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天国か地獄か…バレー男子 五輪組み分けシミュレーションやってみた 27日未明の抽選会は大注目

スポニチアネックス 2024年6月25日 5時1分

 日本バレーボール協会は24日、オンライン会見を開き、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表し、石川祐希(28=ペルージャ)、西田有志(24=大阪ブルテオン)、高橋藍(22=サントリー)らが順当に選出された。26日(日本時間27日未明)の五輪1次リーグ組み合わせ抽選に関わる世界ランキングで、日本は過去最高の2位に浮上。第1ポットに入ることが決まった。スポニチでは抽選の“天国と地獄”をシミュレーションしてみた。

 フィリピンからオンライン会見に出席したブラン監督は「米国に3―0で勝ったことで世界ランク2位に上り詰めた。それがボーナスだ」と話した。過去最高位となり第1ポットに滑り込んだメリットは大きい。

 実際、世界ランク1位でキューバ出身のレオンら強力アタッカーをそろえるポーランドには現在、12連敗中。フランスは東京五輪で金メダルを獲得した強豪で、完全アウェーは必至。まずは難敵を回避できたのは朗報だ。

 抽選で振り分けられる第2ポット以降で、日本にとって最悪の組み合わせはイタリア、ブラジル、ドイツとみられる。イタリア、ブラジルは五輪メダル獲得の実績があり、本番は仕上げてくることは間違いない。ドイツにも今大会では3―2と手こずっている。

 一方で、理想的な組み合わせと言えるのは直接対決4連勝中のスロベニア、石川、高橋藍抜きのブラジル大会で3―1と一蹴したアルゼンチン、そしてエジプトだろう。エジプトには昨秋の五輪予選で不覚を取ったものの実力的には格下。1次リーグ1位通過なら、決勝トーナメント初戦も格下との対戦になる可能性が高い。

 ネーションズリーグの決勝トーナメントは27日に始まる。初戦は1次リーグで敗れたカナダとのリベンジマッチ。ブラン監督は「決勝トーナメントは今後にとって大切。カナダ戦は良い試合になると思う」と気を引き締めた。

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