ヤクルトは21日、ホセ・オスナ内野手（31）とドミンゴ・サンタナ外野手（31）と来季以降の残留に合意したと発表した。オスナは3年契約で年俸は総額約13億1000万円＋出来高払い、サンタナも3年契約で同約14億3000万円＋出来高払いで新たに契約を結んだ。
ともに来日4年目となる今季が契約最終年で、オスナもサンタナともに来季以降の残留を希望していたという。オスナはここまでリーグトップの37打点を挙げて打線の軸として存在感を示している。また、サンタナもリーグで唯一の3割超えとなる打率・314とハイアベレージを残している。
近年は日本球界で安定した成績を残せる外国人野手は少ない中で、オスナとサンタナはともに来日1年目から好成績を残し続けている。球団側も早い段階から残留に向けて条件面での交渉を進めていた。国際グループ・奥村政之部長は「良い時期に良い契約を結ぶことができた。2人とも信頼している。これからもチームを引っ張っていってもらいたい」と話した。