元広島監督の野村謙二郎氏(57)が20日、自身のYouTube「ノムケンCHANNEL」の生配信を行った。
冒頭で話題は6月7日のロッテ戦で大瀬良大地投手が達成したノーヒットノーランの偉業になった。
野村氏は大瀬良の投球を自宅で硬直して見守りながら、1999年5月8日の中日戦で、佐々岡真司氏が達成したときに遊撃を守っていたことを思い出していたという。
そのとき、センター前に抜けそうな当たりをグラブに当てて落としてしまった。
球場全体が「シーン」と静まりかえり、全員がスコアボードの判定マークが出るのを見守っていた。
いつもより長い時間をかけた記録員の判定は「E」
野村氏は「人生で初めて。エラーして拍手もらったの」と懐かしそうに振り返った。