◇ネーションズリーグ決勝トーナメント決勝 日本―イタリア(2024年6月23日 タイ・バンコク)
バレーボールのネーションズリーグ女子決勝トーナメントは23日にタイ・バンコクで決勝戦が行われ、世界ランク6位の日本は同1位のイタリアと対戦。第1セットを17―25で落とした。
第1セットは岩崎こよみ、古賀紗理那、石川真佑、山田二千華、宮部藍梨、和田 由紀子が先発。リベロは小島満菜美が入った。
日本は古賀、石川が強打を狙うも、相手の粘りのレシーブから3連続得点につなげられ、開始3分で早くもタイムアウトを要求。タイムアウト明けに石川、古賀のスパイクが続けて決まったものの、その後はイタリアの強みのブロックに阻まれ点差を広げられた。イタリアのエース・エゴヌの打点の高いスパイクにも苦しみ、最初のセットを失った。
日本は22日、当時の世界ランク1位・ブラジルと対戦。フルセットの激闘の末にセットカウント3-2(26-24、20-25、25-21、22-25、15-12)で下し、初の決勝進出を果たすとともに大会初メダルも確定させた。
日本の主要国際大会での優勝は1977年W杯が最後。47年ぶりの快挙を目指し、強敵に立ち向かう。