びもつかの間、後半アディショナルタイムに途中出場のMFジャスラ(ダルムシュタット)に劇的な同点ゴールを許し、まさかのドロー決着となった。

 試合終了のホイッスルが鳴るとモドリッチはピッチに座り込んで落胆の色が隠せず。「分析を行って、何を修正する必要があるかを確認しないといけません。再び同じような結果を招かないためにも何かを変えなければなりません」とコメント。「我々はビハインドから逆転できることを示したが、2点目を決めた後に理由もなく慌ててボールを失い始めてしまった。プレス出来なかったことで彼らにスペースを与えてしまい、最終的に我々が“罰”を受けることになった」と肩を落とした。

 決勝トーナメント進出には24日のイタリア戦での勝利が必要となるが「非常に難しい試合になるだろうが、私たちには勝つ以外に選択肢はありません。後半と同じように、あるいはそれ以上のプレーをすれば、それができると我々全員が信じています」と自身を奮い立たせていた。

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