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橋下徹氏 東京都選挙管理委員会を批判「労力とお金の問題でクリアファイル…選挙運動を害する物凄い問題」

スポニチアネックス 2024年6月24日 9時42分

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が23日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京都知事選(7月7日投開票)についてコメントした。

 任期満了に伴う都知事選には、前回20年の22人を大幅に上回る過去最多の56人が立候補を届け出た。事前に用意した選挙ポスター掲示板は1カ所につき48人の枠しかないため、都選挙管理委員会は49番目以降に届け出た候補者にはアクリル板を支給し、個別に設置してもらうよう要請するなど“異例”の事態となった。

 また、ポスター掲示板に、諸派新人の候補者の男性が、局部を隠した女性のヌードポスターを掲示。警視庁は都の迷惑防止条例違反の疑いで警告し、陣営はその後、ポスターの撤去を開始した。このほか、候補者ではないキックボクサーのぱんちゃん璃奈(30)が“ポスター掲示板ジャック”したり、動物のポスターが掲示されるなどしている。

 橋下氏は、候補者以外のポスターについて「この問題の陰に隠れて、もっと重大な問題がある」と言い、「掲示板が足りなくなったんですよ。東京都の選挙管理委員会、これはまずいんじゃないかと思うんですけれども、クリアファイル(アクリル板)を横に張らせている。あれは立候補する人がきちんと政策を訴える手段としてお粗末です。東京都の選挙管理委員会は本当は追加で掲示板をつくるという判断もできたんですけれども、それはお金と労力がかかるということでクリアファイルにしたんですが、僕はこっちの方が立候補者の選挙運動を害する物凄い問題だと思います」と自身の考えを述べた。

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