巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(88)が20日、東京ドームでの全体練習を視察に訪れ、岡本和真内野手(27)が直接打撃指導を受けた。
打撃指導を受けた岡本和は「今もだいぶ良くなってるから、と言ってくださいました。今日も声をかけながらやってくれてありがたいなと思います」と感謝を口にした。
ここまで全66試合で4番に座り、打率.264、12本塁打、36打点。5月は不振に苦しんでいたが、2戦連発で交流戦を締めくくるなど調子を上げてきている。その中で「やっぱり、しっかりボールに入っていくというか。ボールをしっかり打ちにいくというところは変えずにやりたいなと思います」と、多くの“金言”をもらい自信を深めた様子だった。
チームは現在貯金1の3位。21日から再開するリーグ戦に向けて「本当に今年はたくさん足を運んでくださっているんで。僕らも頑張りたいなと思いますし、凄いありがたいなと思います」とチーム全体への好影響は間違いなくある。
「本当に貴重ですよね。なかなか長嶋さんに直接指導してもらえることは最近ではないことだと思うので。凄いありがたいことだと思っています」。短い時間ではあったが、ミスター魂を注入された不動の4番が上位浮上へのキーマンになる。
▼長嶋氏 足を上げてタイミングを取る意識があるので何も問題ないです。継続することですね。