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【スケボー】14歳の小野寺吟雲がパリ五輪出場確実 東京五輪王者・堀米雄斗は出場権獲得の可能性残す

スポニチアネックス 2024年6月23日 0時12分

 ◇都市型スポーツパリ五輪予選シリーズ最終戦第3日(2024年6月22日 ハンガリー・ブダペスト)

 スケートボード男子ストリートは準決勝が行われ、14歳の小野寺吟雲は全体2位で上位8人による23日の決勝進出を決め、初の五輪代表入りを確実にした。

 小野寺は5月に中国・上海で行われた予選シリーズで2位に入り、総合順位で首位に浮上。この日は決勝進出で最低でも8位に入ることが決まり、五輪出場権を与えられる上位22人かつ各国・地域上位3人に入ることが決まった。

 10年2月15日生まれの小野寺は、7歳で本格的に競技を開始。22年11月のマイナビ日本選手権を史上最年少の12歳で制すと、昨年には同じく史上最年少の13歳でXゲーム(千葉大会)を制すなど活躍。「宇宙でスケボーをしたい」との壮大な夢を掲げる14歳が、まずは地球制覇への足がかりをつくった。

 また21年東京五輪金メダルの堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)は首位で決勝に進出。上海大会を終えてランキングは全体11位、日本勢5番手と五輪出場圏外だったが、逆転での2大会連続切符への可能性を残し、決勝に挑むことになった。

 一方、女子パーク準決勝では東京五輪金メダルの四十住さくら(第一生命保険)が9位で決勝に進めず。ランキングでは全体3位、日本勢2番手に付けているものの、自力で五輪出場を決められず、命運は23日の決勝の結果に委ねられることになった。

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