◇セ・リーグ DeNA5-2阪神(2024年6月22日 甲子園)
DeNAの東克樹投手(28)が22日、阪神戦(甲子園)で8回5安打2失点と力投し、打線もつながって5-2で阪神を下した。東は、左腕では球団49年ぶりとなる開幕から無傷の6連勝を飾った。
今季13度目となる先発登板。2回、大山に左越えの先制ソロを浴びた。それでも3回にオースティンが逆転の8号3ラン。4回に再び大山に適時打を許して1点差と迫られたが、6回に佐野の右前適時打でリードを広げた。さらに7回にはオースティンの中前適時打で5点目を加え、東を援護した。
9回から森原にリレー。3者凡退に仕留めてリードを守り切った。
東はここまで登板した全12試合で6回以上自責点3以下のクオリティースタートをマーク。抜群の安定感を見せていた。
開幕から6連勝は、チームでは、横浜時代の99年に福盛和男が6連勝して以来25年ぶり。左腕投手に限れば、大洋時代の75年に間柴富裕が6連勝して以来球団49年ぶりの記録になる。
なお、チーム投手の無傷の最多連勝記録は、大洋時代の68年に島田源太郎が達成した開幕10連勝。
▼東 途中で雨も降ってきて、マウンドもぬかるんでいる中、集中を切らさずにしっかり抑えようと頑張りました。(後半は)野手の皆さんに点とってもらって、僕自身もリズムに乗れた。感謝したいと思います。(前回被弾の近本を無安打に封じる)阪神は近本さんが塁に出ると、得点率も上がる。集中して投げました。(無傷6連勝)ここまで負けがついていないのも僕だけの力じゃない。支えてくれている皆さんに感謝したい。