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舛添要一氏 都知事選過去最多56人立候補に「この数は異常。素直には喜べない」 供託金増額には否定的

スポニチアネックス 2024年6月20日 18時34分

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(75)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、同日告示された東京都知事選(7月7日投開票)について言及した。

 都知事選は同日午後5時に届け出が締め切られ、過去最多の56人が立候補した。舛添氏は「都知事立候補者、14時現在で56人。この数は異常である。素直には喜べない」とつづり、「多数の候補を擁立する『掲示板ビジネス』の影響もある」と政治団体「NHKから国民を守る党」の大量擁立に言及。

 「しかし、300万円の供託金を増額すると、金のない有意な人材が立候補できなくなる」と供託金増額にはマイナスの側面もあるとし、「私も、最初の選挙で、政党の支援なしに無所属で出たときには、金の工面に苦労した」と自身の経験を記した。

 都知事選におけるこれまでの候補者数の過去最多は前回2020年の22人だったが、今回は2倍以上の56人が届け出。事前に用意した選挙ポスター掲示板は1カ所につき48人の枠しかないため、都選挙管理委員会がは49番目以降に届け出た候補者にはアクリル板を支給し、個別に設置してもらうよう要請すると明らかにした。

 「NHKから国民を守る党」は19人を擁立し、他に複数の関係者が諸派で立候補した。

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