◇明治安田J1リーグ第19節 浦和2―2鹿島(2024年6月22日 埼玉スタジアム)
各地で行われ、浦和はホームで鹿島と対戦し2―2で引き分け。5試合連続の勝ちなしで、J1鹿島戦は5試合連続で引き分けとなった。
後半から出場したMF武田英寿がMF伊藤敦樹からのパスに反応。「(伊藤)敦樹君を信じて走っていた。どんだけ走ったかは、あんまり覚えていない」とJ1初ゴールを挙げた。
アディショナルタイムには直接フリーキックで強烈なシュートがゴール左隅へ突き刺さり、同点に追いついた。「負けていて、キーパーを見たときに前に出ているなというのもあったし、あの時間帯だったので狙った」。武田の決断がチームを救った。
青森山田高から浦和入り。2年目の夏から期限付き移籍で経験を積んで、J2水戸から今オフに浦和へ復帰した。前節・C大阪戦では今季初アシストをマークしていた。
次戦は26日の敵地・名古屋戦。ケガ人が多いチーム状況については「いろんな状況、チーム状況があるが、誰が出ても勝つことをチーム全体で意識したい」と見据えた。