◇都市型スポーツパリ五輪予選シリーズ最終戦第3日(2024年6月22日 ハンガリー・ブダペスト)
スケートボード女子ストリートは準決勝が行われ、21年東京五輪金メダルの西矢椛(16=サンリオ)は15位で決勝に進めなかった。この結果、西矢はポイントランキングで日本勢4番手以下に順位が下がることが決まり、2大会連続の五輪出場を逃した。
西矢は予選シリーズの第1フェーズと呼ばれる前半戦は首位で終えたものの、獲得ポイントが格段に上がった第2フェーズ初戦の上海大会(5月)で9位に留まり、総合5位、日本勢3番手に順位を落として最終戦を迎えていた。
16人が進む準決勝には11位で進出していたものの、ラン、ベストトリックともに本領を発揮できず、他の日本勢5人が決勝に進む中で敗退が決まったため、無念の落選となった。
21年東京五輪で日本史上最年少となる13歳330日で金メダルを獲得し、日本と世界に衝撃を与えてから3年。世界一レベルが高い日本女子ストリートの代表争いで、初代五輪金メダリストが屈した。