第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)和歌山大会の組み合わせ抽選会が21日、和歌山市内で行われた。
初戦から因縁の好カードが実現した。
7月14日の2回戦で、今春選抜に21世紀枠として出場した田辺と昨年優勝の市和歌山が対戦する。
田辺の山本結翔主将(3年)は、「初戦でシード校と当たりたいなと思っていた。狙い通りです」と明かした。
同カードは和歌山大会準々決勝で秋春と2季連続で実現しており、1勝1敗と勝敗を分け合う。秋季大会では田辺が8回コールド勝ちし、春季大会では市和歌山が延長10回タイブレークの末に勝利して秋の雪辱を果たした。
春季大会で勝利した市和歌山の選手は涙を流して喜んでいただけに、田辺の山本結は「次は僕たちが打倒・市和歌山。そして、その先の優勝を目指します」と決意を新たにした。