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タイガース・前田健太 5回途中3失点で降板 5試合ぶりとなる今季3勝目はおあずけ

スポニチアネックス 2024年6月23日 4時8分

 ◇ア・リーグ タイガース―ホワイトソックス(2024年6月22日 デトロイト)

 タイガースの前田健太投手(36)が22日(日本時間23日)、本拠地デトロイトで行われたホワイトソックス戦に先発したが、4回2/3を投げ8安打3失点で降板した。

 序盤は丁寧な投球で変化球を際どいコースに投げ分け、相手打線をほんろう。2回2死一塁では6番・デヨング、7番・リーをいずれも三球三振に切って落とした。3回先頭のソーサからも三球三振を奪うなど、ベテランらしい投球が光っていた。

 だが4回、先頭・ロベルトに右翼線二塁打されるなどして背負った2死三塁から3連打を浴びて2点の先制を許した。さらに5回には2死一塁から4番・シーツの中前打で一、三塁とされ、ここで降板を命じられた。2番手・ベストがいきなりタイムリーを打たれて、4失点。結局、前田は4回2/3を投げ8安打3失点、5三振で、防御率は6・00となった。

 前回登板した16日(同17日)アストロズ戦では初回、右膝にライナーの打球が直撃しながら続投する闘志を見せたものの、5回4失点で今季3敗目を喫した。5月24日のブルージェイズ戦以来、5試合ぶりとなる今季3勝目を狙ったが、またも不完全燃焼な投球に終わってしまった。

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