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ドジャース・カーショーが1A戦で術後初実戦 3回1失点も5奪三振 レジェンドの復帰登板にチケット完売

スポニチアネックス 2024年6月20日 15時20分

 ドジャース一筋で通算210勝をマークし、左肩手術からの復帰を目指す左腕クレイトン・カーショー投手(36)が19日(日本時間20日)、傘下1Aランチョクカモンガの本拠で行われた66ers戦で復帰後実戦初登板。3回を投げ、2安打1失点、5奪三振だった。

 36球を投げ、72%の26球がストライク。初回に三塁打と犠飛で1点を失ったが、毎回の5三振を奪った。米メディアによると、速球の最速は90マイル(約144.8キロ)で、平均は80マイル台後半だったという。カーショーが登板するとあってチケットは完売。4854人の観衆が詰めかけ、カーショーがブルペン入りする際にはランチョクカモンガナインも背後から興味津々に見守った。

 カーショーは試合後、米メディアの取材に対し「大リーグに戻ることに意義がある。戻れなかったら全てが無駄になる。状態はまあまあ良くなってきている。多くの項目をチェックすることができた」と話した。復帰時期は未定だが「あと3、4試合登板して状態を確かめたい。全ては次にかかっている。自分でコントロールできるものもあれば、そうでないものもある。次の登板がどうなるかを見て、そこから進めていくだけだ」と話した。

 ドジャースの投手陣は右肩腱板損傷で負傷者リスト(IL)入りした山本由伸に続き、右股関節の炎症でウォーカー・ビューラーもIL入りと投手陣に離脱が相次いでおり、レジェンドの早期復帰が期待される。

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