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【日本代表】小兵FL山本凱が代表デビューでトライ演出「思ったより通用すると自信」

スポニチアネックス 2024年6月22日 23時38分

 ◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 日本17―52イングランド(2024年6月22日 東京・国立競技場)

 9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の再登板初戦で、フランカー山本凱(東京SG)が後半20分から途中出場し、代表初キャップを獲得した。

 身長1メートル77、体重100キロとFW第3列としては小柄なフランカーが見せ場をつくったのが投入から6分後の後半26分。ラインアウトでボールの確保にやや手間取り、苦し紛れのパスが山本に回ってきた。外に併走するバックスがいたものの、低い姿勢でステップを踏んで相手ディフェンスの足を止めると、2人の間を割ってゲインラインを突破。そのままゴールラインまで3メートルまで進出し、WTB根塚のトライにつなげた。

 リーグワンでは昨季まで2季連続でゴールデンショルダー賞(選手間投票で選ぶタックルに関するタイトル)を受賞。この日はディフェンスはもちろん、アタックでも小柄な体格を逆手に取ったプレーでトライの起点をつくった。今後さらなる活躍が期待される24歳は、「思ったより通用すると自信になった。(ランの場面は)ラインアウトが乱れたので、自分でキャリーする意識で行けた」と振り返った。

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