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【全米女子プロ】古江彩佳 五輪切符は厳しい状況に…終盤2バーディーの粘りを見せ19位

スポニチアネックス 2024年6月24日 8時32分

 ◇米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権最終日(2024年6月23日 米ワシントン州サハリーCC=6731ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、38位から出た古江彩佳(24=富士通)は2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算2オーバーの19位で終えた。実質残り1枠となったパリ五輪出場を争う山下美夢有(22=加賀電子)が2位に入ったことで、代表入りは厳しい状況となった。

 38位から出た最終日は、粘りのゴルフを展開した。上位勢もスコアを落とす難セッティング下で、15番までパーを並べ続けた。終盤の16番パー4でグリーン奥エッジからパターで約8メートルをねじ込んでスコアを伸ばすと、最終18番パー5ではグリーン手前からの第3打を寄せてバーディー締め。中継局WOWOWのインタビューに応じ、「ずっとボギーをいっぱい叩いていた大会でノーボギーで上がれたのは本当にうれしかったし、アンダーで回って来られて良かったなと思う」と振り返った。

 今季は初の五輪出場を目標に掲げ、ここまで8度のトップ10入りと着実にポイントを重ねてきた。ホールアウト直後には「本当に大事な試合ではあったけど、この試合自体の凄くタフなコース、セッティングもそうだし、本当に良い経験ができたなと。対応できたり、できなかったりというところがまだまだ自分の上げていけるポイントかなと感じた」と語った。

 山下と争っていた五輪切符は結果的に厳しい状況となったが、24歳の強さを見せる終盤の2バーディーでもあった。

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