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唐沢寿明 スタントマン当時の衝撃ギャラにスタジオ悲鳴 全身燃えは?死体役は?「生きるか死ぬか」

スポニチアネックス 2024年6月23日 23時16分

 俳優の唐沢寿明(61)が、23日放送のTBS系「日曜日の初耳学SP」(後9・00)に出演し、昭和のスタントマンのギャラ事情を語った。

 世界的アクションスターのブルース・リーにあこがれ、15歳で高校を中退して役者を目指した唐沢。向かったのは、映画製作、配給大手の東映だった。入り口にいた守衛に直談判したところ、その行動力が評価され、東映アクションクラブに入門した。

 しかし、めぐってくる役は、命懸けで演じるスタントばかりだった。「昔は“全身燃え”とかあるじゃないですか?」。全身を炎に包まれて苦しがる演技の配役などが、何と競りで決められていたという。「競りみたいな感じで、上におじさんがいて、言うんですよ。“全身燃え”って。“はいはいはい!”って」。命知らずの希望者が手を上げて、役をゲットしていくという。驚くのは、そのギャラ。「それが当時3万円くらい」と明かすと、スタジオは悲鳴に包まれた。

 インタビュアーの予備校講師・林修氏からは、「車にひかれるっていうのは?」と聴かれた。唐沢は「基本3000円ですかね?歩いているところを後ろから車にひかれるというのがありましたね」と、一歩間違えば大ケガの役どころを明かした。さらに「般若の面かなんかかぶせられて、(馬に)ずっと引きずられるという…3000円です」「仰向けになってカメラの前をぴゅーって死体が流れるみたいな…3000円ですね」と、危険度に見合わなすぎるギャラを次々と公表した。

 アクションスターどころか、「顔も映るか分からないですもん」という役の連続。しかも「当時のアクションクラブの月謝が4000円だったんですよ」と明かし、「生きるか死ぬかですよね」と振り返っていた。

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